青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2015年12月21日月曜日

12.20稲生座「Coz We Need Music! vol.2」ありがとうございました!あたたかく奇跡が起きそうな不思議な夜。

昨夜の「Coz We Need Music! vol.2」無事に終了いたしました。

hijk(アシジカ)さんは、モノトーンの手作りの衣装もエキゾチックで可愛らしく、その歌は「イノセント」という言葉を思い出させるものでした。
映画「道」のジェルソミーナをほうふつとさせるようなたたずまいで、単に何も知らないのではなくて、傷ついたり汚れたりした後にでもやはりそこにある「無垢なもの」を感じさせるステージ。
曲は以前よりシンプルに淡々と囁くように、でもその突出した集中力や体重の乗せ方は出会ったころから変わっておらず、彼女ならではの緊張感のある優しい「愛」を届けてくれました。

白地のストライプのロングワンピースがよく似合っていたhijk。
満席で撮影が遠くなっちゃいました。

共演の方に良い意味で影響を受ける、その場で気付きがあるというのはすごくうれしいもので、昨日はわたしも、自分という存在を感じながら歌に乗せていくようなステージが出来たように思います。

hijkさんの歌を聴いた後で歌う自分の歌はなんと生々しいのだろう。
ゲストのエミちゃんのピアノも深く冴えわたって、艶やかでゾクゾクしながら歌っていました。

通常ブッキングではなくて、せっかくの自主企画、アンコールで共演、というのがセオリーなんですが、何しろ不器用な歌うたい二人、無理せず仕込みもしていませんでした。
でも、アンコールをいただいて、その旨をステージ上でお伝えしたら、hijkさんが「わたし、あれを鳴らしたい」と、ドラムセットの上につけられたツリーチャイムを指さして、ステージに再登場してくれました。
私の曲「エスペランサ」で、小さく小さく手でドラムセットを叩くhijk。優しく包み込むような心臓の鼓動のようなビート。
「ビート」って本当に不思議。息をしたり、心臓が動いていたり、その人その人の身体の無意識のところの固有のものに逆らわない、大事にする、そんなビートに敏感でありたい。

思いがけず、とてもあたたかな演奏が出来たように思います。ありがとう、hijk。

hijkさんのファンの方は女性が多く、普段の私のライブより客席も華やいだ優しいムードに包まれて、濃厚だけれど、愛のあるあたたかな夜になりました。クリスマス前のちっちゃな奇跡が起きそうな夜。
これもひとえに、ご来場の皆様、稲生座、hijk、みなさまのおかげです。
心より御礼申し上げます。ありがとうございました!

今年の一月からスタートしたba.小林洋との「青木マリduo+」は年内最終ライブでした。いろいろと成長できた一年間になったと思います。
みなさま大変お世話になり、ありがとうございました。


次回の青木マリLIVEは12・27sun国立地球屋にて!
青木マリsolo、THE PANTZ、LED。
イカシタねーさん達との共演です、よろしくです!

2015年12月10日木曜日

12/8「トラ・トラ・トラ」ありがとうございました。

12/8のAPIA40での「トラ・トラ・トラ」ありがとうございました。
真珠湾攻撃、ジョン・レノン暗殺、そして実は佐渡山豊さんのお誕生日でもあるこの日、とても素晴らしいイベントに出演させていただいたことに感謝しています。皆様ありがとうございました。

恐縮ながら、最近の所感をつづった新曲「見えているのに」もお披露目させていただきました。

にしても、佐渡山豊さん、遠藤ミチロウさん、石塚俊明さん、改めて本当にすごい表現者だと実感しました。
先日拝見した加奈崎芳太郎さんもそうですが、「有名だよね、名前は知ってる」「音源は聴いたことある」という皆様、一度でいいのでそういった大ベテランで現役で活動されてる方々のライブを生で直に体験していただきたいと切に思います。

佐渡山さんのスタッフの方が「命削ってる音」とおっしゃっていましたが、本当にそう思います。そしてその音は、現場の空気の中でしか感じられないものではないでしょうか。
普段は眠っている、眠らされている感覚を呼び起こす体験、お金を払ってライブハウスで音楽を聴くとはそういうことではないかと思っています。
また、そういう演者でありたい、そうでなければならない、と誓いを新たにした一夜でありました。

最後にもう一度、ご来場のお客様、スタッフの皆様、出演されたミュージシャンの方々、素晴らしい体験、学びの機会を本当にありがとうございました。



2015年12月6日日曜日

なつかしくて、大好きなhijk(a.k.a.牲捜)と2マンします! @稲生座

私の大好きなミュージシャンにゆっくり演奏してもらって二組で一つの夜を作り上げたい、そんな思いの私の企画LIVE第二弾のお知らせです!

[Coz We Need Music! vol.2 ]ゲストはhijk(アシジカa.k.a.牲捜)。

かれこれ20年ほど前、私が一人で歌い始めてすぐに当時は渋谷にあったAPIAというライブハウスのレーベルから1stCDをだしていただきました。火取ゆき、牲捜、青木マリ、という女性シンガー三人同時発売で、個性の強い、ちょっと強烈な三人娘、といった感じでありました。

それ以来のずっと、三人、特別に親しい「お友達」ではないけれど、認め合って気にし合ってきた様に思っています。とくに牲捜は年も近く、良い意味でライバル、いやちょっと違う、ほんとの仲間、という気がして、普段会う訳でも連絡するでもないけれど、ずっと気にかけてきた女の子なのです。

しかしAPIA関係のイベントなどで共演することはありましたが、2マンは今回初!

20年前の「まるで産声」のような歌を歌っていた牲捜は今はhijk(アシジカ)と名前を変えて、3年くらい前に聴いた時は、赤ん坊をあやすような、慈愛にあふれた歌をうたっていました。

私たちの「今」を聴いて、それぞれの「愛」を感じ取っていただけたら、と思います。


★12月20日(日) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

[Coz We Need Music! vol.2] 
出演/青木マリduo+(vo.g.青木マリ、bass.小林洋、guest:pf.柴田エミ、)
   /hijk(アシジカ:a.k.a.牲捜)


Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480


hijk プロフィール

ギターと歌の弾き語り/牲捜(セソ)、ROCKバンド/VERY BERRY、ガールズ3ピースバンド/サイボーグ、monster、ジュエルビートルインサイパン、ハチトカジュエン、様々なジャンルをへていらない自分を脱ぎすてて2011年 いまだ未開だった方の私自身が始まった。
まだ知らない感動があるのを信じて。息をすうように、はくように。私は音楽のメッセージと同化してただただ展開するんだ/
hijk(アシジカ)愛しかの意


フライヤーの写真撮影、スタイリングはhijk。彼女はつくづくト-タルな表現者だと思う。




2015年12月1日火曜日

2015・12月、2016.1月のライブスケジュール

★12月5日(土)前橋Cool Fool  http://sound.jp/coolfool/pc/index.html

20:00/20:30 ¥500+投げ銭/Drink別
前橋市千代田町5-2-10 SATOビル2F 027-237-1655
出演/青木マリduo+(guest:萩原信義g.柴田エミpf.)、yO’ceans、さよならカンパニー

久しぶりのプチ・ツアーです。のぶさん、エミちゃんの稲生座セットでドーンとお邪魔します。
魔窟とも噂されるCool Fool、初出演です。お近くの皆様ぜひ!


★12月8日(火) 目黒 学芸大学 APIA40 http://apia-net.com/index.html

『トラ・トラ・トラ 2015〜空蝉の世にぞ吼える三匹の虎〜』

open 18:30 start 19:00   
前3000yen/当3500yen(共に+1drink) 【予約】APIA40 TEL:03-3715-4010 
東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1  03-3715-4010
出演/佐渡山豊with国吉亮、遠藤ミチロウ(ex.THE STALIN)、石塚俊明(dr.頭脳警察)、石井正夫(ba.頭脳警察)、青木マリduo+

ゴチャゴチャ解説はいらないですね。心して臨みます。



★12月11日(金) 新宿ソウルキッチン http://soulkitchen.sadist.jp/

open 19:00   start 19:30 2000yen +2order
出演/青木マリduo+、HURDY GURDY、栗原優、じゅんじゅん

稲生座でお世話になりましたHURDY GURDYさん、ウッドベースをソウルキッチンで演奏するそうです。入りきるのかが気になります(笑)

★12月20日(日) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

[Coz We Need Music vol.2]

Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、hijk(アシジカ:a.k.a.牲捜)


青木マリ企画。
私の1stCDは3人の女性シンガーと同時発売でした。(アピア・ペルメージレコード、`96年)
そのうちの一人、SESOちゃんと、20年の時を超えて初2マン。
良き意味で「ライバル」、特別に親しいわけではないけれど、ずっと仲間。
ワンアンドオンリーの歌い手さんの「今」を感じ取ってほしいと思います。



★12月27日(日) 国立地球屋 http://chikyuya.info/contents/pickup

open 19:00 start 20:00 charge ¥1000yen+1drin
東京都国立市東1-16-13 B1 042-572-5851
出演/LED、THE PANTZ、青木マリsolo

女性ヴォーカルの宴ですね。LEDもTHE PANTZも、めっちゃカッコイイ!!一年の締めくくりにどうぞ!青木マリはsoloの予定、飛び入りゲストもあるかもね☆

★2016.1月9日(土) 阿佐谷イエローヴィジョン http://www.yellowvision.jp/

東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2-B1 03-6794-8814
出演/青木マリduo+<vo.g.青木マリ、bass.小林洋、guest:ds.大沼志朗>

ついに企画ものから定番化!大沼さんとのsessionは続きます。絶対にだれることない緊張感あふれる至福のライブをぜひ!



