青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2014年12月29日月曜日

さようなら2014、来年に向けて

今年もいよいよ終わりが近づいてきました。今日は冷たい雨模様、大掃除も一休みです。

去年の暮から本格的にCD「Habibi」のレコーディングを始めて、制作、発表、発売記念ライブ、その後の数多くのライブや営業活動など、今年は青木マリTrioとしての活動を重点的にがんばった一年でした。

photo by 桑畑恒一郎
録音を通して楽曲や自分自身とに真正面から向き合い、バンドとしても、ひとりの歌い手としても、
一回り成長することができたと感じています。また、今回初めて、D.I.Y.方式で録音、制作から営業まで殆ど自分たちでやって、一つの作品を生み出すということについて、今までわかってなかったこと、たくさんの気付きもありました。
子育ての傍で至らないこともありましたが、家族やメンバーの小林さん、石川さんをはじめとして、ホルモンタンクレコードの坂出さん、GOさん他たくさんの方々のお力添えで、「程よく」がんばることができました。
そして、このアルバムを通して新しい出会いも生まれ、ご縁が広がったこと、何よりもうれしく思っています。
お聴きくださった方、関わって下さったすべての方々に、心より御礼申し上げます。


そんなふうに頑張ってきた「Habibi」プロジェクトですが、年の変わり目で発売より丁度半年、初期手売りでの販売目標も達成でき、ひとつの節目を迎えることが出来たと思っています。

そこで、というのもなんですが、青木マリTrioよりお知らせがあります。

Tp.Noise.石川寧とのTrioは2015.1月8日、1月21日のライブをもって、ライブをしばらくお休みさせていただきます。
皆さんご存知の通り、ライブその他多忙の石川さん、来年度は活動を絞ってご自身の活動に集中されるとのこと、より一層のご活躍を期待できますね。研ぎ澄まされた良い音を鳴らしてもらいたいです。

青木マリTrioは、時機を見て単発の企画などでまたライブができるといいなと考えています。

Bass.小林洋とのプロジェクトは、今後も継続します。二年前のこの人との出会いが、現在の産後復帰後の青木マリの活動の原点でもあり、duoから始めてtrioになり、らせん階段をぐるっと一回り登ってきたような、そんな時期なのかと、感じています。
当面のライブは、「青木マリduo+」として青木マリと小林洋とのduoに、流動的にゲストを迎える形で進めていくつもりです。次回作につなげて行けるようなライブを重ねたいと思います。

青木マリsoloも今後は積極的にやりたいと思います。Trioの演奏をやりこんだことで、逆に、ひとりの歌い手としての立ち方に自覚が出来てきたように感じます。必然的に基本の演奏力が向上したおかげで、若いころの「気合」や「緊張感」ばかりでない、歌としてそのまま存在できるような歌い手になれそうな、そんな予感がしています。遠い道のりの入り口が見えてきた、そんなくらいですけど、、、。

いずれにしろ、歌、音楽は続けていくことには変わりはなさそうです。
どんな世界でも、歌や、音楽が、人間にとって、とても必要で、とても大切なものだと思っているから。


一回一回のライブを大切に、お世話になった方々に音楽でお返しできるよう、日々を積み重ねて行くのみですね。


関わって下さったすべての皆様へ、2014年は大変お世話になり、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。


2015年が、すべての人にとって良い年となりますように。
photo by 桑畑恒一郎


新年のライブは
2015.1月8日thu 高円寺稲生座 20:00 青木マリTrio
いなおいエミちゃんのバースデー!

1月16日fri 早稲田zone-B 
三上寛、石井明夫、神楽亭、青木マリTrio

青木マリTrioはこの2本をもって、しばしお休みです。次回は未定、未見の方、ぜひ!

「Habibi」もちろん好評発売中。引き続きよろしくです!




















2014年12月17日水曜日

選挙の日はいつも…。

14日は、大泉学園の「inF」という、JAZZ&日本酒barでの青木マリTrioワンマンでした。

しかし、ご存じのように突然の解散総選挙となり、投票日と重なってしまい、複雑な気分で当日を迎えることに相成りました。

なぜ、複雑かというと、、、。

「私は常に選挙では負け続けるから」

です。

どういうことかというと、多数の得票が見込める候補には入れないことにしているから。

その理由は「一党独裁をさけたい」から。

よって、選挙では必ず負けてしまうことが最初から決定しているので、選挙のときはいつも、「は~」とため息ついています。

大体、選挙で選ばれた人たちが選挙制度を決めてるとこからして、よろしくないのでは~、と思いますが、それでもあらゆるネガキャンや情報操作にもめげず、ただただアホのようでも、選挙権は行使し続けようと思っています。

特定の支持政党もないので、毎回いろいろ悩みますが、もちろん野党なら何でもいいというわけではなく、

「戦争(をはじめとした原発などの巨大)暴力を否定できる価値観や生き方を模索できる方向性」

を求めて、一票を投じようと思っています。

この先まだまだ選挙は続きます。
あきらめる事が希望の芽を摘む一番おおきな指になると思うので、選挙権がある限り投票行動は続けます。


はて、そんなビミョ~な心境の日にぶち当たってしまったライブでしたが、普段出演している弾き語りやROCKの小屋とは趣の異なるJAZZ箱で、いつもとは違ったムードのライブとなったように思います。マスターの書斎のように壁には本やCDが並び、ステージはほぼ大きなグランドピアノで占められており、図書室のような木の床で、自然な響きが心地よかった。シンプルなPAで、素のままの私たちを聴いていただくような、、、。

電車の遅れでお客さま方がなかなかたどり着けなかったり、自宅から近いせいか妙に饒舌な石川さんに驚いたり、終演後に美味しい日本酒をいただきながら、音楽やサッカー、そして政治について語り合ったりで、ビミョ~な日の夜はそれでも楽しく更けていったのでした。


次回のライブは
青木マリTrio 12/19fri 池袋鈴ん小屋
青木マリsolo 12/23祝tue 江古田倶楽部(ワンマン)

年内最後です。よろしくお願いします!

青木マリTrioCD「Habibi」好評発売中です!







2014年12月13日土曜日

バイユーゲイト延焼被害について

先月、11月29日、「不汁無知ル」というDUOの渦ヨーコさんの企画で初めて出演させていただきました「三鷹バイユーゲイト」というお店が、今月7日夜、隣の店舗の火事の延焼被害にあってしまったというお知らせがありました。
初めて出演して、ご縁が出来てまだ十日、イベントも楽しく思い出も鮮やかな内の出来事で、大変ショックでした。

何しろ、バイユーゲイトの入っている建物は古い教会をそのまま利用したもので、店内の雰囲気、調度品など素敵でブルースバーにぴったりで、丸一年かけて探し当てた物件なんだと、マスターの有さんが話していたことがとっても印象に残っていたので、、。

店舗のフロアーは燃えはしなかったようですが、水の被害がひどく、建物そのものはかなり損傷してしまったとのこと、当面の営業のめどは立たない状況のようです。

長年のバイユーゲイトの出演者や常連さんたちによる支援の会ができてカンパ用の口座もすぐさま作られ、新参者の私も、本当にささやかではありますが、送金をさせていただきました。

ご縁のある方、そうではないけどお気持ちのある方、よろしくお願いします。


facebookに「バイユーゲイトの通常営業再開まで応援しよう!」という公開ページがあります。

https://www.facebook.com/groups/1557311997846951/

以下、転載です。
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ゆうちょ銀行に三鷹バイユーゲイトの再開を支援するための口座を開設しました。
少額でもよいので、無理のない範囲で寄付をお願いします。

ゆうちょ銀行
記号10070 番号99733731
口座名義:三鷹バイユーゲイト再開支援の会
(ミタカバイユーゲイトサイカイシエンノカイ)

ゆうちょ以外の金融機関からの振込の場合は下記の番号を使ってください:
普通預金
【店番】008
【口座番号】9973373

前述の通り、寄付金の集金状況はここで適宜お知らせするつもりです。寄付をされた個々人の寄付額は公開はしませんが、バイユーゲイト再開のあかつきには、寄付者リストという形でお名前だけ公開したいと思います。
ある程度金額がまとまった時点で、バイユーゲイト店主の上田さんに直接支援金を渡し、そのことについてもここに報告させていただきます。寄付金受付は基本的にバイユーゲイトが再開されるその日まで続けますが、状況を見てさらに延長、あるいは早めに終了することもあり得ると考えます。





2014年12月4日木曜日

11/8鶴見ラバーソウル・ライブの報告です

予告通り、11月後半のライブレビューを書きます。予告したからには書かないわけには参りません!)

まずは11月8日、鶴見ラバーソウル。(まだ8日か!前半じゃんorz)

この日はいつものTrioではなく、安倍Ohjiさんプレゼンツspacialバンドでのライブでした。メンバーはベース安倍Ohji、ドラムスSachi-A、テナーサックスにガッツツガヌマ、そしてパーカッションに里村美和、という、豪華フルバンド。
私とはほとんど初対面、一緒の音出しは初めて、という皆さんとバンドでのライブは、今まで経験がなく、とても勉強になり、また楽しませていただきました。

本番の数日前に一度スタジオに入り(ご多忙な里村さんは本番のみ)、Ohjiさんがあらかじめ私の曲を譜面にして下さって、スタジオでは曲を通してさらうだけ、という効率の良いリハーサル、恥ずかしながらやったことがなく、ノリが決まるまで同じフレーズを繰り返したり、試行錯誤のスタジオで曲を固める経済的でないやり方しか知らなかったので、サクサクと曲が固まってくることがとても新鮮でした。お金も時間もかけられないので当然なんですが、その、当然をすっ飛ばしてきてしまってる私。
また、私の曲を今まであまり聴いたことのない方々と合わせることで、自分のビートがいかに訛りがきつく、癖のあるものだったのかと再確認しました。

そして当日。鶴見に来るのも初めてで、もちろんお店も初出演。外階段を登ってドアを開けると、木や煉瓦の落ち着いた色合いのパブっぽい雰囲気。アンプはVOX、そして、名前の通り、ビートルズのポスターやグッズがいっぱいで、マスターの愛とセンスの満ち溢れた店内で、思わず「わあ、素敵」と声がでてしまいました。飄々として、程よい毒舌のマスターです。

本番では里村さんも加わり、また更に雰囲気が変わり、今までのギターフレーズが全くかみ合わなくなる曲もあり、ギターをほとんど弾かずに歌だけ思いっきり歌っちゃったりもしました!今までは、弾き語り出身ということや、ビートの訛りなどの関係で、とりあえずギターは弾いとかないと曲にならない感がありましたが、その大人数の流れに任せてしまうままならない感覚が逆におもしろく、任せちゃえばいいのか!という開き直りではじけることができました。大先輩のお二人、Ohjiさんの磐石で主張の強いベース、里村さんの閃き、刺激になりました。

自分の中では瞬間的試行錯誤を繰り返したライブでしたが、終わってみたら意外と疲れていない。
結構思い切って歌ってたのに、不思議。

「任せてしまう」ってこういうことなのね!楽しい!曲は私の曲じゃなくなってたけど、それもアリですね。
とっても良い経験をさせていただきました。

そして、逆に今やっているTrioの大変さ、というかある種の高度さを改めて実感したのでした。だって、毎回終わると抜け殻みたいになってるもん。体力的にも精神的にも。
一瞬でも気を抜いたら終わり。力んでもダメ。なかなか難しい。だからこそメッチャ楽しい。

カランツバターサブレ
対バンのカランツバターサブレは、大学の少し後輩で仲良しだった吉井くんのバンドで、おかげさまで15年ぶりくらいの再会を果たしました。吉井くんは学生時代からほんとに音楽に打ち込んでいて、そのころやっていた「ヨシンバ」というバンドもまだまだ活動中とのこと、大したものです。
カランツ~はとても良質なライトさのあるアコースティックロックで、とても心地よいバンドでした。「軽さのあるロック」って実はとっても難しいんだよね。ずっと変わらず良い音楽をやり続けていてくれているのが、とてもうれしかった。大人になって前よりかっこよくなってたし(歌が!)

終演後、里村さんに二進法を使った脳と指先のトレーニングを教わってすっかりハマってしまいました。今でもコツコツ続けています。(ズボラなのに音楽のため、と思うと苦も無く続けられるんだよね)

そんなこんなで、新しい出会いと再会、発見と再確認に満ちた充実の一夜でありました。
ご来場の皆様、Ohjiさんをはじめ、お世話になった方々大変ありがとうございました!

またまた長くなってしまったので続きはまた!(こんなペースで追いつくのか?)

