青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2015年8月19日水曜日

70年目の夏

今年は戦後70年、という節目の年です。

ここにきて今、どうして、私たちこんなことになってるんだろ、

思う事しきりです。

いろんなこという人がいて、ホントはどうなんだろ、なんでこんなに食い違うんだろ

自分がモノを知らな過ぎては考えることすらできないので、

今更ながらに歴史、特に近代史関係の本を続けてあれこれ読んでいます。

歴史の重要さを認識してなかったことに反省することしきりです。

細かい事象についての解説はここではやめときます。

わかったことは、歴史の勉強は、

「わかりやすく」「簡単に」「おおまかに」はできない、ということ。

感情、感動、抜きにして

年号や出来事、地勢などを淡々と読み取り、

事実関係を検証する作業に耐え続けるしかない。

なかなかたいへんです。

そのために学者さん逹がいて、

他の事をする私たちの代わりにその作業をやり続けている、

そういう前提になってる。

だから、学者さんのまとめた本を読むのだけれど、一冊でやっと一つの見方。

それもなかなか頭に入らない。

だから、たくさん読みます。

知ってはいたけど、深く考えてこなかったこと、できれば知りたくなかったこと

いろいろあるけど、

無かったことにしたり、こころが痛まないように変換したりせず、

ともするとわたしたちはこんな大間違いをするよ、

と、常に自分に戒めをもっていたいと思います。

それは、自分を虐めることとは逆なんじゃないかな。

「わたしたち」というのは、個人的なわたしであったり、

この国のひとたちであったり、

世界的、歴史的人類のことであったりするのかもしれません。

大きく見たり小さく見たりしながら、

過去から、未来から、今を、

自分は自分で考えられるように、

へんなことには変だと言えるように、

これからの人たちにも引き継いで行けるように

目を開いたり、耳を澄ましたりしていきたいと思います。

どうか世界中が平和になりますように。

すべての「わたしたち」が心おだやかに暮らせますように。


2015年8月 青木マリ

最後まで読んでくれてありがとう。



次回のライブは
8/21金、学芸大学APIA40、青木マリduo+のぶG
8/22土、荒木町スナック番狂わせ、ちょこっと弾き語り。
http://aomari-live.blogspot.jp/2015/08/81-httpwww.html
来てね。



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