★1月30日(土) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、The トランジスタ・ラジオ(from飯田)

飯田ではずいぶんお世話になりましたトランジスタラジオさん。私のパンク的過去ナンバーをカバーしてくださってます(本人認定!)
大人の本物のパンクスの底力を今回もきっと見せつけてくれるでしょう!私も楽しみです。

2015年11月17日火曜日

11・14稲生座、ありがとうございました。パリと音楽と人類のこれからについて。

11月14日は、青木マリduo+(g.萩原信義、pf.柴田エミ)稲生座でのライブでした。ベースの小林さんの自身のバンドメンバーであるイツロウ1*2_6くんを初めて稲生座に紹介しようとブッキングをしたのでした。

ところが、ご存知の通りパリでの同時多発テロが勃発し、朝からショックを受けた日でもありました。痛ましい出来事が同じ地球の上で起きて、気持ちまで濡れるような冷たい雨降りで、ライブを楽しむ気分になれない夜だったかと思います。
そんな中で、数は少なかったですが、お時間を割いてご来場くださった方々に心より感謝を申し上げます。
本番前は気分も落ち込んでしまいそうでしたが、共演のイツロウくんの独立独歩の真摯な姿勢に大いに刺激され、音楽に真剣に対面するライブが出来たように感じました。(イツロウくん、やはり天才的。音楽にはトコトン正直な稲生座のエミちゃんも、ずっとこういう人に出会いたかった!という絶賛ぶりでした)


それにしても、こんな時、音楽に一体何ができるんでしょうか。
常に世界のどこかで聞きたくもない悲しいことが行われる世の中で、
常に自問自答しています。

気が塞ぐとき、歌うことで救われることもあります。
また救われていく自分に共鳴してもらうこともできるのではないだろうか。

生きる喜びを伝えたり、悲しみを分かち合ってやわらげたりする力が、音楽、特に生の音にはあると思うのです。
だから、歌い続けているんだと思っています。リズムを刻んで、声を出しているんだと思います。
また、音楽がそういうものであることを伝えられる歌い手でありたいと思うし、そういう人間の営みの自由さを失くしたくないと思っています。


今、私たちは、一人一人が自分と世界とをそれぞれ同じまなざしで目をそらさず見つめる事が必要なのではないでしょうか。
なぜこんなことが続くのか、どうすれば止められるのか、何が間違っているのかを、相手の中だけでなく、自分の中も同じように探ってみる。
世界の縮図は、個人の中にあり、個人のこころの世界が人間の世界のかたちをつくってる、そんな風に思っています。自分がどうありたいのか、だから世界がどうあってほしいのか。その為にまず自分はどうあるべきなのか。
自分の事としてシンプルに考えて行きたいのです。

相手を攻撃することはわかりやすく簡単な方法ですが、その方法では何も変わらない、解決できないことはもうわかっています。延々と悲劇が繰り返されるだけです。

だけど、勇ましいプロパガンダに踊らされるような人は、本当はもう、あまりいないのではないでしょうか。とも思う。
もうそろそろ、人類は次の段階に進んでいこうではありませんか、と心底思います。殺したり殺されたり、怯えて暮らすのはまっぴらです。
愛して愛されて、笑って生きて、死んでいきたい。
きっと、みんな同じだと思う。

事件で命を落とされた方々のご冥福をお祈りすると共に、その背景にあるたくさんの憎しみ悲しみに思いを寄せていのります。

世界が平和になりますように。


次回のライブは11/25(水)吉祥寺マンダラ2、THE北澤コイチーズ、石井明夫バンドオブバクシー、青木マリduo+、皆様のご来場、おまちしています!



2015年11月10日火曜日

江古田倶楽部ライブ中止のお知らせです。

予定されていました11/21の江古田倶楽部のライブは、マスターのご病気により、中止となりました。楽しみにされていた皆様ごめんなさい。
マスターの快癒をお祈り申し上げます。

2015年11月3日火曜日

2015.11月、12月のライブスケジュールです(11月分は解説付き!)

★11月5日(木)下北沢BREATH http://breath335.com/http://breath335.com/
BREATHライブイベント「Free as a bird!」

Open 18:00 Start 18:30   Charge ¥2000 + Drink

Live ACT
Sofi  18:30-19:10
青木マリduo  19:20-20:00
ほかまみか 20:10-20:50
森乃真琴21:00-21:40
大和姫呂未+ 21:50- 22:30


※お店の方より出演依頼をいただきました。初出演です。というか、下北沢でライブをやるのも十数年ぶり、アウェー感いっぱいです。応援よろしくお願いします!

★11月10日(火)中野坂上ライブバー aja http://t.co/ulNblDFgFThttp://t.co/ulNblDFgFT
スエキチ企画 『2015.TOKYOBLACK-LIGHTBOXING.Vol.1. ☆SuekichiGuy生誕50周年記念☆前夜祭PARTY』

open 17:00  start 18:00 Ticket ¥2000+drink.\500

出演:オグラ、SADAザ モンゴロイドスポット、青木マリ、ヤングマインドソウル、尾引浩志、SuekichiGUY、立岩潤三、シャーミン、ミムラヘンドリックス、ボンババ小屋、ヤッシー、Hana Ba Zookaと10goo


※こちらも十数年前、よくイベントなどでお世話になったスエキチくんのバースデー企画です。スエキチくんが東京でライブをやるのは久し振りなのかな。懐かしいメンツが集まります。私は弾き語りsoloで、ちょこっとおじゃまします!

★11月14日(土)高円寺稲生座  http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/青木マリduo+、イツロウ1×2_6


※こばさんのSECRET COLORSのメンバーでもあるイツロウくん。異才天才タイプのソングライターさんです。稲生座初登場、驚きに来てね!


★11月21日(土)江古田倶楽部  http://www.ekodaclub.com/
open 20:00  start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005
青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)


※江古田の老舗ブルースbarでの投げ銭ワンマンです。木のぬくもりと響きが心地よく、いつも楽しませていただいてます。お客様とのおしゃべりも交えながら、のんびりたっぷり歌います。

江古田倶楽部マスターご病気のため、この日のライブは
中止となりました。楽しみにしていた皆さんごめんなさい。
マスターの快癒をお祈り申し上げます。(11/10)

★11月25日(水)吉祥寺MANDA-LA2  http://www.mandala.gr.jp/
open 18:30  start 19:30  2200yen+drink
東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目8−6 第18通南ビル B1F 電話:0422-42-1579

出演/ザ北澤コイチーズ、石井明夫バンドオブバクシー、青木マリduo+


※北澤親分からのお誘いです。マンダラ2は、やはり十数年ぶり、以前大変お世話になっていたハコです。子どもがうまれてからずっとご無沙汰してしまっていましたが遂に歌いに行けます。対バン充実、ご期待くださいね!


★11月29日(日)大久保 音楽と珈琲 ひかりのうま  http://hikarinouma.blogspot.jp/
open 19:00   start 19:30 2000yen +order
東京都新宿区百人町1-23-17-B1(旧キューピット)
JR大久保南口より徒歩30秒南口改札出て右 駅を出て右すぐ!(目印はキューピットの文字看板です)

出演/桑名六道(じゃじゃ岩城)+宇賀秀樹(マンドリンfromザ・スカラベリーズ)、ロバートdeピーコ、青木マリduo+[青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.):g.萩原信義」


※ソウルブラザー、じゃじゃくんこと桑名六道さん企画。のぶさんご指名です。


★12月5日(土)前橋Cool Fool  http://sound.jp/coolfool/pc/
20:00/20:30 ¥500+投げ銭/Drink別
前橋市千代田町5-2-10 SATOビル2F 027-237-1655
出演/青木マリduo+、yO’ceans、さよならカンパニー

★12月8日(火) 目黒 学芸大学 APIA40 http://apia-net.com/index.html
『トラ・トラ・トラ 2015〜空蝉の世にぞ吼える三匹の虎〜』
open 18:30 start 19:00   
前3000yen/当3500yen(共に+1drink) 【予約】APIA40 TEL:03-3715-4010 
東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1  03-3715-4010
出演/佐渡山豊with国吉亮、遠藤ミチロウ(ex.THE STALIN)、石塚俊明(dr.頭脳警察)、石井正夫(ba.頭脳警察)、青木マリduo+

★12月11日(金) 新宿ソウルキッチン http://soulkitchen.sadist.jp/
open 19:00   start 19:30 2000yen +2order
出演/青木マリduo+、HURDY GURDY、栗原優、じゅんじゅん

★12月20日(日) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、hijk(アシジカ:a.k.a.牲捜)

★12月27日(日) 国立地球屋 http://chikyuya.info/live/
詳細未定
東京都国立市東1-16-13 B1 042-572-5851
出演/LED、THE PANTZ、青木マリsolo

2015年10月29日木曜日

初!釣りに行きました。しかも釣り船!