…読んでくれてありがとう。

次回のライブは青木マリTrio、
12/6中野坂上Aja(エイジア)
12/7高円寺稲生座/小暮はな ←青木マリお薦めの歌い手さん。是非聴いてほしいです!

遊びにきてね。

青木マリTrioCD「Habibi」好評発売中!お求めはこちら






2014年12月3日水曜日

2014・12月~ライブのお知らせです。

12月はライブがたくさんあって、師走感一杯です。


12月6日(土)中野坂上Aja「小箱の宴 3days 2014」18:30〜 charge free
   若松公子/December Blues Band/M☆A☆S☆H/青木マリTrio/国分寺エクスペリエンス/オーイェーズ

※以前に二度程お世話になっているAja(エイジア)の吉田さん企画3daysのうちの一日です。吉田さんお薦めバンド博覧会ですね。是非お気に入りのバンドを見つけてください!


12月7日(日)高円寺稲生座 20:00〜 1570yen+order
 小暮はな/青木マリTrio

※6月のHabibiのレコ発でオープニングを飾ってくれた小暮はなちゃんと対バン。天上の歌声と、意外と生身の歌世界、是非一度は聴いてもらいたい歌い手さん、オススメ!稲生座は年季の入った、大人の隠れ家といったムードのあるお店です。私たちのホームグラウンド、遊びにいらしてくださいね!


12月14日(日)大泉学園inF 19:00〜 2000yen+order
 青木マリTrio ワンマン

※石川さんからのご縁で出演させていただくことになりました。初めての土地、初めてのお店でのワンマンです。時間の都合で日頃の選曲から漏れてしまうあの曲この曲も、ゆったりのんびり演奏したいと思います。どうぞよろしくおねがいします!


12月19日(金)池袋鈴ん小屋 19:30〜 前¥2000/当¥2500+order
 maguro free+おちょこ/青木マリTrio/山内智博Trio/森省二

※先月から、何かと対バン続きのおちょこさん(国分寺エクスペリエンス)。ここでもご一緒させていただきます。magurofreeさんもおなじみなのであります。


12月23日(火)江古田倶楽部 21:00〜 投げ銭制+drink
 青木マリsolo弾き語り

※私の地元、愛する江古田倶楽部にて、ゆるゆると弾き語り。投げ銭なので、お気軽に遊びにいらしてください。


2015・1月8日(木)高円寺稲生座 「エミちゃん’sバースデイ」20:00〜 1570yen+order
    青木マリTrio/他

※稲生座のエミちゃんの?回目のバースデイ。エミちゃんに存分にピアノを弾いてもらいたいと思います!


1月16日(金)早稲田ZONE−B
 三上寛/石井明夫/神楽亭/青木マリTrio

※ZONE-Bイガラシくんの渾心の企画、どこをとっても強力なラインナップです。是非!


1月23日(金)新宿ソウルキッチン
 青木マリsolo弾き語り/他

※鳥井賀句さんのロックの神棚のようなお店です。
今回は弾き語りで挑みます!

 
 

2014年11月19日水曜日

11月1日、2日、連続でライブ、ありがとうございました!

11月はちょっと寒いけど、いい気候。ライブの本数が多いので、前後に分けて、前半のご報告です。

まず、初っ端は11/1、渋谷ラストワルツにて「来る来るパーティーvol.2」

「にしやん」こと西山正規とDUOっているドラムの広瀬さんの企画。出演は山崎怠雅GROUP、青木マリTrio、チバ大三×モンジ、そして、広瀬さんのTerminals。
にしやんがいつも「広瀬さんは狂ってるから」とか、「頭おかしいから」とか、メンバーとはいえキツイなあ、と思っていたら、ステージでの広瀬さんは本当に狂っていました!カッコよく言えば最高にクレイジー!かな?あんなドラムヴォーカルは初めて見ました。あそこまでやってくれればもう、良し悪しを超えて、感謝の念さえ抱いてしまいました。ともかく、腹が痙攣するほど熱く笑かしてくれる、サービス精神満点の広瀬さんなのでした。あ、因みに演奏はファンキーソウルで、カッコいいですよ。
そして対バン、ギタリストとしては、サイケデリックでドラマチックな轟音ギターで鳴らしている山崎怠雅くん、シンガーソングライターとしては、意外にPOPで、良い感じのアコースティックRockでした。出したばかりのCDのレコーディングメンバーで息もバッチリ和気あいあい、ジョークが飛び交う楽屋も楽しかったです。
チバ大三は若手のドラマー、モンジさんとのDUO。とても勢いのある演奏でカッコよかった。若いのに、ある意味自分勝手な弾き語りSSWの間をよんで合せてくるのはすごい。
やはりCD発売でツアーをやりまくっているチバくんは、流石の貫録でありました。チバのくせに!(笑)(古い仲間で、若い頃から知っているので、感慨深い、、、、。)

広瀬さん、ラストワルツの皆さま、出演の方々、そして聴きに来てくださったお客様、and more、
ありがとうございました!


明けて翌日11/2、武蔵野はらっぱ祭り。

前日の夜のいかがわしさから打って変わって、緑あふれる公園での真昼間のステージ。
開放感いっぱいで、本当に気持ち良かったです。
喜んでくれているのが良く見えてとても嬉しい。
日曜の昼ということも有り、ダンナと子供たちも遊びに来てくれて、迷子になった子どもを探したり、本部のお手伝いをしたり、あれやこれやで演奏以外はずっと走り回っていて、実にフィジカル、オバちゃん全開の楽しい一日でありました。
本部の賄い&販売ポトフ、毎年おいしいです。
ステージも全部手作りで、途中でお休みの期間もあったけれど、もう30年程前から続いている、自分たちで作る自分たちのお祭り。
一時期規模が大きくなりすぎて大変だったようですが、今は持続可能な形で、確実な運営をされています。そうやって、自分たちの仲間が心から楽しめる「場」を維持して下さっているスタッフの皆さんのご苦労にはただただ、頭が下がるばかりです。
言うまでもないことだけど、私達プレイヤーは誰かが用意して、守っている「場」に、乗らせていただいてるんだよね。その、ありがたさや、重みをあらためて実感しています。

余談だけど、若い頃大変お世話になった、今は亡き渋谷APIAのママから、「ステージにその辺歩いてウ○コ踏んでるかもしれないような土足で上がるなんて、ホントはとんでもない話なんだよ」と、言われたのがずっと残っていて、何となくステージ用の靴は外では履かないようにしています。
言われた時は、ステージの神様に対して神聖な気持ちで、ってことかな?と思っていたんだけど、今は、それだけじゃなくて、はらっぱの様な祭りや、ライブハウス、それぞれの場所を、誰かが(儲かりもしないのに!)必死に守って続けていてくれている、その心に対しても、敬意を表さなくちゃいけないよ、ってことでもあるように感じます。
そして、その「場」に居合わせて良かったとみんなに思ってもらえるような演奏を確実に行うことが、ステージに上がるプレイヤーの絶対的な責任なんだよね。あったりまえなんだけど。
あったり前のことを改めて心に刻んでます。

今年ははらっぱスタッフ及び関係者の打ち上げにも参加できて、お世話になっていても交流の無かった方々とも知り合えて感謝も伝えられ、より一層はらっぱ祭りへの愛が深まり嬉しい限りです。
設営を手伝った参加者の、「何にもない原っぱに、ステージやテント、屋台が出来て、終わるとまた、何にも無い原っぱに戻る、それが何とも感慨深かった」という言葉が、深く印象に残ってます。
当日だけ来てると気づかない感覚。

とにもかくにも、お世話になった皆様、そして、遊びに来てくれた皆々様、本当にありがとうございました!



そして、11/8鶴見ラバーソウル。これがまたスペシャルnightでした!
長くなったので続きはまた。


11月後半のライブは

11/21fri阿佐ヶ谷yellow vision 19:30~ 
小川京子/ Lapiz/本間章浩/青木マリTrio

11/29sat三鷹バイユーゲイト
不汁無知ル/おちょこ/細田麻央(舞踏)/青木マリTrio

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2014年10月29日水曜日

2014・11月のスケジュールです




11月1日(土)渋谷LastWaltz
http://lastwaltz.info/
 「来る来るパーティー」
開場 18:00 開演 18:30
ご予約 ¥2,000 当日 ¥2,500(+1d)

Tarminals/チバ大三×モンジ/青木マリTrio/山崎怠雅Quintet

※Tarminals広瀬隆之さんの企画。広瀬さんは西山正規とduoっていたドラマーさんで、ワイルド&ハッピー全開でインパクト大でした!Tarminalsではボーカルなのだそうで、とても楽しみです。
対バンはチバ大三、山崎怠雅、どちらもCDリリースしたばかりで精力的に活動中。アブラの乗ったとこを期待できそう。


11月2日(日)武蔵野くじらやま「はらっぱ祭り」
http://the-harappa.net/

※野外です!お天気に恵まれますように!

11月8日(土)鶴見Rubber Soul 
http://www.beatle-japan.com/calender/ 
「OHJI ABE presents スティーム電池 vol.3」
開場19:00 開演19:30
チャージ:予約・当日とも2,000円+1ドリンク600円〜(税金8%、JAS100円別)

 青木マリ&OHJI ABEspacial band(b.安部ohji ex.子供ばんど、他)/カランツバターサブレ

※このところお世話になっているOHJI様のお声かけで、初めての方とフルセットのバンド編成でのLIVEです。どーなることやら、現時点では全く予想もつきません!
対バンのカランツバターサブレは初共演ではありますが、主要メンバーの吉井功くんが大学の友達で、20年ぶりくらいに会うのでそれもいろんな意味で楽しみ~っ!
お店も初めてです、応援に来てくださいね(^^)/


11月21日(金) 阿佐ヶ谷Yellow Vision
http://www5.ocn.ne.jp/~yvision/newpage2.html
開場 19:00 開演19:30
¥1800+1ドリンク

小川京子/青木マリTrio/ Lapiz/本間章浩

※多くは語りません。ROCKです!是非!


11月29日(土) 三鷹バイユーゲイト
http://bayougate.voxx.jp/
19:30st 2000yen+order

 不汁無知ル/細田麻央(舞踏)/おちょこ/青木マリTrio

※エレキチェロ、歌サックスという変わった編成で高濃度でハイレベルな不条理を描く「不汁無知ル」さんの企画。濃い女の夕べ、との事。なるほど強烈な組み合わせです~、がんばります!


2014年10月27日月曜日

10月もいろいろでした!

 秋も一気に深まって、10月もおしまいですね。今月は縁あってたくさんライブをやらせて頂きました。

 青木マリTrioは、10/4稲生座でヤマトバンド、10/9ラストワルツでnombres、10/16荻窪club doctorで内海勝利&Clazy Sauce、各ジャンル(音楽の種類でなく、生き様というか、やり様というか、、)の大先輩方と対バンさせていただき、大いに勉強になりました。

音楽が懐にある感じ、苦労しなきゃ手に入らないものを手に入れたから出来る演奏を堪能しましたよ。私もだいぶんいい歳になってきてますが、まだまだヒヨっ子ですわ~。
特に、元キャロルの内海さんとClazy Sauceのみなさんの、かつてさんざん尖っていたであろうカドを落とした音、揺るぎようもないグルーヴには、ちょっと涙がでそうな感覚になりました。

だがしかし!どの回もお客さんが少なすぎ!もったいない、もったいなさすぎる~。それがホントに悔しい。
こんなにいい音が身近なところにあるのに、街のもやに消されて見えないところでも星は光り輝いているんだ、なんて状態になっている!
名前の知られている人程youtubeなどで視聴されるだけですまされてるのかしら。

youtube動画は単なる情報です。

生で聴かなきゃライブを観たことにはやっぱりならないよ。言うまでもないけど。

知り合いの集まるライブパーティーもモチロンOKだけど、「ちゃんと演奏できる人」の音もたまには聴いた方がいい。きっと「ハッ」とさせられると思うし、ひいてはライブシーン全体のレベルアップになると思う。そしたらやる方も聴く方も、よりHAPPYでしょ。

 その合間、10/10は地元の江古田倶楽部で弾き語りsolo。投げ銭制でワンマンでやらせていただきましたが、こちらは予想外に大入りでした!つまりは、ノーチャージだと
「チョット聴いてみない?つまんなかったら飲み代だけでいいんだし。」
そんな感じで、お友達を誘って来てくれるんです。お店の常連さんもいるし、生活の厳しさをジワジワみんなが感じてる昨今では、このシステムは理にかなっているのかも。

お金のことはさておき、久しぶりの弾き語りで、どんな風になるか、自分でもわからなかったんだけど、Trioでガッツリやりこんできたので、逆に一人で歌う自由さ、気儘さを楽しめる自分におどろきがありました。日々発見、この発見をTrioや他の形態にフィードバックできるといいな。多分かってにそうなります(笑)
とても楽しく歌うことができ、皆様にも喜んでいただけたようで、お代も気持ち良くたくさんいただけました。
出来高払いみたいですが、がんばった分報酬をいただけるのは、やはり、嬉しいものです。

 そして、10/20は小雨の中、青木マリTrio初!路上ライブをやりました。
ええ歳したオジサン、オバサンが何をやっとるのか、とも思いますが、ええ歳であるがゆえにCD発売ツアーに出られない事情もあり、だったら知らない人だらけのこの東京で!ということで、、。
基本的に外で歌うのは大好き。おおらかになれる。
わざわざ席についてもらうことも無く、聴きたい人が聴きたい分だけ足を止めてくれればいい。
気に入ったらお金を払ってくれたりCDをお買い求めくださっても良いのです!

楽しかったのでまたやります。

 10月の最後は先日25日、新宿ソウルキッチンで青木マリTrio。
こちらは、うってかわってスナックサイズの狭い店内。行ったことある方はお分かりとおもいますが、ステージ後ろに店主鳥井賀句さんのいる厨房があり、壁にはぐるりと往年の偉大なるミュージシャンたちのアルバムジャケットが飾られていて、一番前のお客様は目の前1mも離れていない所に居るような緊密な空間で、いろんな「気」に包まれているような気分で、毎回歌わせて頂いてます。

共演は今回はSADAくん、剣堂シュウジさん。賀句さん選りすぐりのブッキングで、いつもながらに充実の一夜となりました。

各回お世話になったみなさま、お運びくださったお客さま、本当にありがとうございました!

そして、長文お読みくださったあなたにありがとう。ではまたね。


次回のライブは11月1日(土)渋谷LastWaltz
Tarminals/チバ大三×モンジ/青木マリTrio/山崎怠雅Quintetです!


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2014年10月23日木曜日

お知らせ:はらっぱ祭り

青木マリTrio、第26回武蔵野はらっぱ祭りに出演します。

しばらくはお休みしていたけれど、去年は十年ぶりに弾き語りsoloで出演させて頂きました。

今年は青木マリTrioでの初参加です。

外で歌うのはホントに気持ちがいい。

ぽっかりまるい緑のくじら山を見ながらの演奏は格別。

みんな芝生に寝っ転がったりおどったり、飲んだり食べたり

好きなようにしてるのが見えるのがまたGOOD。

たくさんのひととこの喜びを分かち合えるといいな。

入場無料で楽しい屋台もたくさんあります。

マイ箸マイカップ持参で、ぜひ遊びに来てくださいね。

スタッフのみなさん、よろしくお願いします!

お天気に恵まれますように。




【日時】
2014年11/1(土) 11/2(日) 10時~20時 (青木マリTrioの出演は11/2、お昼ごろ)
10/31 準備 11/3 片づけ
<入場無料/雨天実施>

【会場】
都立武蔵野公園 くじら山下原っぱ

http://the-harappa.net/




青木マリTrio次回のライブは10/25(土)新宿ソウルキッチン!SADAくん剣堂シュウジさんと!

CD「Habibi」好評発売中!お求めはこちら

2014年10月16日木曜日

お知らせ:行川さんのコラムにて

現在発売中のミュージックマガジン10月号、行川和彦さんのコラムで、青木マリTrio「Habibi」をご紹介いただきました。まだ発売中なので本文の掲載はしばしお待ちを!
行川さん、ありがとうございます!

それと、先月のミュージックマガジン9月号でも岡村詩野さんのコーナーでちょっと取り上げて頂いています。ありがとうございます!

CDジャーナル9月号は保科好宏さんがミニレビューを書いて下さいました。ウェブにあります。
http://artist.cdjournal.com/d/habibi/4114070766
ありがとうございます!

よかったら読んでみたくださいね~。

2014年10月9日木曜日

ネットラジオ「TAKE FREE」で紹介していただいてます!

昨夜は皆既月食、レッドムーン見られましたか?
光ってないお月様は、遠目にも球体で、大きな球体が空にぽっかり浮かんでいるという、当たり前な不思議、世界の形が実感できて、とても大きな気持ちを感じることができましたよ。

さて、お伝えし忘れていたんですが、青木マリTrioは9月中に「なかむらたけ」さんという方からインターネットラジオの取材を受けまして、現在放送していただいております。

2014年10月いっぱいの特集で、前半、後半で内容を分けて放送して下さるそうです。
CD「Habibi」についてを中心に、ちょっとした裏話など、ペラペラしゃべっています。
ちょっと照れくさいですが、是非お聴きください。

なかむらたけの「TAKE FREE」
http://girlsvocallive.com/radio/page/take.html


よろしくどうぞ~。

本日10/9はライブ、ラストワルツでnombres、村男、がんばりまーす!



2014年10月1日水曜日

10月のライブスケジュールです

この秋は急に涼しくなったりあつくなったりしたせいか、庭の柿の実の色づきが早い気がする。あれよあれよと衣替えだわね。

秋のライブのお知らせです。


10月4日(土) 高円寺 稲生座 20:00~
http://ameblo.jp/inaoiza/
東京都杉並区高円寺北2-38-16 サニーマンション2F
料金:¥1570 +1drink

出演/青木マリTrio<青木マリ(vo,g) 石川寧(tp,noise) 小林洋(b)>
/ヤマトバンド

※ホームグラウンド稲生座で、たっぷり1時間のステージです。エミちゃんのピアノも毎回違ってどこまででも行っちゃいます。楽しみです!




10月9日(木)渋谷LastWaltz open/start 18:30/19:00 
http://lastwaltz.info/
渋谷区渋谷2-12-13八千代ビルB1F 
料金: ご予約¥2,500 当日¥3,000 +1drink

『Unstuck in Time phase-1』

出演/nombres<有近真澄(vo) 窪田晴男(g,ex.パール兄弟) 小滝みつる(key) 安部OHJI(b,ex.こどもBAND) 矢壁アツノブ(dr, 戸川純)>
青木マリTrio<青木マリ(vo,g) 石川寧(tp,noise) 小林洋(b)>
/村男

※nombres(ノンブレス)の安部OHJI様よりお誘いかかりました。凄腕の先輩方とのライブ、楽しみです!キャー!



10月10日(金)江古田倶楽部 21:00~
http://www.ekodaclub.com/
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  Tel. 03-3994-2005
西武池袋線江古田駅南口から徒歩約1分
NoCharge 投げ銭制+order

出演/青木マリ(vo.g.)solo 

※地元の老舗BluseBar、久しぶりの一人弾き語り、のんびりゆるゆるやりたいと思います。




10月16日(木)荻窪 club Doctor open/start 19:00/19:30
http://3rushmusic.com/ogikubo_club_doctor.html
杉並区上荻1-16-10 ローレルビルB1
料金:前売¥3,000 当日¥3,500 (共に+1 Drink)

出演/内海利勝(ex.キャロル)&CRAZY SAUCE <b村上功/d.vo後藤納央人/g.vo長洲辰三>
青木マリTrio<青木マリ(vo,g) 石川寧(tp,noise) 小林洋(b)>
/SHIBU

※言わずと知れた元キャロルの内海さん!キャー!




10月25日(土)新宿Soul Kitchen open/start 19:00/19:30
新宿区歌舞伎町1-4-12 ナカヨシビルB101
料金:¥1500+drink

出演/青木マリTrio<青木マリ(vo,g) 石川寧(tp,noise) 小林洋(b)>
/SADA
/剣堂シュウジ

※音楽評論家、鳥井賀句さんの、小さいけれど他にないアクの強さのお店。ロックの神様の神棚であると思ってます(笑)



青木マリTrio CD「Habibi」 好評発売中です!お求めはコチラ!

2014年9月23日火曜日

今さらですが!青木マリTrio小林洋、石川寧プロフィール

9月はライブも少なく、少しのんびりと過ごしています。

青木マリTrioCD「Habibi」も各所、雑誌などで取り上げていただいたり、ネットラジオの取材があったり、ポツポツ、営業しております。

そんな中、ふと気が付けば、このブログ内でアルバムの紹介はしていたけれど、メンバーの詳しい紹介をしていなかったことに気づきました。
いやいやウッカリしていてすみません。メンバーさん二人の今までの音楽人生から、このバンド、アルバムのコンセプトを汲み取っていただけるかもしれませんね。

彼ら(はじめは小林さん)と知り合って二年弱になりますが、何しろ、私も彼らもそれなりに長く音楽に携わっていながら、物凄いニアミスで、全く知らない間柄でしたので、青木マリブログ読者の皆様には、ご存じない方もいらっしゃるかと思います。改めてご紹介させてください!(今さらですが!)

まずは、バンドの大黒柱、影のバンマスBass.小林洋から。

小林洋プロフィール


北海道札幌市生まれ。

中学のころよりギターを弾きはじめる。

80年代後半よりNew Jazz Syndicate、庄田次郎(Tp)グループにギタリストとして参加。関西、九州、東北、北海道をツアー。

ギター演奏の傍ら、長唄三味線を杵屋和完氏に師事。

92年、庄田次郎、石川寧(Tp)と渡米。ニューヨークはKnitting Factory、West End Gate等で演奏。数多くのミュージシャンとセッションを重ねる。

帰国後、ヒップホップに傾倒し、自己のバンド「SECRET COLORS」を結成。
Improvised (即興) HipHopを標榜し、都内ライブハウスを中心に演奏。メンバーチェンジを繰り返し、その活動は現在に至る。

近年は "Groovers Jam"(ノンジャンル)"Groovers Jam Cypher"(ヒップホップ)という、二つのジャムセッションを主催。

数年前6弦ベースを友人から借りた事をきっかけに、ギターからベースへ徐々に転向。

2012年末、青木マリと出会いDuo結成。その後、盟友石川寧が加わり、現在の「青木マリTrio」に。
「SECRET COLORS」「青木マリTrio」の他、元ごくつぶし、河合政弘(Vo)との「残虐で美しいこの世界」、小川圭一(As)との「ニュートリノ」等、複数のバンドで活動中。

今回の青木マリTrio「Habibi」では、録音、アレンジ、プログラミング、ミキシングまでを担当し、音作りの中核を担っている。


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改めて読むと、結構知らないことがあったりしますねえ。現在のベースプレイに歴史が刻まれてるのがわかりますね。
彼との出会いが現在の青木マリTrioの第一歩だったと思うと感慨深いです。その話は過去記事にありますね。

続きまして、青木マリTrio、実はバンドのキーマン、発狂部門担当(!)、Tp.Noise石川寧ヤスーシー。



石川寧ヤスシ プロフィール(はしょりバージョン)


中学校のブラスバンドでトランペットと出会い、ジャズ、インプロヴィゼーションに目覚める。

新日フィルの首席トランペット大倉滋夫に師事。
日大文理学部入学、ジャズ研、吹奏楽部在籍。
ジャズ奏法やアレンジをオルケスタデルソル他で活動の吉田憲司氏に習う。

92年、長い付き合いとなる小林洋と一緒にnew jazz syndicate主催の庄田次郎海外ツアー同行。
渋さ知らズに加入。

現在は青木マリTrioの他、自身のリーダーバンドNoisin'Husky(ジャズノイズ)や、Secret Colors(即興ヒップホップ)、各駅ミュージック(ストリートラップ).致命的な現象への執着(ノイズ)、残虐で美しいこの世界(ソウル)、混沌兄弟(電気ラッパ)、渋さ知らズ(渋さ知らず)などで活動中。

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なるほど、あの美しい音色は本格的にクラッシックを経験しているからなんですね。中学でJAZZインプロとはませてますねえ。
小林さんと石川さんは実に長い付き合いで、プライベートでも縁が深い切っても切れない間柄なんですよ。お互いじつはリスペクトしあっているのを感じます。

このプロフィールは私が営業用にザックリ短くしたもので、本人のオリジナルはもっと長くて面白いんです。ライターのお仕事もしている石川さん、読み物としても楽しめるさらに詳しいプロフィールを最後にお付けします。あの不思議な哀しみと美しさの音の秘密が隠れていますよ。石川さんファンの方、是非!(そうでない方にもきっと面白いですよ)


青木マリTrio次回のライブは9/27高円寺ShowBoat「降りしきる夜」
DEEPCOUNT企画、ノブさんとのコラボ「壁」再演します!
CD「Habibi」も好評発売中!
よろしくです。