先週の土曜日、町内会のレジャーで、金沢八景の釣り船に乗ってきました。
生まれて初めての釣りでした。
「釣り」そのものもやったことが無いシロウトだというのにいきなりの海の船釣り、しかも子供&ば~さん連れというちょっと無謀気味のチャレンジでした。

しかし参加者十数名の内半数は80がらみのじ~さんズで、結構なドタバタチームっぷりで、船長さんをあきれ悩ませる町内会ズでありました。

はて、船といえば、なんといっても心配なのがお天気。こちらは大変に恵まれ、船のスタッフさんいわく「ほとんど湖、年に数日しかないくらいの凪」というほどの穏やかさ。でもやっぱり揺れる。

そして船といえば次いで心配なのが「乗り物酔い」。私は結構苦手な方なので子供用の酔い止めを一緒に飲んでおきました。

乗り物に酔いやすい息子はそれほどの凪でもグロッキー。ダンナもちょっとキツかったみたい。

意外なことに私、娘、ば~さんの女三人はまるで船酔いせず、初めての釣りを満喫することができました。

自然と揺れに体を任せながら、頭の角度が変わらないように自分の腰や背中を使っていることに途中で気が付いて、もしかして頭を揺らさずにいるのが酔わない秘訣かも!と思いました。
最初の獲物、イシモチさん。25cmくらい。
最近は歌うときに自分の体をしっかり意識するよう心がけているので、若いころには無かった身体能力がついてきている!
な~んてひとり満足してみたり。うふふ。
(単に酔い止めが効いただけという説も…)

ともかくシロウトで、道具も一式お借りして、餌も仕掛けも用意していただいて、リールの巻方も教わって、おっかなびっくり釣り始めました。生餌のイソメが気持ち悪いけど、釣り人モードで克服です。
竿を持つ手に、30m下の海の様子が伝わってくるのがすごく楽しい。こどもの面倒をみながらも集中のひととき。

「シロウトだし、どーせ大して釣れないよ」と、期待もしていなかったんですが、これが意外なことにどんどん釣れてビックリ!
アジやイシモチがたくさん釣れました!
最初に釣れたのはイシモチ、白くてほんのりピンクでキラキラしてて、綺麗だわ~。

なーんて感動しているのは最初だけ、「食い物獲ったる!」狩猟モードでせっせと作業にいそしみます。

隣に座ってる娘はまだ自分ひとりではうまく出来ないし少し危ないので、スタッフのおじさんがサポートしてくれて(多分それが、棚の高さを正確にして)娘が一番の大漁。釣り頭の称号にご満悦です。


こんなに釣れました!

船の上で早ばやとダウンしていた息子もやがて復活して、釣りこそはできなかったけど、海風や景色を楽しんでいました。とっても気持ちいいね。





4時起きで出かけて、朝の7時半から午後2時まで船の上でひたすら釣り続けていたので、流石にぐったり疲れました~。



船宿で天ぷらをいただいてお疲れさま、現地解散で電車でおうちに帰ります。ひ~。




船宿で天ぷら、お疲れさま



夕方、家について、お友達やご近所に早速おすそ分け。こればっかりは新鮮なうちに持ってかないと、意味がない。何軒か配って、も~限界、私もば~さんも疲れて気絶状態で居眠りしている間に、ダンナが内臓と頭を落として下処理してくれて助かりました。たくさんあって大変だったようです。
ありがとう~ダンナ。



わたしが気絶してる間にダンナが子供たちに塩焼きで食べさせてくれて、好き嫌いの多い娘がペロッとイシモチを平らげたようで、流石に新鮮なのは美味しいんだね。子どもの舌は正直です。
私も、もうくたびれて食欲もなかったんだけど、せっかくなのでアジをお刺身でいただきました。

その、美味しかったことといったら!

新鮮!というのはもちろんですが、自分で獲ってきたばかりの獲物の命のお味、なのかなあ。
疲れ果てていた体にカツーンと響くような、一気に目が覚めるような「脳に効く」感覚。

ちょっとした驚きとともに、ありがたく頂戴いたしました。

(翌日はそこまでは感じなかったので、細胞がまだ生きてる、命の味だったのかもしれない)


にしても。

日本は、本来、ホントに海の幸、山の幸の豊かなところなんだと実感しました。
食べられるんだよ。こんなに美味しいものが。

海やら土やら汚しちゃだめなんだよ。目先の何かと引き換えにするのは愚かだと思うわ。


人間には魚は作れませーん!



というわけで、海を大事にして、いつかまた釣りに行きたいと思う、私なのでした。
町内会で企画してくださったEさん、ありがとうございました。懲りずにまた来年もぜひ!




青木マリduo+、次回のライブは11月5日(木)下北沢BREATH
初めてのお店です。応援してください!よろしくおねがいします☆





















2015年10月5日月曜日

2015・10月、11月のライブスケジュールです

★10月11日(日)高円寺稲生座  http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/青木マリduo+[青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)guest:g.萩原信義」
    mogura

★10月17日(土)中野坂上 ライブバー aja http://t.co/ulNblDFgFT
【オーイェイズ?祭り 祭れば1】中野坂上のスーパースターオーイェイズ?が久々の凱旋!
 open 18:30   start 19:00 1500yen +order
出演/古田朝映 、藤井美陽(SUNAGIRL)、青木マリduo+、オーイェイズ?

★10月22日(木)江古田倶楽部  http://www.ekodaclub.com/
open 20:00   start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)]

★11月5日(木)下北沢BREATH http://breath335.com/
詳細未定

★11月10日(火)中野坂上ライブバー aja http://t.co/ulNblDFgFT
スエキチ企画 『2015.TOKYOBLACK-LIGHTBOXING.Vol.1. ☆SuekichiGuy生誕50周年記念☆前夜祭PARTY』
open 17:00  start 18:00 Ticket ¥2000+drink.\500

出演:オグラ、SADAザ モンゴロイドスポット、青木マリ、ヤングマインドソウル、尾引浩志、SuekichiGUY、立岩潤三、シャーミン、ミムラヘンドリックス、ボンババ小屋、ヤッシー、Hana Ba Zookaと10goo

★11月14日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、イツロウ1×2_6

★11月21日(土)江古田倶楽部  http://www.ekodaclub.com/
open 20:00  start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005  

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)

★11月25日(水)吉祥寺MANDA-LA2  http://www.mandala.gr.jp/man2.html
詳細未定
東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目8−6 第18通南ビル B1F 電話:0422-42-1579

出演/ザ北澤コイチーズ、石井明夫バンドオブバクシー、青木マリduo+

★11月29日(日)大久保 音楽と珈琲 ひかりのうま http://hikarinouma.blogspot.jp/
open 19:00   start 19:30 2000yen +order
東京都新宿区百人町1-23-17-B1(旧キューピット)
JR大久保南口より徒歩30秒南口改札出て右 駅を出て右すぐ!(目印はキューピットの文字看板です)

出演/桑名六道(じゃじゃ岩城)+宇賀秀樹(マンドリンfromザ・スカラベリーズ)、ロバートdeピーコ、青木マリduo+[青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)guest:g.萩原信義」

柔術護身術と憲法カフェ

先週土曜日は、たまたま日程がかさなって、二つの講座に参加しました。

午前中は、小3の娘の小学校のPTA主催の家庭講座で、「親子deみんなde学ぼう!護身術」。
午後は、たまたまSNSで見つけた「憲法カフェ」。こちらは小6の長男と参加。

まず護身術、「トライフォース柔術アカデミー」のとても強そうな講師の先生が最初に教えてくれたことは、

「暗いところに行かない」「狭いところに行かない」「人のいないところに行かない」
「大きな声で助けをもとめる」「すぐ逃げる」

ということ。危険には近寄らないのが最大の護身術だと。そして、今日習っただけでは、実際には役にたちません、ただ、経験として知っておく事が大切だ、と。

なるほど、納得です。

そして、すごく頷けたのは、それでもトラブルに巻き込まれたときは、弱そうにして、相手を挑発しない、隙を見て逃げること。相手を怒らせてしまう事がより危険になる、と。

心身ともに鍛えられているのが一目でわかるような先生、第三者としてトラブルに出くわしてしまったときは、攻撃している方の後からおだやかに「大丈夫ですか」と声をかけながら近寄り、当事者同士をさささっ、と引き離してしまうのだそうです。

なるほどな~。と。

戦いを知っている人ほど、平和的な解決をしっているんだなあ。

「本当の一番の防御は相手と友達になっちゃうことなんですけどね!」

だそうです。

その後、いくつかのパターンで襲われたときの逃げ方、身体の使い方を実践しました。
自分の身体にイメージを持っておくのは、なるほど大事ですね。先生いわく、今の子供たちは実際にケンカをしないし、ゲームで戦ったりしているので、襲われたときにパンチとか繰り出せる、と思ってしまってるところがあるんですよね~。と。実際に動いてみるとそう簡単には行かないぞ、と。

講師の先生に体験として腕をつかまれ、その大きさ強さも実感。
普段はやらない体の使い方を意識して学ぶことができ、ためになる講座でした。



さて、護身術で汗をかいたあとは、午後からは「明日の自由を守る若手弁護士の会」の弁護士さんを講師に迎えての「憲法カフェ」。

FBでたまたま、家の目の前のスペースで開催することを知って、政治に関心の高い息子と、ママ友を一人誘って参加しました。


人権を守る若手の弁護士、種田和敏先生が、「立憲主義」や、「集団的自衛権」についてわかりやすく教えてくださいました。
最初の自己紹介で、自衛隊が子供たちに接近している問題について、声を上げる活動をしているとのこと、知らないこともあり、驚きました。

種田先生の著書を息子が購入。
扉絵のイラストが良い感じ。

講座の内容としては、「憲法とは、王様を縛るための法」、という、本当に基礎的でかみ砕いた内容で、わかりやすく親しみやすくてよいと思いました。
集団的自衛権の行使が、現代における戦争そのものであるというお話もしていただきました。ただ、参加してる人はある程度知識を持っているのかな、と。私も大体知っている内容だったので、私にとっては講義の後の質問、雑談タイムが有意義だったように思います。

「そんなの興味がない」もしくは、「安保法制、必要でしょ?」という人にぜひ参加してもらいたい。
意見を聞きあう場になればいいなあ、と思いましたが、興味のないことに人はお金も時間も割かないものですよね。
いかに「自分自身に関係ある、知る事でメリットがある、」と思ってもらうかが肝心なのかな。
ホントは、「知らないと取返しつかないことになる!」だと思いますけどね!