石川寧ヤスシ プロフィール・オリジナルストーリーバージョン

そう、音楽を一生続けようと思ったのは中学校のブラスバンド部がきっかけである。母の勧めるまま入部し、母の勧めでトランペットを手にした。先輩にさあ吹けと言われてブーッと出た一音で運命を感じたね。緊張しいのクセに目立つの大好き。ファンクラブもできて学校のヒーローさ。そして即興との出会い。これまた母に連れられてLiveUnderTheSkyのマッコイタイナーのピアノソロ。まさかアドリブだとは最初は信じられなかった。早速ジャズ教本を買ってきて勉強を始めるが、スケールやらコードアルペジオがどうやってアドリブになるのかさっぱり分からなかった。
本当の即興に目覚めるのは高校に入ってからだ。練習の合間に、先日亡くなったドラムの小坂のビートに合わせて無茶苦茶に吹いた時のあの開放感!譜面の束縛から放たれた瞬間の感動を今でも鮮明に覚えている。のちに米米CLUBなどで活躍するラッパの下神竜哉には適当じゃんと冷やかされたが、自分的にはもう大満足。これが僕の即興人生のスタートであった。
管楽器はロックやポップス系バンドにホーンセクションとして呼ばれる機会が多い。角松敏生コピーなどをよくやったものだ。これでホーンアレンジを勉強した。しかし難しくて吹けない(のちに角松ホーンズ張本人のラッパ荒木氏に大学で指導を受けるのだが、トップレベルを目の当たりにしてああこりゃ吹けるわけなかったなと思いましたとさ)。
さて将来のためにはやはり音大に進むべきと思い、ナベサダとマブダチという担任教師に相談するが、成功するのは一握りのみと反対される。もちろん無視して中学校の担任の藤田猛先生にピアノを習い、コネを使ってもらって当時新日フィルの首席トランペット大倉滋夫に師事する。指導は厳しく、帰りの町田駅行きのバス車内で悔し涙を流したものだった。ついでに先生のお宅のトイレでは小便をこぼしたものだった。アーバンやコーポラシの教本を一日中さらう日々。しかしジャズも忘れてはいない。その頃ジャズ好きは国立音大に集まっていて、ラッパの五十嵐一生なんかも遊びに来ていた。みんな凄腕ばかりだ。まず緊張大魔王の僕が試験会場でまともに吹ける自信もないし、もしうまいこと卒業できたとしても仕事無いしなどと弱気になり断念。大倉先生の指導が途端に優しくなったのが悲しかった。
しかしだ。音楽への愛が無くなったわけではもちろんあり得ない。音楽を極めるには視野を広く、宇宙の仕組みを知ることだという飛躍思考に至り、得意の数学を活かすべく物理学を学ぶことにする。真面目にやったさ、最初の一年は。どんな分野でも才能は重要で、僕がさっぱり理解できない代数幾何のファジーな把握をいとも簡単に解いてみせる同期の友、加藤ユキタカくんを見てこりゃダメだととっとと諦める。その後勉強そっちのけでジャズ研と吹奏楽部のラッパ三昧。ジャズ奏法やアレンジをオルケスタデルソル他で有名な吉田憲司氏に習う。でもあんなでかくて高い音は真似できなかったなあ。当時の日大文理学部ジャズ研は部員がとても少なく、ギターの鬼怒無月とあと東大生ドラムの宗修司(故)とか。そのため都内のいろんな大学へ頻繁に他流試合に行ったものだ。本当に楽しかった。で、大学にほとんど顔を出さず単位が足らないことに気づくのが遅れ、始末書を書かされる始末である。これは卒業後何年も夢でうなされたものだった。
卒業後は歯並びで悩んでいたので矯正のため4年間ラッパを休む。その間はウインドシンセを手に入れて無謀にもレコーディングに参加したりしたものである。しかしあの時は無性にラッパ恋しかったなあ。さて矯正器具が取れ、ワクワクでラッパを口にしたら音がでない。まあこれは当たり前、しばらくすれば思い出すものだ。ただ苦労したのは指が早いテンポに追いつかない。ビバップが得意技だと自負していたのだが、これは今でもあの頃のようには吹けないのである。まあスタイルなんて長い人生その時々で変わったって構わんと今では思っている。
その後。長い付き合いとなる小林洋と一緒に庄田次郎海外ツアーについて行く。そしてこれまた長い付き合いとなる渋さ知らズに誘われる。そのツアーで、関西方面で活躍していた弾丸ルビィと知り合い東京まで追いかけられて結婚。2人で書籍の編集プロダクションを立ち上げ、仕事に生きる日々。しかし夫婦で鬱になり、その後妻に乳がんが見つかる。もう音楽はやめてしまっていた。世間知らズの僕はあらゆることを妻から学び、最後に死をもって目の前から消えることにより、依存しっぱなしだった僕を覚醒させ、彼女は全ての教えを完了させたのである。今またラッパを手にし、そして僕の音は激変した。
明日につづく...

現在は青木マリTrioの他、Noisin'Husky(リーダー)、Secret Colors(小林洋他)、各駅ミュージック(Lata Tap他).致命的な現象への執着(くぅた他)、残虐で美しいこの世界(まーちゃん他)、混沌兄弟(豊田浩司)、渋さ知らズ(不破大輔他)などで活動中。
現在は青木マリTrioの他、Noisin'Husky(ジャズノイズ)、Secret Colors(即興ヒップホップ)、各駅ミュージック(ストリートラップ).致命的な現象への執着(ノイズ)、残虐で美しいこの世界(ソウル)、混沌兄弟(電気ラッパ)、渋さ知らズ(?)などで活動中。
名前出しても分からないかもなのでジャンルも書きました。




2014年9月16日火曜日

高尾山へ行きました。

9/15、敬老の日、家族で高尾山へ行きました。

ここのところ、日々の暮らしのアレコレで夫婦も子供もストレスがたまっていて、
樹木のたくさん生えてる所に行きたい~っという欲求が高まっていたので、
あまり深く考えず、近場で気軽な高尾山を選びました。
家族で行くのは初めてでした。

京王線の特急に乗ると、思いのほか近いですね。
高尾山口駅から少し歩いて、今回は子どもらは初めてだし、オバーチャン(実母)も一緒なので、無理せず途中までリフトに乗りました。ケーブルカーやロープウェーと違って、モロに空中移動していくので、爽快です。(でもチョット怖い)
意外と急こう配なんだなあ。谷が結構深いや。

リフトを「おっとっと」と降りて、かるーくおにぎりなどをつまんで、まずは、「猿園、野草園」へ。
ガイド本にも出ていたんだけど、さる園の解説のオジサンがおもしろい。ただ猿を見に来たはずなのに、さるを交えたオジサンの話芸、とさえ言える話しっぷりに引き込まれ結構長居してしまいました。

そして、併設の野草園。
森の中に細い木道があって、植生がまじかに見られる、だけなんだけど、それまでの舗装路とはうってかわって森らしい静かな湿り気。山野草の花々のひそっとした可愛らしさ。
たまたま植物ブーム中の息子くんは、ひとりテンション高くなってます。図鑑などで名前を知った植物の実物に出会うと嬉しいらしい。確かにね、名前を知らないと、全部ただの草花、で終わっちゃうんだよね。個別に認識できれば更に興味がわくよね。あ、有名とか無名ってそういうことだよね~。関係ないけど。
息子くんのおかげで大人たちもじっくりと野草を観察できました。

シュウカイドウ

高尾山は、スカートパンプスでのデートから、それなりにきついハイキングまで、コースが選べるのがいいところ。なんでも人出の多さ日本一とか(うちの母情報)。お土産物屋さんや、お茶屋さんが、何ともほど良い数とたたずまいで、まさに「丁度いい」加減。

言わばメインストリートの参道、舗装路の1号路を登って薬王院へ。
途中の茶屋のごまだんごが美味しかった。ワンちゃん連れのひとも結構います。

3号路からの眺め
薬王院は1200年の歴史のあるお寺だそうで、山寺らしく、天狗さんがいます。子どもたちがおみくじを引いたら、二人とも性格とかすごい当たっててさすが、すべてお見通しなようです。

本堂裏から登って奥の院、そこからさらに登ると、着きました、高尾山山頂です。
南関東の山々が間近に見渡せて、いつも電車移動の目線で考えてると遠く感じるけど、鳥の目というか、巨人の目線で考えると大山なんか、すぐそこだなあ。あそこにも天狗がいるんだっけ、飛んでいけそうだ。

山頂で一休みして、下りは少し山に入った3号自然観察路で行くことに。
基本的には等高線に沿ったなだらかなコースだけど、山頂下のあたりはかなりの勾配で木の根だらけで足場もわるく、こりゃー登りで選ばなくて良かったわ。ばーさんには無理だわ。
やっとこすっとこ降りて分れ道で3号路へ。
スカラベもいる。
野生動物がいるからですね。
なだらかだけど、細い道が、崖の途中を横切って進みます。狭いところは幅5、60cmくらいしかなくて、柵も手すりもなく、足をすべらせたら谷に落ちちゃいそう。
3号路は南側の斜面を通るので、広葉樹が多く、複雑で有機的な印象。下を見ても茂みで底が見えません。
美しいすがたの木
しばらく雨が続いた後なのでそこかしこにキノコが生えてます。すごくきれいな姿の木に何本か出会えました。
満足したので下山もリフトで。
珍しく自撮りなど!
もっと自然観察したいんだけど、足を踏み外さないよう殆ど足元を見て、でも、森の空気にしっかり浸って、すごくリフレッシュできてよかった。

自然路は他にもたくさんあって、6号路まで。次回は別のルートにもチャレンジしたいな。
それと、違う季節の違う植生の中も歩いてみたい。
高尾山はいいバランスで人の手が入った、癒しの森なのでありまし
た。






次回のライブは、青木マリTrioなんと新宿路上!9/17雨降りませんように!
その次は9/27ShowBoat 「降りしきる夜」

CD「Habibi」絶賛発売中!







2014年9月6日土曜日

9/27ショウボート降りしきる夜のフライヤーが届きました!

先日の9/4のパープルゾーンが無事終了し、今月残るは9/27sat「降りしきる夜」@高円寺ショウボートのみです。

敬愛するDEEPCOUNTノブさんの企画です。

カッコいいフライヤーが今回も届きました。

対バンは、元リップクリーム、カラードライスメンのミノルさん率いるEYEFITS、そして、はじめて対バンの松井文さん。
ノブさん曰く、たまたま、だそうですが、DEEPCOUNT以外全員女性ボーカルです。

「降りしきる夜」は、音楽ジャンルに固まることなく、でも、一本すじの通ったミュージシャンが毎回出演していて、いつも気を引き締めて臨んでいます。
今回も、とても楽しみです。

音楽を真剣に愛している皆様、ぜひぜひお越しくださいませ!
よろしくです。前売ご希望の方、ご連絡くださいね。


青木マリTrio「Habibi」好評です!

ホルモンタンクレコード、ディスクユニオン各店、タワレコオンライン、Amazonその他、またはライブ会場で!

2014年8月27日水曜日

石塚俊明さん、ヒゴヒロシさん、やはりすごかった。

先日、8/23渋谷LastWaltzにて、kootowns presents Lady Summer Hot Nightという企画に出演しました。
今回は青木マリTrioでもSoloでも無く、「青木マリ+ヒゴヒロシ+石塚俊明」という、イレギュラーでスペシャルな企画バンドでやらせていただきました。

そもそものお話は、まだ桜の咲くころ、[Habibi」のmixの詰めにかかっていたころ、石川さんの音楽仲間の「くぅたさん」という方から、8月に女性ボーカルの企画をやるから青木マリTrioに出てもらえないか、と、いうものでした。
しかし、たまたま小林さんの都合が合わず、お断りしようとしたら、soloでもいいですので、是非、と。

でも、その時はまだ、くぅたさんとは面識も無く、ちょっと用事も入っていたのでどうしようかと迷っていたら、つながったばかりのフェイスブックメッセージで、
「じゃあ、いつもと違うバージョンで、石塚トシさんと、どうですか?」
トシさんとはあの頭脳警察のトシさん、十数年前に渋谷APIAの企画で何度かunitでご一緒させていただいていて、あ、嬉しい、いいなそれ、すると即座に
「トシさん日程仮押さえOK、どーします?」わー、もう、やります、やりますよぅ
「ベースはヒゴヒロシさんに決まりです」ひゃーっ!

とまあ、こんな具合の手際の良い、うむを言わさぬ追い込みで、この日のライブが決定したのでした。

ヒゴさんとは最近顔を出すようになったインプロセッションの方でご一緒するようになりましたが、シンガーソングライター青木マリの楽曲はご存じなく、事前のリハをご希望でした。でも、トシさんったら、「物覚えが悪いので、当日リハでよろしく~」

と、いうわけで、ものすごく早めに決まったライブにもかかわらず、音源だけお渡しして、リハ無し当日ぶっつけ本番、一発勝負、な流れとなりました。

日にちが近づいてきて、さて、何をどうしよう、それぞれとは絡んだことはあるけど、三人で音を出したことがないから、イメージしづらいなあ。
だけど、何しろ、海千山千の日本のアンダーグラウンド・シーンの御大お二人、悩みはするけど、不安はまるで感じませんでしたよ。自分達がカッコ悪く見えること、つまんないことは絶対しない、って、それだけは確かだな、と思っていました。

ギリギリになって、ヒゴさんにだけは候補曲の歌詞を送り、何となくこんな感じかなというおおざっぱなイメージだけ決めて、

で、当日。

リハで手短に曲を通して探り合い。この段階では海とも山とも。
大体ドラム入りのセットは久しぶり、音に慣れて間合いをつかんで。

曲としては何のまとまりも無いリハでしたが、うーん、見えてきた!私たちの今日やるべきことが!

音を出したらとたんにクリアーになって、曲順や、イメージが急にまとまり、後はほど良い緊張感で、本番が楽しみなばかりになりました。

ライブが始まり、一番手は企画のくぅたさんのRoomdinerz、以外にポップでキュート、バイオリンが新鮮。ゲストボーカルY子さんが、私の古い音楽仲間の知り合いらしく、思いがけず懐かしい人の近況等、楽屋でお話できました。

二番目はハレルヨ。
ずっと音楽は続けてきたそうですが、ライブはもうずっとされていなかったとのこと。でも、そんなこと感じさせない堂々としたステージで、曲も良く衣装も演出も凝っていて本番前なのに見入ってしまいました。

そして、私達。黙々とセッティングして、目で合図して、ヨシOK!
始まっちゃったら、うわっ来た、うっひょーっ!
リハとは打って変わって何の迷いも無い御大お二人、すごいです。ただただ反応しあって、ほんとに楽しいばかりでした。大船に乗った気持ちとはこの事ね!思い切りはねてもコケてもヘーキ、結構ロックな感じだったのではないでしょうか。

青木マリTrioのかけがえのなさ、繊細さとはまた違った、やりきった感のあるライブが出来て、お客様にも好評でよかった。
やはり、この一年ばかり、Trioで一生懸命やってきて培われてきたものが、間違いなく自分の中にあるんだな、って思えて嬉しい。一年前の自分では、トシさんヒゴさんとのセッションは務められなかったんじゃないかなあ。

ほんとに感謝あるのみですね。

この経験がまた、Trioの演奏にもフィードバックされて、さらに前に進んでいけるんじゃないかしら、と期待してます。まだまだ頑張れそうです。

トシさん、ヒゴさん、対バンのみなさん、PA藍ちゃん、ラストワルツ・マルタさん、スタッフさん、仕掛け人くぅたさん、いなかったけどTrioのふたり、そして、高円寺やあちこちで夏の締めくくりの大イベントがある中いらしてくださったお客様、本当にありがとうございました。


演奏曲目

・カチンカチン
・ハレルヤ
・メロディ
・ビューティフルボーイ
・ゴッドブレスユー
・うた
・ワンビー



次回のライブは青木マリTrio、荻窪ClubDoctor「パープルゾーンvol.3」
チバ大三×山崎怠雅
human end(from 福島市)

よろしくどうぞ。
青木マリTrioCD[Habibi]好評発売中!

















2014年8月21日木曜日

青木マリTrio「Habibi」、ディスクユニオン各店で販売開始、iTunesも!

そんなこんなで、青木マリTrio「Habibi」は、発売より各方面でご好評いただいておりまして、実に嬉しい限りです。

前作「SleepySeeds」(ホルモンタンクレコード2006)発売の時は、絶妙なタイミングで第二子を妊娠して、レコ発ですでにつわりが始まり、いわゆる「情宣」、つまり広報活動が全くできず、レーベルさん、当時のメンバーさんに大変申し訳ない気持ちで産休育休しておりました。

その反省を生かし、今回の「Habibi」では、自分なりに少し広報をやってみようと、情宣シロウトなりにがんばっています。(地底レコードの吉田社長には、面識も無いにも関わらず、親切にご指導いただき、大感謝です)
どちらかというと引っ込み思案で、あまり営業的なことは得意ではないのですが、せっかく良いアルバムが出来たのだから、「たくさん聴いていただきたい!」と素直に思って、動いています。
(情宣を全くしなくて売れなかった前作との比較を実験的に楽しんでみたりも、、、。)


というわけで、
青木マリTrio「Habibi」、都内および近県ディスクユニオン各店での販売が始まりました!

・お茶の水駅前店
・神保町店
・新宿本館BF 日本のロック・インディーズ館
・下北沢店
・吉祥寺店
・町田店
・横浜関内店
・津田沼店
・千葉店
・柏店
・北浦和店
・大宮店
・池袋店
・渋谷中古センター
・横浜西口店
・中野店
・立川店
・オンラインショップ http://diskunion.net/jp/ct/detail/1006380022

の、各店舗にてお取扱いいただいております。
思いのほかたくさんのお店に置いてくださって、ユニオンさんにも大感謝です。
お近くお立ち寄りの際は、是非、チェックしてみてください!


併せて、iTunes Storeのダウンロード販売も始まりました。
https://itunes.apple.com/jp/album/habibi/id907994406

CD製作は、アルバムとしてジャケットや曲順曲間も含めてトータルに考えて作っていますが、一曲ずつの楽曲をお気軽に楽しんで頂ければ、と思います。
私達の音楽、未体験の方、まずは是非、ご試聴ください!

よろしくお願いします!


その他の販売店情報はコチラ








2014年8月20日水曜日

8/23青木マリ+石塚俊明+ヒゴヒロシ やります!

残暑厳しい、、。子どもの夏休みの宿題も厳しい、、、。


先日8/18の青木マリTrio、APIA40、久しぶりの伊東マスターのPAで、さらにアピアというハコのすばらしさ、底力を体験したばかりですが、次のライブのお知らせです。

tp石川さんのお友達で、多面的に活動されている「くぅた」さんという方のお取り計らいで、

青木マリ+石塚俊明+ヒゴヒロシ at 渋谷ラストワルツ

というライブを組んでいただきました。

ヒゴさんとは、最近、青木マリTrioメンバーさん主催のインプロセッションで共演させていただいて、お知り合いになったばかり。インプロの経験のほとんどなかった私から、スルスルと歌を引き出してくれる不思議な魔法のようなアプローチのベースが忘れられないインパクトでした。

トシさんとは、もう十数年も前、APIAがまだ渋谷で、リニューアルする前の細長い黒いハコだったころ、青木マリ+石塚俊明duoでツアーも含めて何度かライブをやらせていただきましたが、産後はほとんどご縁が途切れた状態になっていました。
なので、とても嬉しい。

うまくいくのか、苦戦するのか、いずれにせよいつもとまた違う青木マリが出てきてしまうであろうきっと!!
皆様、是非、目撃してください!

8月23日 渋谷ラストワルツ
kootowns presents Lady Summer Hot Night 

開場 19:00  開演 19:30
前売 2000円 当日 2500円(+1ドリンク)

出演
Roomdinerz
(Y子、mami、砂智子 くぅた Kenji)
ハレルヨ
vo与志乃+pf達三+g修三
青木マリ+石塚俊明+ヒゴヒロシ

前売ご希望の方、メールフォームでも受け付けます。ご連絡くださいませ!


※青木マリTrio[Habibi]好評発売中!

2014年8月16日土曜日

夏休み!

こどもたちが本格的夏休みになりました。
犬の琴さんがいるので、今年はお泊りの旅行は見送り、日帰りでちょこちょこお出かけしています。

 こないだは海。
といっても、あまり海派でない私達夫婦、これといって行きつけのところもなく、たまたま何年もご無沙汰している私の古い先輩が住んでいるってだけで、鵠沼海岸へ。いきなりだったのでその方には会えませんでしたが、過去に「カウント・ゼロ」というアルバムのジャケットデザインをお願いしたこともあり、電話でお話できて良かった。なかなか用事もきっかけも無いと疎遠になっちゃうから。
浜には小さな二枚貝がたくさんいて、こどもたちはよろこんでました。生きてる貝の動きがおもしろかったみたい。
それから初めてボディーボードを借りて、ちょろりっと波にのってみました。
始めは何だかなーと思ったけど、何回かやったら楽しくなっちゃった。
丁度いい波が自分のところに来るのを待ってて、今!って時にタイミングを合わせて、何とも言えない一体感があるんだなあと。大きな大きなものと。
ほんの少しだけ海の人の気持ちがわかったような気がしました。
湘南の音楽規制が話題になっていたけど、ファミリーにはちょうどいい雰囲気で、まあ、良かったかな。帰りは江の島の方まで歩いて、それでもやっぱりずいぶんナンパっぽいムードで、オバちゃん的には「ほほ~」という感じでしたわ。


 先日は「こどもの国」へ。
結構な野山で緑が気持ちよくて、そして動物とたくさん遊べて楽しかった。
動物園のロバちゃんが、飼育員のお姉さんをとても慕っていて、すごくかわいらしかったです。ちゃんとわかっているんだよ。大事にしてくれる人のことを。
プールにも入って盛りだくさんで、時間が足りず、牧場の牛の生態についての展示が見れず悔しがってた息子。「一部屋まるごと図鑑みたいになってる部屋をゆっくり見たかった~っ」と。どんだけ図鑑好きなんだ君は。そうかそうか、今度またゆっくり遊びに来ようね。

 そんなこんなで明日は「すみだストリートJAZZフェスティバル」に友達のゴスペルチームを聴きに、夕方は子供のための劇を観に行ってきます。

そしてこどもたちよ、頼むから宿題も、やってください。見通し暗いです!


青木マリTrio次回のライブは明後日!8/18mon 学芸大学APIA40、よろしくどうぞ!
newCD「Habibi」もいろんな方から絶賛いただいてます。こちらも是非!







2014年8月9日土曜日

8/3七面鳥8/5ajaありがとうございました。新曲を作りました。

8月になったころかな、パレスチナで起きている虐殺行為、それに反対する声を上げようと、いわきに住む「さっちゃん」という女性が、SNSで呼びかけていました。8/3の夕方に駅前で、スタンディングアピールをすると、、。

彼女とは誕生日が同じということもあり、その日丁度同時刻に渋谷七面鳥で青木マリTrioライブがきまっていたので、これも何かのつながりに感じ、その時イメージの断片だけだった曲を一気に仕上げて、8/3に歌うことにしました。


ひとりひとりの気持ちとは、全く離れた意思で世界が動いてしまうこと。
なによりも大切にされなければならない子供たちの命が、何かと秤にかけられてないがしろにされていること。
言葉をごまかしの為に使い過ぎて、言葉そのものが機能しなくなっていくこと。
危惧しても何をどうすれば良いのか解らず、傍観者にさせられていくこと。

そんな気持ちを、まとめた歌、本当はこんなことを歌わなくて良い世界であればいい。


そんな歌が、出来ました。タイトルは仮に「二重基準」としときます。
出来立てホヤホヤ、まだ歌いこまれてない拙い歌を聴いて下さった皆様、ありがとうございました。
白壁に壁画が可愛らしい七面鳥ステージ。おしゃれっぽい!
phto by 岡崎潔

ライブ自体はとても楽しく、初対面の共演の方々(たかぎふみのりさん、カラード・パンさん)の演奏もノリノリで、親しくお話もできて素敵な夜でした。
お声かけ下さった安部OHJI様、七面鳥の皆さん、そしてお客様、ありがとうございました。


その後8/5の中野坂上ajaでも歌って、新曲に命が入ってきたように感じました。
バンドもすごく上がってきている気がする。
こんな風に、自分の大切な時間を持てる日々がどれだけ大事で文字通り「有り難い」ことなんだろう。
やはり、お世話になった皆様、主催のヤングマインドソウル、こちらも初対面の古田朝映さん(私とは正反対なタイプだけど、すごくおもしろい、センスのある歌い手さんでした)、aja吉田さん、何よりお客様、本当にありがとうございました。


撮影は共演の古田朝映さん
ajaは真黒だなあ。Rockバンドみたいだ。




新曲はしばらくライブで歌っていくと思います。いつかこの歌が、今はもう違う、こんな世界じゃなくなった、と、歌われなくなる日がくることを願って。



次回のライブは8/10sun 高円寺稲生座20:00~ よろしくおねがいします。
CD「Habibi」好評発売中!