情報があふれているからこそ、興味のあるなしで世界観がはっきり分かれてしまうのは残念なこと。
権力の側が憲法をないがしろにする、これがどれほど危険なことなのか。
お箸をつかうのと同じくらいにみんなが共通の基礎知識、教養として日本国憲法について知ってないと本来はおかしいんじゃないのかなあ。(って、弁護士さんも、教育をつかさどってるのが政府サイドなので、そこは自分たちでやるしかない、とおっしゃっていました…)
改憲についても動きがささやかれつつありますが、知らないものについては何をどう変えるのか、良くなるのか悪くなるのか、さえも判断できないまま、自分たちは置いてきぼり、そんなの嫌じゃない?

ついでに歴史認識とかも、きちんと精査されたこれが世界的ベーシックです、ってものを読み書き計算と同じように身に着けておくことが大事なんじゃないのかなあ。
わたしだって、学校では一通り習ってきたはずなのに、ほとんど心に残ってなかった。そんなに重要だって認識を持たずに通り過ぎてた。お箸の使い方とかはさんざん言われてきたのに。
もっともっと大事なことなんだ、と口を酸っぱくしてでも言うべきことのはず。

ベーシックがないと話し合いのテーブルにもつけない。よくわからないから、自分の意見は言わない、になっちゃう。そして、わかりやすい安易な解決法にながされやすくなる。
弁護士さんと話し合うことで、考えの基礎が少し強くなったように思う。

息子が小学生ながらやたらと憲法などに詳しいので、弁護士さんおどろかれていました。なぜ?と聞かれると、「震災があって、原発事故があって、そこからいろいろ調べ始めた。」と答えていました。そう、そもそも私がこういう問題に興味を持てるようになったのも、息子が盛んに話題にするので息子に話を合わせるために自分も本を読んでみた、からだったんですよ。この件についてはまた改めて書いてみようかな。
うちの子はやや頭でっかちだけど、少なくとも今の若い世代の人は、思春期ごろにあの「震災」を経験している。バブル期に多感な時代を過ごした私たちとは危機に対する感覚が違うのかもしれない。ぼんやりした私たち大人こそ、ちゃんと勉強しなおさないと。


と、まあ、。そんなこんなで、午前午後とまったく別のアプローチから、真の平和についてを考える一日となったのでありました。身体も脳も、勉強した~~。

最後まで読んでくれてありがとう。



青木マリduo+、次回のライブは10/11(日)高円寺稲生座、ゲスト萩原信義、共演はmogura、
お楽しみに!


2015年10月1日木曜日

9月も終わりました。ほんといろいろ厳しい一か月でした。

10月になりました。日差しがあっても空気がさわやかになってきましたね。

先月もライブをたくさんやらせていただいて、充実していたと思います。

9/6稲生座では私たちduo+と、大阪の旧友sax川崎知くんやDEEPCOUNTなどメンバーでもあるアリさん福島さんとの初セッション、ギターののぶさん、ピアノのエミちゃんも加わった大所帯バンドのような一瞬も。

9/18イエローヴィジョン。
打ち合わせしたわけでもないのに衣装が赤。
撮影・和田P
そして9/18にはイエローヴィジョンにて、duo+フリージャズドラマーの大沼志朗さんのセッション#2。自主企画でワンマンライブでもあり、普段より一層気合の入るライブでした。
大沼さんの鋭い煽り、転がり落ちながら昇っていくようなハイテンションのライブが出来ました。このセット、大いに充実、次回は2015、1/9(土)同じくイエローヴィジョンで決定です。



9/23には東中野ポップロックフェスティバル。三日間のイベントの最終日、たくさんの実力あるバンドさんの中で出演させていただき、新しいご縁もできました。

9/26新宿ストレングス、はじめましてのつるかめ兄弟さん、おなじみのカブトさん、ピンチヒッターで店主のタケさん。つるかめ兄弟は見た目、演奏、いろいろ予想を裏切るバンドで驚きましたが、そのメンバーというか、リーダーというかよくわからないMIDさんという方が、あんまりにも引き出しの多すぎる面白い方で、キョーレツな夜でした。

歌、演奏、ともに少しづつ確実に、自分の目指すところに向かえているのかな、という手ごたえは感じています。しかしまだまだ頑張り切れてない、もっともっといいものを目指せるなあとも思っています。
お世話になった皆様にはこころよりの感謝を、そして、音楽でもっとお返しできるようがんばりたいです。


それにしても。

この秋までかかった長い長い国会審議。
どうしても気になって安保法制の国会中継をTVやネットでかなり見ていました。
ほんとはもっとトレーニングとかに時間を使うべきなんだけど、今起きてる事を理解しなくては、という気持ちになって、、。

はっきり言ってかなり精神的に具合悪くなりました。

「見たくない現実」そのものがそこにありました。

自分たちの都合、それ以外には一切興味のない、責任を感じているのかもわからない権力者の姿はSFか悪夢のように感じられました。

政治家の声も、ひとに訴える、という面では歌に少し近いのか。
こころからの声なのか、伝えたいもの、願いは何なのか、全身全霊で表にだせるのか。

政治家個々人の持っているものも、中継なら見えてくるものもあり、
実際にやり取りをきくのと、後からニュースで審議の内容を追うのとはまるで印象が違うことも実感しました。

「考え方の違い」の断絶に打ちのめされることもありました。話せばわかる、とよく言いますが、その、そもそもの「話す」が崩壊する感覚。

やむにやまれずデモにもたまに参加しました。私はコールとか一斉にいうのは好きじゃないので、ほとんど黙ってそこに突っ立ってるだけです。抗議する気持ちを可視化したいだけ。時間もお金もかかるし、雨が降って疲れましたが仕方ありません。

気合の入った大沼さんとのライブのあたりが国会の山場だったので、とてもきつかったです。

大雨の災害もあったんだからそっちを優先すればいいのに!なにを急いでるの?
17日の採決は強行とさえ言えない、無効採決でしょう!

だけどそれがまかりとおりそうになっている。私たちはもっと政治に注目していなければならなかった。若いころは政治には無頓着であったこと、大いに反省しています。
面白くなくても、生活に直接かかわっている大事なこと。
生活とは、生き死にに関わるすべてのこと。人任せにしていてはだめですね。
でもはじめは興味持てなくても、しばらく我慢して追ってるとだんだんわかってきて面白味もでてくるみたい。知れば身近になってくる。

とにかく、まずは知ること、少しづつでもいいので理解の枠をひろげること。
判断の基準をまちがえないこと。
そして誰かに伝えること。


何年かのちに後悔しないように、いつも自分の事として。


私たちの世界がどうかおだやかでありますように。


青木マリduo+、次回のライブは10/11(日)高円寺稲生座、ゲスト萩原信義、共演はmogura、
お楽しみに!



2015年8月31日月曜日

2015.9月10月のスケジュールです

★9月6日(日)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/青木マリduo+のぶG<青木マリ(vo,eg)、小林洋(b.)+萩原信義(g.)>、川崎知(ts.大阪)Trio

大阪から

★9月18日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン http://www.yellowvision.jp/
青木マリduo+presents[A Gift From Somebody vol.2]
 open 19:30 start 20:00 前売り2000yen/当日2500yen+order (前売りFBメッセで受付ok)

出演/青木マリduo+大沼志朗(ds.)ワンマン

青木マリduo+自主企画
FREE JAZZドラマーの大沼志朗さんとのSession Live!#2
スリリングな夜になることまちがいなし!



★9月23日(水・祝)東中野music shed YES http://www.shedyes.com/
「ヒガシナカノ・ロック&ポップフェスティバル 3DAYS @music shed YES」
< 9/21(月)、22(火)、23(水)>
open 14:30 start 15:00  2000yen+ドリンク
青木マリduo+は20:00頃


★9月26日(土)Live bar新宿ストレングス
PremiumLive vol.35
open 19:00  start 19:30  1000yen+order  フードのみ持ち込み自由
東京都新宿区歌舞伎町2-45-4与三郎ビル新館B1F

出演/カミモトイノキ /青木マリduo+ /カブト /つるかめ兄弟

★10月11日(日)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480


出演/青木マリduo+/mogura

★10月22日(木)江古田倶楽部 http://www.ekodaclub.com/open
open 20:00  start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)]



2015年8月28日金曜日

カニ坂ロックフェスティバルポスター、タイムテーブルです


8/29は福生カニ坂ロックフェスティバルにduoで出演します。
ポスターがきれいだなあ。





そしてタイムテーブルです。





よろしくお願いします!

くわしくはこちら http://www.milmil.cc/user/Kanizaka/


2015年8月27日木曜日

8月もおわりですね。いろいろありがとうございました。

8月は子供たちの夏休みということもあり、あまりライブは入れず、ごはんつくったり出かけたり、宿題手伝ったり。

1日の江古田倶楽部から21日のAPIA40まではライブはお休みしました。
両日ともduo+ゲストに萩原信義G。

江古田倶楽部はお店の包容力でリラックスしてライブができるのがうれしい。ワンマンでやらせていただいているので、二時間超えであの歌この歌、たくさん歌えてうれしい。

のぶさんとのアンサンブルがこなれてきて、APIA40ではのぶさんノリノリで、音は渋いのに心弾けた楽しいライブができました。こばさんの縁の下の力持ちっぷりも心得た感じです。
対バンの皆さん、お客様に恵まれて、力をたくさんいただきました。
APIAは非常に音がクリアで、演奏者にとっても自分の音もくっきりと返ってくるので、誤魔化しがきかず、ある意味j分との戦いの場であったりもします。
が、こちらの調子が整っていれば、ストレスなく演奏に集中でき、この上なく楽しくなれる素晴らしい場であったりもするのです。
すべては自分の力量次第。
碑文谷に移転されてからもう何年もたち、私も産休育休から復帰して、ポツポツとお世話になっていますが、最近やっと、「このステージに立てる自分」になってきたような気がします。