2014年8月2日土曜日

2014年8月9月のライブのお知らせです。

8月3日(日) 渋谷 アコースティックライブバー七面鳥http://www.7mentyo.com/
安部OHJI presents ねじまき算定機 vol.1
青木マリTrio / たかぎふみのり
オープニングアクト: color de pain
時間: 16:30 / 17:00
料金: 2000 / 2500 (+D)
※早めのスタートです。青木マリTrioは17:30からです。終わって飲みに行ける時間です!

8月5日(火)東中野Aja http://aja-bar.jp/ 青木マリTrio
  出演/ヤングマインドソウル他

8月10日(日)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/ 青木マリTrio / ソーサナー

8月18日(月)学芸大学APIA40 http://apia-net.com/ 青木マリTrio

8月23日(土)渋谷LastWaltz http://lastwaltz.info/ 
青木マリ+ヒゴヒロシ(b.)+石塚俊明(dr.) / Roomdinerz / ハレルヨ

 

9月4日(木)荻窪club doctor http://3rushmusic.com/ogikubo_club_doctor.html 青木マリTrio
  出演/チバ大三+山崎怠雅 HUMAN END

9月27日(土)高円寺ショウボート http://showboat1993.wix.com/showboat1993
   「降りしきる夜」出演/DEEPCOUNT、EYEFITS、青木マリTrio、松井文


番外編:8月29日(金)西荻CLOPCLOP 「 Improvisation Lagoon」

出演/
オラン(vo.concertina),
おちょこ(vo),
尾上祐一(回擦胡,リボンコントローラー),
ゆきを(ag),
村上いずみ(dr),
吉崎守(b),
青木マリ(vo),
武田理沙(dr,key),
大門力也(eg),
熊田央 (dr),
ヒゴヒロシ (b)  

open 19:00start 20:00
charge 2,000yen+drink

 tel:03-5370-2381
http://www.clopclop.jp/

2014年7月27日日曜日

2014.7.28は青木マリTrio新譜「Habibi」全国発売日です!

いよいよ夏本番、あっつい日々が続いていますね。

いきなり本題ですが、現在先行販売中でご好評いただいておりますCDアルバム[Habibi]は、2014年7/28が正式な発売日です。

発売に寄せて、ミュージシャンで文筆家でもある和久井光司さんより、素敵なコメントを頂きましたので、ご紹介させてください。

「ここには歌がある。
母の歌、妻の歌、女の歌だ。
この唄い手は20年も前、彼女が少女だったころから知っているが、
少女は妻になり、母になり、立派な女になって、
大きな歌を唄える人間になった。
その過程が、曲に、歌詞に、サウンドに、息づかいに、
くっきりと刻まれているアルバムが嬉しい。
青木マリの歌に嘘がないのは、
彼女がまっすぐに宿命を受け容れて、
今日を生きているからだろう。」

ーーーーーーー和久井光司(総合音楽家)


ありがたいですね。
20年まえ、私が少女だったかどうかは置いといて、ヒヨっ子だったころから折に触れてずっと見ていて下さる方がいる、というのがとても嬉しくありがたいコメントです。



以下にご購入いただける店舗などをお知らせいたします。
販売の委託なども順次お願いして行くつもりですので、随時ご報告させていただきます。

ホルモンタンク・レコード http://hor-tan.fast.co.jp/mari/mari.htm

タワーレコード・オンライン http://tower.jp/item/3661025/Habibi

山野楽器 http://www.yamano-music.co.jp/userProdDetailCD.do?itemCode=4114070766&itemClass=C

TUTAYA http://tower.jp/item/3661025/Habibi

Amazon  http://www.amazon.co.jp/Habibi-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E3%83%9E%E3%83%AATrio/dp/B00LHS5AEK


渋さ知らズ等でおなじみ、「地底レコード」さんでもご紹介いただきました。吉田社長の熱い紹介コメントも是非お読みください!
地底レコード http://chitei-records.jp/blog/article/post-3836.html


通販も最近は手軽になりました。是非ご利用ください。
勿論、ライブ会場での販売も引き続き行いますよ!


2014.9.7追加情報です
diskunion以下各店で8/19より販売しています。委託につき期限がございます。お早目に!
・お茶の水駅前店
・神保町店
・新宿本館BF 日本のロック・インディーズ館
・下北沢店
・吉祥寺店
・町田店
・横浜関内店
・津田沼店
・千葉店
・柏店
・北浦和店
・大宮店
・池袋店
・渋谷中古センター
・横浜西口店
・中野店
・立川店

・オンラインショップ http://diskunion.net/jp/ct/detail/1006380022



最後に、私からのアルバム紹介コメントものっけさせて下さい。


「 アルバムのタイトル「Habibi]は、「大切な人」「親愛なる人」を表すアラビア語です。
録りためた音源を何度も聴き返していくうちに、すべての曲に、誰かを強く思う気持ちが込められていることに気がつきました。そして、常日頃心の片隅で気になっている、私も含めた世界の人々の問題、たまたま読んだパレスチナの本から、「ハビービー」というアラビア語をタイトルに選びました。
 それは、私の家族や、一番身近な人たちでもあり、私たちの音楽を聴いて下さる方々でもあり、知らないどこかの見知らぬ誰かの大切な人でもあり、また、「運命」としか言いようの無いたくさんの偶然が重なって出会った「青木マリTrio」のメンバーのことでもあり…。
 全編、b.小林洋のプログラミング、ミキシングで、今までの一発録り中心のパンク色の強かった青木マリ音源とは一線を画す作品として、新しい側面が出せたのではないかと思っています。
 お聴きくださる方、それぞれの[Habibi]に思いを馳せて。」   青木マリ


和久井さんの文と並べると駄文っぷりが際立ちますが(汗)、作品に込められた思いなどをご理解いただければ幸いです。

ぜひ、お聴き頂けます様、よろしくおねがいします!


・アーティスト:青木マリTrio ・タイトル:Habibi

Credit title

青木マリTrio: vo.g.青木マリ, tp.noise石川寧, bass.programming小林洋
Guest Musician : pf.柴田エミ track 3
Composition : 青木マリ except track 5-an old melody of Ainu
All Lyrics : 青木マリ
Arrangement : 青木マリTrio, especially track 6 by 小林洋
Recording , Mixing & Direction : 小林洋
Recorded at K.K.C , 稲生座
Mastering : 坂出雅海 at I.G.O studio
Supervisor : 斎藤GO
Cover art work : 蛯子真理央
Photgrapher : 桑畑恒一郎
Desiner : 小橋順司
Produce : 青木マリ

©&℗2014 tamatasa record
distribution : hormone tank record 世田谷区成城6-15-15

税抜定価¥1800



2014年7月24日木曜日

夏のオレペコひなまつり、ありがとうございました!

先日7/21海の日、大塚ウェルカムバックにて、大阪「きっしゃん」こと岸田浩一企画「夏のオレペコひなまつり」、無事終了しました。

きっしゃんに御縁のある東西女性シンガーばかり8組を一堂に集めた、豪華すぎる企画、リハを含めると朝からの長丁場でしたが、とても聴きごたえのある、ものすごい1日でありました。
なにしろ、きっしゃんおすすめシンガー達ですから、皆さん、独特の個性と、世界観のある歌い手さんばかり、そして、何より皆さん声が良くて途中で抜けて休憩するのがもったいなくて、結局全部聴いてしまいました。

今回は青木マリTrioの石川さんが、別のライブが入っていたので、たまたまいろんなご縁で知り合ったフルートの三ツ井嘉子さんを迎えての変則Trioでの出演でした。
三ツ井さんの勘の鋭さ、アグレッシブさを堪能しつつ、新鮮な気持ちで歌うことができました。三ツ井さんありがとうございます!

自分の出番が終わって、そのあとは、さがゆきさん、高満洋子さん+上原ユカリ裕さん。

やっとホッとして、素晴らしい先輩方のライブを贅沢に堪能させていただきました。いや、実に素晴らしかったですよ。実に。

こんな機会を作ってくれて、きっしゃん、ありがとう~~。そしてウェルカムバックの皆様、大変演奏しやすい環境でした。ありがとうございます。

そして、この長丁場、いらして頂いたお客様、本当にほんとうに、ありがとうございました!

出 演
 湯谷マキコ(うた・ギター) 
 
 近澤文絵(うた・ギター)  
 
 三村京子 (うた・ギター)
 
 坂巻紗代 (うた・ピアノ)【青月泰山(チェロ)】  

 松井恵子(うた・ピアノ)
    
 青木マリ(うた・ギター)
 【小林洋(ベース)三ツ井嘉子(フルート)】
 
 さがゆき(うた・ギター)   

 高満洋子 (うた・ピアノ)
 【上原’ユカリ’裕 (ドラムス)】

企画・演出 オレペコ企画

次回のライブは
★7/26sat 国分寺 19:30~ ¥1500
青木マリTrio/西山正規/上村秀右
★7/27sun 江古田倶楽部  21:00~no charge 投げ銭 
青木マリ弾き語りsolo ゲスト三ツ井嘉子fl.

よろしくです。(^-^)





2014年7月14日月曜日

「三つの願い―パレスチナとイスラエルの子どもたち」 ~「壁」

イスラエル政府による、パレスチナ自治区への空爆がつづいています。

SNSにも胸が張り裂かれるような写真があふれています。

遠い国での出来事だけれど、間違いなく無関係では無く、
政治的には、準同盟国という共同声明を最近発表した日本とイスラエル。
集団的自衛権の解釈改憲の閣議決定、武器輸出三原則見直し、経済成長戦略、みんなつながっている。ように思える。

つながりたくないのに、否応なく組み込まれている。ように感じる。胸が痛い。

どうしたら、こんな蛮行を無くすことができるんだろう。


昨年、「三つの願い―パレスチナとイスラエルの子どもたち」という本を読みました。
パレスチナとイスラエルの18人の子供たちへのインタビュー集で、青木マリTrioのnewCD「Habibi」の中の「壁」という曲の歌詞のイメージの元になった本です。

子どもたちの見たまま感じたままの語り口から、双方の日常、立場、考え方が浮き彫りにされていて、遠い国の良く分からない宗教対立、から、一気にリアルな出来事として不勉強なわたし中の認識を変えてくれました。
パレスチナでは、入植が進んで「壁」ができ、ほんの数ブロック先の学校への行き帰り毎日何時間もかけて検問を通らなくてはいけないこと、イスラエル兵に石を投げて撃たれた少年、突然家を破壊される日常が、また、イスラエルの子たちからは、「壁」の外にいる憎悪むき出しの「敵」への恐怖等が語られています。
特に幼い子どもたちの、相手への無理解や憎しみの言葉には、打ちのめされてしまいますが、「壁」ができる前に物心ついていた年齢の子どもたちは、「以前は一緒に向こうの子と一緒に勉強することもあった、みんな普通のこどもだった。」と語っています。
交流を持った経験の有る無しで、相手への思いが大きく違うことを感じました。

最後の方に登場する、イスラエルの15歳の少年の言葉が印象的です。「自分はもうすぐ徴兵されて兵士になる。兵士は民衆を守らなくてはいけない。つまり、イスラエル人も、パレスチナ人も守る。
入植には反対だ。みんながそれぞれ少しづつは我慢をしなくてはいけないよ。」
記憶の上なので正確ではないと思うけれど、大体こんなことを言っていました。

2005年の出版ということは、彼はもう大人になり兵役もすませているんだろうか。今の現状の中、矛盾に責めさいなまれてはいないだろうか。

イスラエル国内でも、空爆に反対する声は上がっていると聞きます。
壁の向こうのにあるのは、いつだって同じような人々の営み、の、はず。
全ての壁、隔たりを取り払うことは出来なくても、壁に扉を付けることはできるんじゃないだろうか。

作者のデボラ・エリスさんは言っています。
「この中東の地でおこった戦争は、まるで永久に終わらないかのように感じられることもあります。しかし、戦争というのは、人間のそのほかの行為と同様、一つの選択なのです。」

もう少し目を開いて、自分の問題として、未来がどうなっていてほしいのかを考え続けて行きたい。
考え、願うことは、個人の行動を少しづつ変えていく。ひとりひとり、一つ一つの行為が、すべて未来への選択肢であることを、自覚していきたい。


まずは、いまある破壊と殺戮の残虐行為がすべて今すぐ終了することを、切に願っています。



三つの願い―パレスチナとイスラエルの子どもたち
デボラ・エリス=著
もりうち すみこ=訳
出版社: さえら書房





次回のライブは、
7月21日(月・祝)大塚ウェルカムバック
「夏のオレペコひなまつりLIVE」
 青木マリ+小林洋+三ツ井嘉子(fl.)です。






2014年7月11日金曜日

7/5,6二夜連続ライブも終わりました、よもやのワンマンも!

 青木マリTrioCDアルバム「Habibi」、発売に当たって、6/28鈴ん小屋に続いて、7/5ソウルキッチン、7/6高円寺稲生座の二夜連続で発売記念ライブを行いました。

 ソウルキッチンでは、店主の鳥居賀句さんの流石のブッキングで、出演は初共演の玉城まさゆきさん、そして旧友SADAくん。賀句さん曰く、メッセージ性のあるシンガーを集めたとのこと、スタイルは別にして、ストレートにロックな夜でした。玉城さんは沖縄出身の方で、アメリカだった沖縄や、いまの気持ちをそのまま沖縄の言葉にされていて、歌声は軽やかなんだけれど、とても心に深く刺さる歌を歌う方でした。

 そんなソウルキッチンで出番待ち中に稲生座エミちゃんより連絡が、「明日の共演者が事情で出演出来なくなりました。明日はワンマンでお願いします。」との連絡が!ちょっとあせったけど、「わかった、まかせて!」と返事しました。
photo by Yuto Ishibashi

 というわけで、翌稲生座は思いがけずのワンマンライブ!鈴ん小屋もワンマンだったので、どうか
と思ったけれど、お店の常連のお客様もたくさんいらしておかげさまで楽しいライブができました!
 私は、ワンマンでも間に休憩をはさむスタイルが好きではなく、二時間くらいぶっ続けで歌います。歌い始めてだんだんテンション上がって、というのが、休憩はさむとまた最初からやり直すような感じになって、なんというか、「まだるっこしい」のです。お客様には、トイレでもオーダーでも遠慮なくやってくださいとお願いしつつ、、、。
 疲れない?大丈夫?と聞かれたりもしますが、不思議とまるで疲れないのです。お客様からもエネルギーをいただいているんだと、思います。
 まずはステージに立っている自分が発して、バンドメンバーと共振して、お客様に渡す、それをお客様が感じて「気」(っていうのかな?)を発して返してくれる、その繰り返しが上手くいってるときは、自分でも思いがけないようなパフォーマンスが出来て、また、お客様も深くご満足いただけてるのを感じます。
そして、そのサイクルを生み出すもとは、まず、自分。
私のライブだったら、間違いなく、私。
そこを毎回きちんと果たせる歌い手でありたいと思っています。

ご来場の皆様、お世話になったスタッフの方々、ありがとうございました。そして、会場でCDをお求めくださった皆様、本当にありがとうございます!

というわけで、CD「Habibi」は無事世の中に出てゆくことができました。ここからが、始まり!
現在、全国流通前、レーベル通販、ライブ会場先行販売中です。
何しろマイナー、流通っても大して出ないから、そこんとこよろしくでーす!


青木マリTrio 「Habibi」
tamatasa record
TMTS-001
通販お問い合わせ:ホルモンタンク・レコード


次回のライブは7/21 大塚ウェルカムバック
青木マリ+小林洋にゲスト、初共演フルートの三ツ井嘉子さんを迎えての変則Trioでお届けします!
休日お昼から夕方までの女子イベントです!
「夏のオレペコひなまつりLIVE」





2014年6月29日日曜日

青木マリTrio[Habibi]レコ発ライブ無事終了しました!

昨夜の「Habibi」発売記念ライブは、たくさんの皆様にご来場いただきまして、無事終わらせる事ができました。一つの作品を世に出すお祝いにご参加下さったことに心より感謝しています。

自分の企画のライブは経験が浅く、いろいろと不手際もあったと思いますが、周囲の方々の暖かいお力添えのおかげで、良いライブが出来たと感じています。
O.A.を引き受けてくれた小暮はなちゃん永田雅代さんDuo、まっすぐな重さのある詩とラッパで絡んでくれたdeepcountノブさん、そして、「メロディ」という曲ではこれ無しでは考えられないって位のピアノを弾いてくれるエミちゃん、出演の皆さんのおかげで彩り豊かな音楽をお届けすることができました。
鈴ん小屋スタッフの皆さんや関わって下さったすべての皆様に感謝しています。
本当にありがとうございました。
そして、出来たてのCDをお買い求め下さった方々にも改めて御礼を申し上げます。ありがとうございます!機会があればご感想などお聞かせ下されば今後の励みになり、幸いです。
レコ発特典として感謝の気持ちを込めて、会場でCDお買い求めいただいた方に、青木マリ特製miniマスコットをプレゼントしています。残念ながらお気持ちあってもご参加いただけなかった皆様、7/5新宿ソウルキッチン、7/6高円寺稲生座とレコ発weekライブは続きますので、よろしかったらそちらにお運びください。
また、レコ発を終えましたので、通販も開始いたします。
ご希望の方はホルモンタンク・レコードhttp://hor-tan.fast.co.jp/にてお求めいただけます。
7月末より大手流通もする予定です(あまり店舗には出ないと思いますが、ご注文お取り寄せいただけます)。
録音してCDを制作発表し、私達青木マリTrioは、バンドとして、ミュージシャンとして、新たな一歩を踏み出すことが出来ました。
より良い音楽を皆様と分かち合えますよう、一層努力を惜しまず精進して行きたいという誓いも新たに、メンバーともども今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
さいごにもう一度御礼を、本当に本当に、ありがとうございました!

2014年6月23日月曜日

2014夏のライブ予定です

夏のライブ予定です!おかげ様で出演依頼が増えました。
CDができたのでたくさんライブをやりますよ!
よろしくお願いしますm(__)m

6月28日(土)池袋鈴ん小屋
青木マリTrioレコ発ワンマン(ゲスト:柴田エミ、桑原延享、O.A.小暮はな)

7月5日(土)新宿ソウルキッチン 青木マリTrio
   出演/SADA  19:00 ¥1500+d

7月6日(日)高円寺稲生座 青木マリTrio  ←ここまで3本レコ発LIVE週間!!
     20:00 ¥1570+d

7月21日(月・祝)大塚ウェルカムバック
  「夏のオレペコひなまつりLIVE」12:00~ 青木マリ+小林洋+三ツ井嘉子(fl.)
  出演/高満洋子、さがゆき、松井恵子、坂巻紗代 、三村京子、近澤文絵、湯谷マキコ
    12:00 前¥2500/当¥2800

7月26日(土)国分寺giee 青木マリTrio 

    出演/西山正規、上村秀右 19:30 ¥1500+d

7月27日(日)江古田倶楽部 青木マリsolo 投げ銭


8月5日(火)東中野Aja 青木マリTrio 

  出演/ヤングマインドソウル他  詳細未定

8月3日(日)渋谷七面鳥 青木マリTrio 詳細未定


8月10日(日)高円寺稲生座 青木マリTrio


8月20日(水学芸大学APIA40 青木マリTrio

8月18日(月)

8月23日(土)渋谷LastWaltz 青木マリ+ヒゴヒロシ(b.)+石塚俊明(dr.) 詳細未定


9月4日(木)荻窪club doctor 青木マリTrio

  出演/チバ大三+山崎怠雅 他

8月のAPIA40の日付の変更のお知らせが遅れましたことをお詫び申し上げます。

2014年6月18日水曜日

レコ発ゲストとスタジオ入り!

 6/28鈴ん小屋、青木マリTrioレコ発ライブに向けて、ゲストのエミちゃん、ノブさんとスタジオ入りしました。以下、tp石川コメントです。

「6/28青木マリTrioレコ発LiveにDEEPCOUNTノブさんがゲスト参加です。
昨晩のリハでは、アルバム収録の一曲に詩を乗せてもらったところ、まるでノブさんを迎え入れるために今まで作り上げられてきたかのような素晴らしい出来になりました。
たった一度の奇跡のコラボをぜひ聴きにきてください!」


 歌詞として成立させるために言葉を選び、省かざるを得なかったものを、見事に読み取り、新しい詩として昇華してくれたノブさんに感謝と、そして改めて敬意を感じています。
 エミちゃんのピアノとの絡みも精度を増してより自由に、音は生まれた瞬間に消えて行ってしまうものではありますが、皆様の心に長く留まる音楽をお届けしたいと願っています。お楽しみに!

2014年5月27日火曜日

6/28レコ発ライブに寄せて

ごあいさつ

 Vo.g.青木マリ、tp.noise石川寧、b.小林洋の三人から成る「青木マリTrio」、
結成から一年足らずですが、皆様のおかげでこの程CDアルバムを制作発表することとなりました!

 アルバムのタイトルは「Habibi]です。「大切な人」「親愛なる人」を表すアラビア語です。
中々タイトルが決まらなかったのですが、録りためた音源を何度も聴き返していくうちに、
すべての曲に、誰かを強く思う気持ちが込められていることに気がつきました。そして、常日頃心の片隅で気になっている私達人類の問題、たまたま読んだパレスチナの本から、「ハビービー」という言葉をタイトルに選びました。
 それは、私の家族、一番身近な人たちでもあり、私たちの音楽を聴いて下さる方々でもあり、知らないどこかの見知らぬ誰かの大切な人達でもあり、また、運命?としか言いようの無いたくさんの偶然が重なって出会った「青木マリTrio」のメンバーのことでもあり…。
お聴きくださった方、その人ならではの[Habibi]を思い描いていただければ、と、思っています。
 
 音については、普段のライブ演奏では、歌とギター、ベース、エフェクトトランペット&ノイズの自由かつスリリングな音を目指している私達ですが、録音パッケージということで、ライブとはまた異なるアプローチでの完成度を目指しました。全編、b.小林洋のプログラミング、ミキシングで、今までの一発録り中心の青木マリ音源とは一線を異なる作品として、新しい側面が出せたのではないかと思っています。
 
 また、ジャケットは、新進気鋭の画家、蛯子真理央さんに絵を、デザイナー小橋順司さんにデザインをお願いして、柔らかくて強く、透きとおっているような、そんなイメージ通りの仕上がりとなりました。お二人とも私の学生時代からの旧友で、やはり私の[Habibi]です。


 つきましては、このアルバムがたくさんの方にお聴きいただけることを心より願って、アルバム完成を記念するライブを企画しました!

 日時は6月28日土曜日、19時半開演、会場は、私の地元池袋の「らいぶはうすの鈴ん小屋(りんごや)」。カフェのような落ち着いた雰囲気で、良い音楽と美味しいお酒と料理も楽しめるお店です。料金は、前売り1800円、当日2000円(別途ドリンク代がかかります)、当日会場でのCDの販売も行いますので、通常のりんごやさんの料金より若干安めに設定させていただきました。
 
 私達「青木マリTrio」に加え、本アルバムにもピアノで一曲参加してくれている柴田エミさん(稲生座)と、私達三人がリスペクトして止まない桑原延享さん(fromDEEPCOUNT,mic.tp.)をguestに迎え、数曲ライブセッションを行います。そして、Openingには、天からの授かり物のような歌声の小暮はな(vo.g.)さん。きっと、幅広い層の方に喜んでいただけるライブになると思います。


 数年に一度のアルバム発表のお祝いです。 万障お繰り合わせの上、ぜひともお運びいただけますよう、よろしくお願い申し上げます!お会いできますことを心より楽しみにしています。  支えてくださる皆様に大きな感謝をこめて!               5月吉日 青木マリ

2014年5月14日水曜日

琴さんが来て一年が経ちました

我が家には、犬がいます。名前は「琴」、三才過ぎの雑種の女の子です。
ちょうど一年前の5月に、縁あって、うちの子になりました。
おとなしくて甘えんぼで、我が家で一番聞き分けの良い末っ子さん。

実は琴さん、うちに来る前はいわゆる「保護犬」として、茨城の保護ボランティアさんのお宅で、たくさんのワンコたちと共に暮らしていた子です。
家で以前飼っていた猫が年老いて死んでしばらく経ち、やっぱり、何か生き物を飼いたいと思い始めたそのころ、たまたま保護犬や殺処分のことを知りました。そして、どうせ飼うのなら、飼い主がなく保護されている子をうちで引き取れないかと思うようになりました。

でも、犬を飼うのは子供の時以来だし、それにとても大変そう。
やっと子供たちが小学生になり、手が離れてきたところなのに、また、手のかかる命あるものを自分の手の中に入れてしまうことに対する迷いもあり、どうしようと悩みつつ、いろんな里親サイトなどを閲覧し、実際の里親会にも足をはこんでみたりしていました。
それにしてもなんてたくさんの犬猫たちが里親を求めているんだろう。とても、一匹になんて決められない、、、。

そんなある日。日課のようになった里親探しサイトめぐりをしていて、なぜか、一匹の黒白のワンコに目が釘付けに!