まだまだ、これからです。

そして、翌日22日は四谷荒木町スナック番狂せにて8月いっぱい開催している冨成鉄写真展「もっとも汚いところにキス」のイベントとして、弾き語りのミニライブをさせていただきました。
久しぶりのSOLO、生声生ギターでのライブでした。

「番狂せ」カウンターに入る冨成さん
上の方にチラッと作品が!
冨成さんとは20年来の友達で、彼も当時は「TABOOS」というバンドをやっていて、よく対バンしたりしていました。しかし、会うのは十年ぶりくらい。
冨成さんのたってのリクエストで「第二ラブソング」という今は殆ど歌わない過去ナンバーをやってみたり。
初めてのお客様ばかりの中でとてもイレギュラーなライブとなりましたが、自分の声がダイレクトに広がってゆく感覚があり、出会いもあり、とても意義のあるライブでした。
冨成さんの写真は今回はヌード、壁中に貼られた、かなりきわどくいやらしいのに、どこかドライで切ないような女の子たち、、、。

自分の歌とどう絡んでたのか、今となっては自分では想像するばかりですが。

写真展の方は29日まで開催しているそうです。
(ごめんなさい31日までだそうです)




どのライブも、おかげさまでとても楽しく良いバイブレーションのライブが出来たと思います。
すばらしいひと時を一緒にすごしていただいた皆様にこころより感謝しています。
本当に、ありがとうございました。

今月残すところあと一回は、初めて参加させていただく「福生カニ坂ロックフェスティバル」
29、30日二日間の開催ですが、青木マリduo+は29日、夜の部、サブステージに出演します。

野外で外の空気のなかで歌うのはとても素敵。芝生で寝転んで聴いてくださってもok。
とても楽しみにしています。持ち時間は短めですがぜひ遊びにいらしてください。

よろしくです!



2015年8月19日水曜日

70年目の夏

今年は戦後70年、という節目の年です。

ここにきて今、どうして、私たちこんなことになってるんだろ、

思う事しきりです。

いろんなこという人がいて、ホントはどうなんだろ、なんでこんなに食い違うんだろ

自分がモノを知らな過ぎては考えることすらできないので、

今更ながらに歴史、特に近代史関係の本を続けてあれこれ読んでいます。

歴史の重要さを認識してなかったことに反省することしきりです。

細かい事象についての解説はここではやめときます。

わかったことは、歴史の勉強は、

「わかりやすく」「簡単に」「おおまかに」はできない、ということ。

感情、感動、抜きにして

年号や出来事、地勢などを淡々と読み取り、

事実関係を検証する作業に耐え続けるしかない。

なかなかたいへんです。

そのために学者さん逹がいて、

他の事をする私たちの代わりにその作業をやり続けている、

そういう前提になってる。

だから、学者さんのまとめた本を読むのだけれど、一冊でやっと一つの見方。

それもなかなか頭に入らない。

だから、たくさん読みます。

知ってはいたけど、深く考えてこなかったこと、できれば知りたくなかったこと

いろいろあるけど、

無かったことにしたり、こころが痛まないように変換したりせず、

ともするとわたしたちはこんな大間違いをするよ、

と、常に自分に戒めをもっていたいと思います。

それは、自分を虐めることとは逆なんじゃないかな。

「わたしたち」というのは、個人的なわたしであったり、

この国のひとたちであったり、

世界的、歴史的人類のことであったりするのかもしれません。

大きく見たり小さく見たりしながら、

過去から、未来から、今を、

自分は自分で考えられるように、

へんなことには変だと言えるように、

これからの人たちにも引き継いで行けるように

目を開いたり、耳を澄ましたりしていきたいと思います。

どうか世界中が平和になりますように。

すべての「わたしたち」が心おだやかに暮らせますように。


2015年8月 青木マリ

最後まで読んでくれてありがとう。



次回のライブは
8/21金、学芸大学APIA40、青木マリduo+のぶG
8/22土、荒木町スナック番狂わせ、ちょこっと弾き語り。
http://aomari-live.blogspot.jp/2015/08/81-httpwww.html
来てね。



2015年8月2日日曜日

2015.8月9月のライブスケジュールです

★8月1日(土)江古田倶楽部 http://www.ekodaclub.com/
open 20:00  start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)]

★8月21日(金)学芸大学APIA40 http://apia-net.com/index.html
open 18:30  start 19:20 1500yen+drink
東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1 03-3715-4010

出演/Duo+(vo.g.青木マリ、6st bass.小林洋、guest:g.萩原信義)、松下カツミ(vo,g)+安達親生(cho,ba)+鎌田竜生(cho,dr)+中里つよし(eg)、 岩井正義(vo,g)、 福田理恵(poet)

★8月22日(土)荒木町アートスナック番狂せ 富成鉄写真展「もっとも汚いところにキス」 http://www.tabou.org/
https://www.facebook.com/events/1670967163137257/
20:00くらいから 投げ銭制・ミニライブ
東京都新宿区荒木町3番地ソシアルアラキビル1F

出演:青木マリ  この日は冨成鉄さんもカウンターに入ります。写真展は8/1~8/31まで。エロい写真にかこまれて生声、生ギターで歌います。

★8月29日(土)福生カニ坂ロックフェスティバル http://www.milmil.cc/user/Kanizaka/
夜の部 19:00~ 雨天決行 入場無料

★9月6日(日)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/青木マリduo+のぶG、川崎知(ts.)Trio

★9月18日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン http://www.yellowvision.jp/

[A Gift From Somebody vol.2]
open 19:30 start 20:00 前売り2000yen/当日2500yen+order 

出演/青木マリduo+大沼志朗(ds.)ワンマン

★9月23日(水・祝)東中野music shed YES 
「ヒガシナカノ・ロック&ポップフェスティバル 3DAYS @music shed YES」< 9/21(月)、22(火)、23(水)>
open 14:30 start 15:00  2000yen+ドリンク

★9月26日(土)新宿ストレングス
詳細未定

2015年7月24日金曜日

7月まとめあれこれ。

一気に暑くなって、今日は外に出るだけでクラクラします。

7月も、前記事で書いた7/3ソウルキッチン以降ライブがいくつかありました。

まとめて振り返ってみます。

まずは7/9阿佐ヶ谷イエローヴィジョンでの、イツロウ1×2_6の木曜トポロジー。
イツロウくんは、duoの小林さんのバンド、secret colorsのメンバーでもあり、そこの関係は深いのですが、私との共演は初めて。イツロウくんsolo、小林×イツロウ、青木マリsolo、duo、青木マリduo+イツロウ、といろいろな組み合わせで演奏しました。
secret colorsのライブは何度か見たことがあったけれど、イツロウくんのsoloは初めて。いや~びっくりしました。なんて独創的なんでしょうか!かといって、奇をてらう訳でもなく、あくまでもそれは「ミュージック」なわけで。そこが、ミソ。
そして、意外なことに小林さんが私のライブを客席から見るのははじめてで、いろいろ初めてだらけの新鮮な夜でありました。

会場に、私とは古い知り合いの映画監督の福居ショウジンさんがいらしていて、久しぶりにお元気そうな様子で会えてうれしかったです。福居さんもイツロウくんの才能を認めていて、トポロジーには何度か出演されてるそうです。

で、次に7/11国分寺giee「ロックな歌をきかせてくれ」ということで、石井明夫ちゃん、ミノルBグッドくんと共演でした。
明夫ちゃんの歌、良かったわ~。「ロックのやさしさ」を感じさせる歌だった。バンドもいい感じで、今まで何度も対バンしてるけど、今、バンドとしても本人のスタンスとしてもいいところにいるんじゃないかしら。ついこの間、明夫ちゃんは体の不調でライブを休んでいたばかりだったけど、歌えなかった自分を乗り越えてるなあ、と思いました。
ミノルくんは昔っからの石井明夫ファンとのことで、明夫ちゃんのライブ中に自身の本番よりもイイ笑顔が出てました。ホント好きなんだね!

続いて7/18高円寺稲生座。青木マリduo+:萩原信義。対バンは群馬より、さよならカンパニー。
11日のgieeにも遊びに来てくれたのぶさんですが、この日は正式にゲストとしてお迎えするため事前にスタジオにも入り、万全で臨みました。
いや~、やはりのぶさんのギターは素晴らしかったです。タメが利いたバッキングは歌がのびのびと乗れるのです。
対バンのさよならカンパニーは、とても不思議なちょっと小悪魔的な魅力の歌、男女二人組のユニットで、独特の間や、佇まいにひきこまれました。ベースのこばさん、ちょっと鼻の下のびてましたよ~。

なんか取り急ぎでザックリでしたが7月のライブのまとめでした。楽しいライブばかりでヨカッタ。

だけど、この間に安保法制の衆院通過などとても気になる出来事があり、「楽しい」ばかりでは済まされない夏をむかえています。
その件がどうしても気になって、日々の暮らしの営みが手につかないこともありました。
デモにもたまに参加しています。
ただ黙って「しかたないんじゃない?」では済まされないと思う。大人として。多数決が支配するのであれば、意見を人数で表明するのもありだろうと思うから。

知らなかったことも多すぎるので、近、現代史の本をあれこれ重ねて読んでいます。自分の考えを持ちたいから。

政治的な話があたりまえに、暮らしの事、世間話として話せるようなわたしたちならいいな。意見が違うことも恐れず話し合えればいい。

わたしは自分で作ったうたを好きなように歌える今の世を大事にしたいです。
どうかおかしな波にのみこまれませんように。

青木マリduo+、次回のライブは
8/1(土)江古田の名店、江古田倶楽部にてワンマン、21時よりのんびりゆるゆる歌います。ノーチャージ投げ銭制。お気軽にどうぞ!


2015年7月7日火曜日

7/3 梅雨空の歌舞伎町ソウルキッチンありがとうございました。

7/3は新宿歌舞伎町、ソウルキッチンでのブッキンクライブでした。
生憎の梅雨空でお客さまは少なかったのが残念でしたが、自分にとって意味の深いライブでした。

この日はベース小林氏とのduoではなく、久しぶりに弾き語りsoloで歌うことに。
この所ずっと色んな人と合わせるライブが続いたので、今回は自分の歌と向き合うライブにしたいと思い、ギターも古いヤマハのアコギ、アンプラグドで歌いました。

対バン(人)はとても若くて自分自身をさらけ出すような大人でも子供でもない歌を歌うを石井祐希さん、ロックビートでハスキーボイスが格好いい石川ヨナさん、そした、今回二回目共演の沖縄出身の玉城まさゆきさん。

皆さん、きれいごとばかり見ずに現実に目を向けて行こう、というスタンスがはっきりしていて、良いステージをされていました。
特に玉城さんの歌、今の雲行き怪しい世の中に楔を打つ説得力がありました。
MCで「もう、声に出して行かないといけないんじゃないか、そういう所に来てるんじゃないか?」とおっしゃってましたが、沖縄で生まれ育ったからこそ言わずに来たこともあるんだろう、だけど、そうも言ってられないそんな憤りが伝わってくる。でも、歌声はあくまでも優しく美しいメロディーにのって、所々ウチナーグチの歌詞は意味はそのまま伝わらなくても、深いところに入ってくる力をがあって。


その後の自分のライブ、玉城さんと一緒ということもあり、遠慮無くキツめの歌を多めに歌いました。
だけど、下を向いてしまうんじゃなくて、だから前を見て行って行けるような歌が歌えたらなあ、と思う。

自分の声とリズムと言葉を信じて研ぎ澄まして。

世界に愛が一つでも増えますように。


先ずはお客さまにたくさん来ていただけるようそっちがんばんないと何にも始まんないけどねっ☆

店主・賀句さんゴメンナサイ。
皆様ありがとうございました。
がんばりますm(_ _)m
梅雨時なので明るい衣装にしました。
撮影:YUKI


次回のライブはDuo+
7/9 阿佐ヶ谷イエローヴィジョン イツロウくんのトポロジー!
7/11 国分寺giee 石井明夫、ミノルBグッド

の二本です。ご来場くださいませ!

2015年7月1日水曜日

2015・7月8月のスケジュールです

★7月3日(金)新宿ソウルキッチン http://soulkitchen.sadist.jp/
open 19:00 start 19:30 1,500yen+d
新宿区歌舞伎町1-4-12 ナカヨシビルB101 03-6457-6819

出演/青木マリsolo、石川ヨナ、玉城まさゆき、石井祐季

★7月9日(木)阿佐ヶ谷イエローヴィジョンhttp://www.yellowvision.jp/ 
イツロウ1×2_6の"木曜トポロジー!"】vol.87~毬と骸骨~
open 19:30 start 20:00   1,000yen+1drink

出演/DUO+:青木マリ(vo.g.)小林洋(6st bass.)/イツロウ1×2_6 http://www.monochrome-vision-recordings.com//index.htm

★7月11日(土)国分寺giee http://giee.jp/
open 19:00 start 19:30 1800yen+d
東京都 国分寺市本町2-3-9 三幸ビルB1 042-326-0770

出演/Minoru B. Good /青木マリduo+/石井明夫

★7月18日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30. 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/Duo+(vo.g.青木マリ、6st bass.小林洋、guest:g.萩原信義)/さよならカンパニー

★8月1日(土)江古田倶楽部 http://www.ekodaclub.com/
open 20:00  start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005 

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)]

★8月21日(金)学芸大学APIA40 http://apia-net.com/index.html
open 18:30  start 19:20 1500yen+drink
東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1 03-3715-4010

出演/Duo+(vo.g.青木マリ、6st bass.小林洋、guest:g.萩原信義)、松下カツミ(vo,g)+安達親生(cho,ba)+鎌田竜生(cho,dr)
+中里つよし(eg)、 岩井正義(vo,g)、 福田理恵(poet)

2015年6月26日金曜日

6/20稲生座、ありがとうございました!萩原信義さんのエピフォンでガッツリとシットリと!

はい。6/19の「和久井光司の言わずに死ねるかっ!」に続きまして翌20日は、このところちょくちょくご一緒していただいているギタリスト萩原信義さんをゲストに迎えてのduo+ @稲生座ライブでした。ママさんのエミちゃんがご自身のライブで不在だったため、最初から最後まで3人で初!

今回で5回目のセッション、今まではヤマハのアコギをお使いでしたが、ついにのぶさん秘蔵のエピフォン・カジノ持参で登場してくださいました。

これがまた、いい音で、甘く、しっとりとしたやわらかなトーン。
のぶさんの粘りのある独特のフレージングが際立って、のぶさんの素晴らしさがドーンと前に出る演奏になりました。
エレキギター2本とエレキベース、という、ちょっと変わった編成でしたが、グレッチとカジノ、まるで違う音がするし、とても面白いアンサンブルがうまれて、とっても楽しかった!
何で今までこのギター持ってこなかったんですか!との問いに「だってぇ、重いんだもーん☆」
大大先輩なのにトコトンふわふわしたほんとに飾らない、強がらない、いばらないお人柄です。

のぶさんは、先日のドラムの大沼志朗さんとは全くタイプの違うミュージシャンで、しっかり曲を聴きこんで、フレーズを練りに練って持ってきてくださる方。
今までは曲数を絞って参加していただき、少しずつ曲を増やしてきて、とうとう全曲フルで参加していただくことができました。


南正人さんや、亡くなられた浅川マキさんといった真の歌い手さんと演奏を共にされてきたのぶさんのギターは、歌い手の気持ちをエスコートしてくれる、そして、同じ気持ちで一緒に歌ってくれる、そうだそうだとうなずいてくれる、そんな気がします。実に実に、素晴らしいです。歌ってて幸せ。
亀の甲も年の功も感じさせてくれます。
是非お聴きいただきたい!


共演の桑名六道さんから「もうTrioでいーんじゃねー?」の野次もいただきました!

(桑6さんともかつて一緒にバンドをやったり、長い付き合いになりました。カリスマパンクヴォーカルから、第二の歌い手人生を着実に歩んで、唯一無二の歌声、存在感、見るたび大きくなって流石です。この日も良かった。時折挟む静かな歌声がまた良いのです。)

というわけで、6/27吉祥寺、Rock Joint GBにて行われる地底レコード社長主催「こじんまりとした大地底祭」に、青木マリduo+萩原信義、で出演します!対バンも豪華で見どころ満載です、楽しみ~。

詳しくはこちら→http://chitei-records.jp/blog/tag/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E5%BA%95%E7%A5%AD



最後になりましたが、ご来場のみなさま、スタッフのみなさま、そしてのぶさん、本当にありがとうございました!末永くよろしくお願いします!




2015年6月25日木曜日

6/19「和久井光司の言わずに死ねるかっ!vol.9」初トークライブ☆ありがとうございました!

先週末から今週にかけてほぼライブ3連発、主婦歌手としてはかなり無謀な挑戦的スケジュールでしたが、どうにかこうにか終了いたしました。

まずは6/19川崎チッタ2FラウンジATTHICでの、「和久井光司の言わずに死ねるかっ!vol.9」。

あろうことにこれが2時間以上に及ぶトーク&ライブのイベントで、今までのゲストはPANTAさん、生田敬太郎さん、などなどその道の大先輩方。いつも和久井さんのSNSなどで「面白そうだなあ」と思っていたイベントだったのですが、突然、和久井さんから出演依頼のメールをいただき、私は目を疑いましたよ!

誰がこんな無名の歌うたいのトークを聴きに来るんじゃっ!

でも、和久井さんはそんなことは全く気にしていない様子。そういう、色眼鏡や損得抜きで「良いものは良い」と、敬意をもって対応してくれるところが、その音楽や文章の懐の広さの基になってるのかもな、とイベントを終えて実感しました。

和久井さんとは、振り返れば知り合ってもう二十年近く、雑誌でインタビューを企画してくださったり、昨年発売した青木マリTrio[Habibi]の宣伝文を書いてくださったり、節目節目でお世話になっていて、うちの家人とも親しく、フレンドリーにお付き合いさせていただいています。

なので、トークは、思ったより緊張せず、むしろリラックスし過ぎの感もありましたが、和久井さんと大いに語る楽しいひと時でありました。



photo by Yone 

で、ライブはというと、和久井さんの曲、私の曲、お互いのオリジナル曲のduo、和久井さんの超訳による名曲カバーなど。
私は普段、基本的に自分の曲しかやらないので、和久井さんの楽曲にギターやコーラスで合わせることがとても新鮮な体験でした。自分の曲を演奏するのとはまるで違う心構えで演奏している自分がちょっとおもしろかったり。
また、私に歌わせてみたい、と和久井さん書下ろしの訳詞の「Close To You」は、ギターを弾かずに歌だけで取組ました。自分には無い言葉選びで、あの完璧な美しいメロディーラインを歌う、というのが、いままでとは違う自分の中の新しい歌い手さんに出会えたような楽しさ、発見があり、機会があったらまた歌ってみたい、いまでもつい口ずさんでしまうような一曲となりました。和久井さん、メロディーに合わせる言葉選びは流石!

また、和久井さんも私の楽曲にギターやコーラスで参加してくださったんですが、
「循環コードで淡々と進む曲のなかで、言葉やメロディのコンビネーションで感情が動いていくのを外さないよう追いかけるのが大変、緊張したね~。」とのことでした。自分ではそれが普通なんですが、、、。
「バンドのメンバー、褒めといて。」だそうですよ、こばさーん(笑)

ちょっとライブが立て込んでしまったこともあり、お客様は少なく残念でしたが、私たちには大いに有意義なライブでありました!