「何か違う!この子は、何か特別な気がする!」

説明を読めば、おとなしい性質で初心者向け、子供も大丈夫、との事。我が家の条件にピッタリだわ!仮の名前が「琴」というのも、とても気にいりました。さっそく家人に相談してみると、「お前が一番一緒にいることになるんだから、お前が良ければいいよ。」と。
そこで、連絡を取って、茨城の保護ボランティアさんのお宅に会いに行くことになりました。

少し田舎の、庭のあるお宅に案内してもらうと、20匹位のワンコたちが吠えて挨拶してむかえてくれて、そこでまずビックリ。これだけの数のワンコの世話をされているボランティアさんの活動に、頭が下がる思いでした。
そして、お目当ての「琴さん」は、、、。あ、いたいた。思ったより大きいなあ。でも、やっぱりすごくかわいい。
私達、特に私が自分に会いに来たのが解っているかのように、私のそばにずっと居てくれて、手を丁寧に丁寧になめてくれました。そして、最後には座っている私の腿の上にアゴを乗せてぴったり寄り添ってくれて、「ああ、もうこの子はうちの子になるんだ。」と確信しました。

雑種で成犬、15㎏の中型犬では、もう中々引き取り手もいないらしく、生後6ヵ月から二年間をボランティアさんの元で過ごした琴さんは、こうして我が家に家族として迎えられました。
名前も気に入っていたので、変えずにそのまま「琴さん」にしました。

環境の変化ではじめは目をキョロキョロさせて、不安気ではありましたが、すぐに落ち着いて家族に甘えて幸せそうな様子を見せてくれるようになりました。
こちらもオトナになった犬を飼うことに対して、どのくらいなついてくれるのか心配しましたが、全く問題なく、全身で信頼してくれているようです。特に、私のことは本当にお母さんのように慕ってくれて、いつも近くにそっと寄り添ってくれています。出会いはヒラメキ、人も犬も一緒だね。

成犬を迎えるということについては、他にも、家の中で排泄しない、人には吠えない噛まない、イタズラしない、などの躾が初めからきちんと出来ていたので、苦労が無く、前もって性質が分かっているのも良かったです。

これから新しくワンコを飼おうと思っている方、「保護犬」という選択肢、是非、考えてみてください!

今では、ワンコのいない暮らしなど考えられないほど、琴さんは私たちにとっても必要な存在になりました。
うちに来てくれてありがとう。
これからの十何年間、ずっと一緒に幸せで暮らそうね、琴さん。


次回のライブ
5/16fri国分寺モルガナ実験室に個人的に初参加します!
青木マリTrioは、5/18sun学芸大学APIA40です!











2014年4月26日土曜日

Reefにて王様に謁見しました!

4/23高円寺Reefにて、青木マリTrioの三人で、ご存知日本語直訳ロッカー「王様」に謁見(対バン)して参りました。Eveさんという若干20才のピアノ弾き語りの可愛らしい女の子と三組で、題して「王様と女子会」!
いや、女子会って言っても、青木マリTrioはまるで女子度低いんですが…。

一番手はEveさん。
可愛らしい歌声で、意外な選曲のカバー曲を聴かせてくれました。歌うことがとても好きなんだな、と好感が持てました。

二番手青木マリTrioはライブは1ヶ月以上ぶりで、ちょっと荒っぽい感じだったかな〜?昨年末あたりから割と頻繁にライブを続けていたのですが、CD制作作業の為少し間が空いて、改めてこのTrioの楽しさを実感できました!

そして最後は王様。

なんたって話が面白い!会場みんな大爆笑でした。
そしてやっぱりギターが巧かった!さすが王様!

HPスケジュールによると、ものすごい本数のライブツアーをされてるご様子、もはやオンリーワンの「芸」の領域で、お客さんをバッチリ楽しませていらっしゃいました。
オモシロさ全開ですが、あれ程の深い歌詞の解釈と、完璧なギター、そして打ち込みトラック、ハードロックへの深い愛が伝わるステージでした。
なんと驚いた事に、急遽リハ無しで青木マリTrio、王様とセッションという運びに!
申し訳ない事にハードロックには疎い(そもそもコピー出来るワケも無い!)私のゆえに、JBのセックスマシーンを打ち込み無しで、ご一緒させていただきました!歌詞は「マタタッタ」「ゴリッパ!」
私はゴリッパ担当で、Eveさんもステージに呼んで、何となく女子会らしいエンディングで、楽しい一夜は幕を閉じたのでした。

次回のライブは青木マリsolo4/27江古田倶楽部でおちょこ姉さんと女子会です!21時スタート投げ銭お気軽にどうぞ!
mari

2014年4月17日木曜日

蛯子真理央さんのアトリエに行きました


制作中のCDのジャケットのアートワークを学生時代からの旧友で画家の蛯子真理央さんが担当してくれることになりました。

たまに私のライブに足を運んでくれることもあり、低予算制作の無理なお願いを快く引き受けていただいて、ただただ、感謝です。

蛯子くんからのイメージで、「ポートレートでいきます。」との事で、絵のモデルとしてアトリエにお邪魔しました。

普段は南欧の風景を空気感のある澄んだ色調で切り取る「眼差し」を感じる素敵な作風で、私も彼の絵のファンなんだけれど、今回はモチーフは人物、しかも私(という日本のオバサン!)、ちょっと意外な気持ちで、昼過ぎから夕方まで、みっちりモデルを務めさせていただきました。

すごく集中してあっというまに時間が経ち、終わった時は「じっとしてたから体が痛い」程度の疲れだったんだけど、帰りの道すがら、ドーッと疲れが出てきて、家について倒れ込んでしまいました。なんと体重も実際に落ちてた程!

画伯の眼力と集中力に魂を吸い取られたみたい。絵に描かれるって、こんなに大変な事だったのね〜。

音楽もそうだけと、人が高度に集中して何かに取り組んでる瞬間って、本当に凄い。そういう時間を持てる、知っているなら、物欲に囚われずに人生を豊かに感じられる、と思う。
充実のひとときでした。


さて、そんなに凄いのに、さらりと飄々とした蛯子くんの一言、「あとはスタジオワークで仕上げます。いい作品になるように祈ってて。」


はい!心から楽しみに、良い作品になる事を信じてるし、祈ってます!

本当にありがとう!

皆さんもお楽しみに 〜!

次回のライブは青木マリTrio、4/23wed高円寺Reefにて、「王様と女子会」。日本語直訳ロック!
よろしくです。

2014年4月10日木曜日

4月のライブのお知らせです。

今年の桜は長持ちしましたね。そろそろ八重ざくらが見ごろ、春は目が楽しいです。
ライブのお知らせです。

青木マリTrio

★4/23wed 高円寺Reef 「王様と女子会」

open19:00 start19:30  前売¥2500+1d 当日¥2800+1d

東京都杉並区高円寺南3丁目46−9 プラザU B1F  Tel. 03-3313-5980

出演/Eve、青木マリTrio、王様

※あの、直訳ロッカー「王様」と対バン(女子会!)です。最近対バンした友人によれば、メッチャ面白いとか。
とっても楽しみです!

青木マリSolo

★4/27sun 江古田倶楽部
open20:00  start21:00  no charge投げ銭+order

東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F   Tel. 03-3994-2005 
西武池袋線江古田駅南口から徒歩約1分
http://www.ekodaclub.com/

出演/おちょこ、青木マリ

※「国分寺エクスペリエンス」のvo.おちょこ姉さんより、お誘いいただきました。女二人、「生音」でお届けしたいと思います。江古田倶楽部は老舗のBlues Bar,、ひと癖もふた癖もあるマスター、雰囲気満点です。


CD制作いよいよ大詰めにつき、ライブは少なくなってます。お見逃しなく!

2014年3月21日金曜日

3/20稲生座、思いがけずワンマン、NOBUさんと!

今日は春分、いよいよ春ですね。

昨夜は青木マリTrio、稲生座で、な、なんと初ワンマンライブでした!
普通のブッキングのつもりでいたのに、蓋を開けてみたらそういう事になっていて、ぶったまげながらのライブでした。諸事情でバタバタとしてしまって、スミマセン、、。

そして、さらに思いがけないことが!なんと、リハに遊びに来てくれたdeepucountのNOBUさんが、ゲストで参加してくれたんです!
たまたまトランペットのマウスピースだけ持っていたとの事、Trio石川の楽器、エフェクトセットそのまま使っての演奏で、二曲、ご一緒させていただきました。
石川さんの席にNOBUさんが!photo by KOUICHIROU KUWAHATA

稲生座ではいつものゲスト、エミちゃんの躍動感あふれる美しく奔放なピアノと、はだかの魂みたいなNOBUさんのトランペット、いつもの曲がまったく違う顔を見せて、ほんとに貴重な、純粋なひと時を過ごすことができました。
また、自分の楽器をポイッと明け渡して楽しんでしまう石川さん、これはこれですごい、、、。

ようするに、いい音出したい聴きたい分かち合いたい、そういうこと。ほんとに、そうなんだよね。
本気でやってるひとは、みんな、そう。

それから、当たり前なんだけど、こうして、メンバーが一人入れ替わると、曲が、ガラッと変わってしまう、つまりそれだけ、バンドって掛け替えのない愛すべきものなんだなあ、って思いました。
世界にたった一つしかない、組み合わせ。うまくいっても、いかなくてもね。

それにしても、大好きなバンドdeepcountのNOBUさんと、こんなふうに共演しちゃうなんて、、、。
ああ、もったいないっ。きちんとゲストとしてお招きしたいわっ!

そんなこんなで、とてもとても感慨深い一夜となりました。

急で無茶なお願いを快く引き受けてくださったNOBUさん、ワンマンで長時間聴いて下さったお客様、エミちゃん、稲生座のみなさん、カッコいい写真を撮影してくれる桑畑さん、いつも支えてくれるTrioの石川、小林両氏、うちの家族、あーもうキリがないや、
関わってくださったすべてのみなさま、本当にほんとうに、ありがとうございました!


青木マリTrio、CD制作のため今後少しばかりライブは控えめになります。
次回のライブは4/23(水)高円寺Reefにて、題して「王様と女子会」、あの、王様と対バンです!





2014年3月18日火曜日

青木マリTrio CDアルバムリリースします!

青木マリTrio、昨年夏に結成して秋口からポツポツ録音をかさねて来ましたが、ついに、皆様に聴いていただける日が!レコ発記念ライブが決まりました!

2014.6.28(土) 池袋鈴ん小屋 http://www.ringoya.org/


です!すこし先の話で詳細は未定ですが、皆様是非ぜひ、この日はご予定空けておいてくださいませっ!


CDほうもいろんな方のお力頂いて、いい作品が出来そうです。

レコ発ライブ特典も考え中!
お楽しみに~!!

次回のライブはTrioで、3/20木、高円寺稲生座です。よろしくお願いします!

2014年2月27日木曜日

2014.3月のライブスケジュール

★3/6(木) 池袋鈴ん小屋(りんごや) 19:30 ¥2000/¥2500+1d http://www.ringoya.org/

★3/11(火) 高円寺ペンギンハウス 「311吠えろ人間」 19:00 ¥2000+1d  http://penguinhouse.net/
       
★3/20(木) 高円寺稲生座 20:00 ¥1570+order http://ameblo.jp/inaoiza/

★4/23(水) 高円寺Reef w/王様 


以上、青木マリTrio(vo.g.青木マリ、tp.noise.石川寧、bass.小林洋)



以下、青木マリsolo弾き語り

★3/29(土)新大久保EARTHDOM ローライフサーファー20周年ライブ

★4/27(日)江古田倶楽部 w/おちょこ

2014年2月21日金曜日

2/19稲生座、ヒロシさんの命日に

2/19は稲生座ヒロシさんの7年目の命日、藻の月の
ジョージさんのお誘いでライブをやらせていただきました。こんな大事な日に出演させていただき、ありがとうございました。Trio石川さんの体調不良による欠席などのハプニングもありましたが、稲生座ママのエミちゃんの、本当に過去も未来もひっくるめた思いのこもったピアノに痺れながらのステージでした。ヒロシさんのことはきっとずっと忘れないし、エミちゃん、稲生座、藻の月、みんな最高。大好きです。ありがとうございました。

次回の稲生座は、なんと明日2/22、先日の思いも冷めやらぬまま、対バンは不汁無知ル、trioのメンバーを通じて最近知り合った方のユニットと初共演です。古い思い出もあり、新しい出会いもあり、皆様よろしくお願いいたします。(photo by 笹山智子)