呼んでくださった和久井光司さん、お世話になったスタッフのみなさま、そしてご来場のお客様、ほんとうにありがとうございました!

この企画、毎月面白いと思うので、お近くの方、是非お運びくださいね!

以下、セットリストです。

01. 甘い誘惑 / I want you to love you(和久井)
02. Woman(青木)
03. 十月の旅人(和久井)
04. セラピー?(和久井・青木)
05. 切り抜きの空の下で(青木)
06. God Bless You(青木)
07. Dance(青木)
08. A Change Is Gonna Come(青木・和久井)
09. ビューティフル・ボーイ(青木・和久井)
10. シャボン・シャボン / Close to you(青木・和久井)
11. わたしがうまれた音(青木・和久井)
12. オハヨウ / Ohio(和久井・青木)
13. 街角で「コヨーテ」を聴いた(和久井・青木)


ライブレポ三連発、さっさと書かねば。かけるかな。


次回のライブは6/27吉祥寺RJGB、「こじんまりとした大地底祭」
青木マリduo+ゲスト萩原信義g.
対バンも充実、ぜひぜーひ!




2015年6月12日金曜日

6/10イエローヴィジョン、[A Gift From Somebody vol.1]大沼志朗さんの巻、ありがとうございました!

はああ~っ!(安堵の溜息)

6/10イエローヴィジョン、青木マリduo+企画[A Gift From Somebody vol.1]終了しました。
みなさまありがとうございます。

わたしとベース小林洋とのunit、「青木マリduo+」のコンセプトはduoで築き上げた世界に各方面の素敵なミュージシャンの方々をお迎えして、歌が楽曲がどう変化するのか、何を受け取り、何をお渡しできるのか?! というものでありますが、そのコンセプトそのまんまのライブ企画[A Gift From Somebody]!

第一回のゲストは、フリージャズドラマーの、大沼志朗さんでありました。

この道何十年の大ベテラン、そして、非常に尖った感性の方だとお伺いしていましたが、実際の大沼さんは、思ったことははっきり言う、自分の感覚に正直な方、という印象でした。
お土産、といって、ご自宅の近くの浜辺で拾ったシーグラスを私にくださいました。意外とお茶目な方のようです。
大沼さんのご希望で、当日まで事前のリハーサルなど一切せず、当日の簡単なサウンドチェックのみで本番をむかえること、また、お客様とのセッションもやってみようか、という企画の第一回目ということもあり、ふたを開けてみないとどうなるか全くわからない状態で、とても緊張して当日を迎えました。
でも、緊張していたのはわたしよりも、フリーインプロ歴の長いベース小林の方かも。
本番前ふとした拍子に、「あ~緊張する~」を普段に無く連発してました(笑)



さて、それぞれの楽器のセッティングをし、サウンドチェック。ん、メンテに出したばっかりの私のグレッチ、いい音しとります。
この時点でもうすでに全体のバランスOK!ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル、全部キレーに聴こえるわ。

ドラムセットはなんといっても生音がデカいので、ふだんのドラムレスでの演奏とは聴こえ方がまったく変わってしまうかと思ったけど、全くそんなことない。
全くはじめての曲をサッとやっても、「ここ!」という所にビシビシ決め玉打ち込んでくる大沼さん。
リハだというのに自然と本気の歌になってしまう。

んー、これはもう、リハをこれ以上やってはダメな世界だわ。
あっという間にリハ-サル終了。

私が本番前にそそくさと準備をしている間、ベース小林は大沼さんとあれこれ話をしていた模様。普段は私のような「歌もの」の演奏は殆どやらないことなど、いろいろ聞いていたようなので、今度何話してたかきいてみようっと。

開店時間を過ぎ、お客様も程よく入り、楽器持参の方もあらわれ、さて、よっしゃ、ぼちぼちです。

気合は入るけど、不安は無い、すごくいいテンション。

夜明け前の森から日の出のイメージ、「ハレルヤ」でスタート。

事前にベース小林が力説していましたが、ドラムの音が綺麗。そして曲に対する勘どころ。
「ドラム」というある意味最強の楽器でありながら、私のリズムや呼吸を遮ることなく、「気持ち」を持って行ってくれる。聴き手の集中も高まってくるのがわかる。
あの歯に衣着せぬ物言いも、それだけ自分に返ってくる覚悟があるからこそ、そういう音。


phot by 坂本守生

去年からやっていた「わたしがうまれた音」という曲、最近思う所あってアレンジもキーもガラッと変えて初お披露目したんだけど、これがまたすごくうまくいった気がする。

私は割と、できた曲のアレンジを変える方だと思う。
イメージが曲の形になってお披露目できるようになっても、どこか、本来の姿じゃないって思う事もあり、ライブでやったりレコーディングしたりずいぶん時間が経ってから、「あ、やっぱりこっちのリズムだった」と気付くこともあり、、、。
そんな時は思い切って変えちゃう。身体も変わってゆくし、キーも変えちゃう。歌詞とメロディーは同じはずなのに全く別の感情を持つ曲になる。

ベースのルートを外していくようなアレンジが、大沼さんとのセッションで形を持ち、「わたしがうまれた音」はほんとの気持ちに気付くことができたようです。


ラスト2曲の前に、軽く休憩を挟んで、ギター持参で来てくれたお客様「セイちゃん」をステージに呼んで、「ワンビー」でセッション。もしかしたら誰も楽器持ってこないかもなあ、と思ってましたが、セイちゃん二年間の世界一周の旅帰りとのこと、流石の肝っ玉です。ナイスです。

で、大沼さんがね、これがまた「叩かない」のよ。逆にすごいプレッシャー。長~いベースソロになりましたよ。こばさん、出し切ったんじゃないですか?
(終演後、飲みながら「俺は叩かなくったっていいと思ってるからね」とおっしゃってました、、)


「ワンビー」で思う存分発狂した後は、眠りにつく前のひと時の「ジャスミン」。
いつもと違う自分に出会うことが出来たみたいで、これも別の歌になってた。ほんとに不思議。


全13曲、自分でいうのもなんですが、緊張感のある、深いライブが出来たのではないかと思います。集中するって気持ちいい。


…至福のひと時を頂戴しました。大沼さん、ありがとうございます。




終演後のお客様の満足した顔が、とてもうれしい。

大沼さんもとても楽しんでくださったようで、「バンマス、(ええっ?!) またやろうぜ、もう次決めちゃえよ!」

と、いうわけで、同じくイエローヴィジョンにて、9/18fri vo.g.青木マリ、b.小林洋、ds.大沼志朗、(どういう形にするかはともかくとして、)決定いたしました!


大沼さんのお土産のシーグラス
またもや、楽しみが増えてしまいました。うふふ。


みなさま、是非是非、聴きにいらしてください。

諸事情の中、足を運んでくださったみなさま、残念ながら来られなかったけれどお気持ち届けてくださった方々、イエローヴィジョンのマスター小林さん、本当にありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。


例によってついつい長くなっちゃう。長文お読みくださってありがとうございました!




次回、次々回ライブが続きます!だいじょぶなのか!私?

6/19fri 川崎クラブチッタ・アティック 「和久井光司の言わずに死ねるかっ!」トーク&ライブ

6/20sat 高円寺稲生座 青木マリduo+(g.萩原信義)、桑名六道

6/22mon 池袋鈴ん小屋 青木マリduo+、ユークロニー他















































2015年6月2日火曜日

2015.6月、7月のライブスケジュールです。

6月はありがたいことにライブがたくさんです。CD[Habibi]発売から一年、いろいろな方々との新しいつながりもできました。
はりきって歌っていきたいと思います!

★6月10日(水)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン http://www.yellowvision.jp/
AOKIMARI Duo+ presents 【A Gift From Sombody vol.1】

open19:30 Start20:00 1500yen+d
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2阿佐ヶ谷北2丁目ビルB1 03-6794-8814

出演/青木マリduo+
<vo.g.青木マリ、6st Bass.小林洋、guest:Ds..大沼志朗>

duo+のduo+たるイベント第一弾!シンガーソングライター青木マリ、6弦Bass 小林洋の「duo+」と、各方面からのspecial guestとのsession liveシリーズ。
最初のゲストはフェダインetc.のドラマー、大沼志朗さん!

フリーインプロ畑のベース小林はとても緊張してるかも!
きっと緊張感あふれるステージになるでしょう。気合いれて挑みます。

どんな贈り物を頂戴し、そしてお渡しできるでしょうか。お楽しみに!

大沼志朗プロフィール




★6月19日(金)川崎CLUB CITTA' ATTIC(クラブチッタ2Fラウンジ)http://clubcitta.co.jp/attic/
本では書けないことを喋り、ほかでは歌わない歌を唄う、パンクでオルタナなトーク&ライブ
「和久井光司の言わずに死ねるかッ!」vol.9

ゲスト・青木マリ
“パンク・フォークな母が出来るまで”

start 19:30  前売り2500yen/当日3000yen+d 
前売り問い合わせ 044-244-8120(ATTIC)

出演/和久井光司、青木マリ




★6月20日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30. 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/Duo+(vo.g.青木マリ、6st bass.小林洋)/桑名六道


★6月22日(月)池袋鈴ん小屋 http://www.ringoya.org/
 open 18:30 start 19:00
前¥2000/当¥2500(D代別途)

東京都豊島区東池袋1丁目47-1 庚申ビルB1F 03-6382-7273

出演/ユークロニー(Uchronie)fromFRANCE/鹿嶋敏行trio/鼎tei/青木マリduo+


★6月27日(土)吉祥寺RJGB http://www.rock-gb.com/
「こじんまりとした大地底祭」
http://chitei-records.jp/blog/tag/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E5%BA%95%E7%A5%AD

open18:30 Start19:00 前2500yen 当3000yen +d
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-14 B1  0422-23-3091

出演    
◆青木マリDuo+<青木マリ (vo,g) 小林洋 (b)guest:萩原信義(g.)>
◆岩見継吾セッション <岩見継吾 (b)林栄一 (as)  永田真毅 (ds)>
◆「割切りの指切り」<愛里紗(端唄・三味線) 純 (くぅた)(リズムマシン・笛) >
◆スクリーントーンズ <久住昌之(g,vo) フクムラサトシ(sax,笛)河野文彦(g) 栗木健(per) Shake(key)>


★7月3日(金)新宿ソウルキッチン http://soulkitchen.sadist.jp/

open 19:00 start 19:30 1500yen+d
新宿区歌舞伎町1-4-12 ナカヨシビルB101 03-6457-6819

出演/青木マリsolo、石川ヨナ、玉城まさゆき、石井祐季


★7月11日(土)国分寺giee http://giee.jp/

open 19:00 start 19:30 1800yen+d
東京都 国分寺市本町2-3-9 三幸ビルB1 042-326-0770

出演/Minoru B. Good /青木マリduo+/石井明夫


★7月18日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

2015年5月31日日曜日

休日なので、リメイクワンピース

昨日はこども二人、別々の学校でそれぞれに運動会。チチハハは両校をチャリでひたすら往復して何とか全競技を見学しました。がんばってるところはなるべく見逃したくないのです。

疲れ果てたので今日はお家にいて、やりかけのミシン仕事に着手。
娘の着れなくなったワンピースのスカート部分と通販Tシャツをドッキングしてリメイクワンピースを作ってみました。

簡単だった!




着てくれるといいな。















ドクダミエキスも作ったよ。かゆみ止めになるそうな。















このところ週末はライブで留守にすることが多かったので、ちゃんと家に居るというのも非常に大事なことなのです。




※次回のライブは6/10(水)今度はduo+企画、[A Gift From Somebody vol.1]
フリージャズ・ドラマー大沼志朗さんとのセッション、ワンマンLIVE!乞うご期待!




2015年5月25日月曜日

5/22稲生座Coz We Need Music vol.1 終了しました。ありがとうございました!

先週金曜日、私のイベントとして開催したライブ、「Coz We Need Music vol.1」満員御礼のもと、無事終了いたしました。
(出演/LUI&SHADOW<vo.g.LUI、perc.カゲヤマ>/青木マリduo+<vo.g.青木マリ、6st bass.小林洋、Guest:g.萩原信義、perc.里村美和、pf.柴田エミ>

稲生座に入りきらないほどの人が集まり、沢山の笑顔を見ることが出来たことで、何よりもまず、安堵と感謝の気持ちでいっぱいです。まずは御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

そもそもの事の起こりは、今年のはじめごろ、LUIくんの入院を聞きつけた我が家のカゲサンの鶴の一声、
「俺はLUIとライブやるから、稲生座で対バンしてくれ」






普段は私がライブをやるなら、こどもが大きくなるまでは自分はライブはやらない、ましてや一緒にライブなどもっての外、というスタンスのカゲサンがそこまで言うとはただ事ではないですね、わかりました、やりましょう!

お互いの調整がなかなかつかず、日にちはずいぶん先の5/22と決まりました。
そのときはまだ、自分のイベント、という明確な意識はなかったんだけれど、、、。

LUIくんとはカゲサンのほうのつながりで、もう、十数年ほど知っていて、音楽に賭ける情熱、そのどうしようもなさにはとてもsympathyを感じる歌い手さんで、わたしにとっても、なんというか気になる存在でした。でも、個人的にはさほど親交もなく、たま~に「遭遇する」程度の間柄で、対バンは初めてなので、とても楽しみ、というか、ドキドキしていました。

3月も過ぎて、そろそろ具体的に考えなくちゃな~、という頃、LUIくんのほうから、「フライヤー作りましょう」という話が出てきて、四月始めにご一緒させていただいた里村さんからも「紙のチラシが欲しいです。」というお言葉があり、「よし、わかりました。どうせやるならイベントとしてきっちりやりましょう」と思い立った次第。イベントタイトルは何も迷うことなく「Coz We Need Music」とつけました。




以前はよく、主婦として母親として、てんてこ舞いながらそれでも尚且つ、儲かりもしないのになんで音楽続けてるんだろう、家族にも我慢をしてもらったり、何やってるんだろう、と思うこともありました。母親になる前からそういうの、有ったかもしれない。
でも、ある時、ふと、気が付きました。
歌や音楽は人類にとって必要不可欠なものなんだ、だから、やるべき人はやらなくちゃいけないんだ、と。

そう思ったら、楽になりました。と、同時に、より一層自分に厳しく取り組めるようになりました。
思い込み、ではあるんだけれど、みんなが醒めてたらおもしろくないでしょ!

そして、この日の出演者は皆そんな、音楽をどうしようもなく愛し、必要とし、必要とされている、そんなメンバーだな、と。そもそも稲生座がそんな店だしね。

歌舞音曲に対しての規制の声もチラホラ聞こえる昨今、音楽の持つ根源的な歓び、力を、少しでも多くの人と分かち合えたら、生きてるってどんなこと?幸せってどんな気持ち?そんなことをちょっとでも感じ合えたら、もしかしたら、ほんの砂粒くらいでも、世界は良い方に傾くかもしれない。

そんな気持ちも込め、やると決めたらできることはなるべくやりたい。

カゲサンを通じて、LUIくんがとてもがんばってくれていることも伝わり、とても励みになりましたよ。


LUI&SHADOW

出演順もとても悩んだんですが、こちらの方が大所帯だし、大先輩お二方もいるし、私たちの方で後を引き受けることにしました。でも、やはり、ただ対バンで先、後、とやるのでは申し訳ないので、最初に一曲、私が歌って幕を開けさせていただくことにして、そして、最後のシメで、アンコールを全員で、という、如何にもイベント的な流れにしようと思いました。

で、一曲目は、結局私のできたての新曲に小林さんが早速アレンジ決めてくれたのでその曲をお披露目し、拙いながらも挨拶をしてイベントをはじめさせていただきました!

ありがたいことにお客様の出足も良く、スタート時にはすでに満席に。後はもう、気合いれて、頑張りながら、楽しむだけ!

LUIくんカゲサンのステージ、場内満席で出演者の居場所がなく、あまりゆっくりみられずちょっと残念ではありましたが、それはとてもありがたいこと。ライブはまた改めてゆっくり聴きに来ましょう。(カゲサンのLIVEは滅多に聴くチャンスはないかもだけど、、。)
でも、普段はバンドサウンドの中で歌うLUIくんの、剥き出しな弾き語り、カッコ良かったですよ!
手が痛い~!とか言ってたけど、とってもグルーヴィーでした。
どんなスタイルでも、確実に自分の歌が歌えるってとても大事なこと。


閃きの里村美和さん
写真・桑畑恒一郎
そして、私たち。duo+として、レギュラーの小林さんとは、常に息がピッタリ合うように、アレンジもエレキベースとエレキギターのduoで成立するように固めておいて、ゲストの方には自由に楽しんでもらいたい、というスタンス。
ゲストの萩原さん、里村さん、そしてエミちゃんの熟練の技、閃きをたっぷり頂いて、あーなったりこーなったり、スリル満点、思いっきりやらせていただきました。



そして、アンコール。
全員でやるなら何が良いだろう、男女のヴォーカルで、ゲストにのぶさんがいるのなら、これっきゃないでしょう!
「それはスポットライトではない」(浅川マキバージョン)をやらせていただきました!

前日くらいになって急にお願いしたにも関わらず、LUIくん引き受けてくれてありがとう。
(こういうの、自分は結構困るクセに、ひとにはお願いしちゃいました)

浅川マキさんのライブやレコーディングのメンバーだったのぶさん、当日のリハーサル、イントロで「わあっ、レコードで聴いてたあの音がする~っ!」カンドーしきりの私でありました。
本番では稲生座の小さなステージに全員集合、ふと振り向けば、電線の雀のようにこじんまりと並ぶみんなの姿に吹き出してしまいました!でも、音はこじんまりしませんよ。
アンコールは全員で!写真・桑畑恒一郎




















だけど、のぶさんのギターで、LUIくんとスポットライト歌えるなんて、もしかして一番いい思いをしたのは私なのでわ?
皆さん、いかがでしたでしょうか?


渋い!萩原信義さん
写真・桑畑恒一郎

ライブ後にたくさんのお客様とお話もでき、皆さんの喜ぶ顔が見れて、本当によかった。
いつもお世話になってる稲生座さんにも、ちょこっとご恩返しもできたかも。

LUIくんは元気な様子で、何より。ライブ後も、まだこれから渋谷でオールナイトイベントに出るとかで、スチャっと飛び去って行きました!どんだけ歌うんだあなたは!もう、生きてる限り歌っててください!お互いに。

終演後、LUIくんとツーショット!安堵の笑み!
写真・桑畑恒一郎



ともかく至らないこともたくさんあって、私自身はもうバタバタでしたが、みなさまのおかげで、楽しい夜にすることが出来たと思います。ほんとにほんとに、ただただ感謝するのみです。

最後に大きな声でもう一度御礼をいわせてくださいね。

「ご来場の皆様、ご出演くださったみなさま、稲生座の方々、これなかったけど、お気持ちとどけてくださった方、本当にありがとう!おかげさまでがんばれます!Coz We Need Music‼Thank You!


…そして長文最後までお読みくださった貴方、ありがとうございました(^_-)-☆



次回のライブは6/10(水)今度はduo+企画、[A Gift From Somebody vol.1]
フリージャズ・ドラマー大沼志朗さんとのセッション、ワンマンLIVE!乞うご期待!