青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2011年10月18日火曜日

怒りのドラムデモ

ちょっと古くなりましたが、10/9怒りのドラムデモに行きました。
脱原発デモで、恵比寿から渋谷まで、太鼓やその他鳴り物鳴らして歩きました。
「脱原発に関係の無いプラカードはお断り」というのと、シュプレヒコールのかわりに太鼓というのが、私には良かったわ。
娘が寝てしまって(デモの時はいつもだ)ダンナと交代で抱っこしながら、楽器を鳴らしたので、疲れたけど、知らない人たちと段々とリズムが合ってくる感じは、いいね。
しつこく続けていくのが大事だと思う。
mari

2011年10月10日月曜日

ツマグロヒョウモン騒動記

巾着田へ行った日に、もう一つおもしろいことがありました。
家で飼っていたツマグロヒョウモンの蛹がチョウチョになったのです!

夕方に巾着田から帰って、晩ご飯を済ませて片付けをしていると、「おかーちゃん、チョウチョになったよ!!」と、娘の叫び声。
エエッ?と駆け寄ると、もう蛹からすっかり抜け出して羽もほぼ伸びたチョウチョの姿がありました。

早っ!

ついさっき、晩ご飯食べてる時チラッと見たら何事もなく蛹、だったぞ。
そういえば、夕方に少し黒いなと思ったけど…。
脱皮の瞬間、せめて縮んだ羽が伸びてくるところを見たかったなあ〜。
まあ、とってもデリケートな瞬間だもの、あんまりモタモタしてたら危険だよね。
ともかく、こども達とヤッタヤッタと喜びましたよ。

実はこの蝶、蛹になる時に下に落ちちゃってタイヘンだったんだよ。
そろそろ蛹になりそうな気配の頃、足場の為に入れたダンボールの壁に落ち着いていたのに、何故かプラスチックの飼育箱の壁に移動して前蛹になってしまいました。あっバカと思ったら、案の定、脱皮の際に落ちたらしい。朝の慌ただしい時間、やはり目を離したスキに無残な姿に。
肉色の、実に生々しい、でもツノのある物体がペトリと箱の底に、かたわらには蛇腹に縮んでカラカラの真っ黒なイモムシの脱け殻。
ぎぇーっ!
グロいわ。
落ちた蛹の対処法をネットで調べました。
ほほう、色々やり方があるんだね〜。ふむふむ、ツマグロヒョウモンの場合はお尻に糸をつけてぶら下げ直せ、でないと、羽が伸ばせず飛べなくなると。但し、蛹が固まってから、というわけでしばらく放置。
だけどよくよく調べたら、その段階で丸めたティッシュなどの柔らかいお布団に乗せておかなきゃいけなかったみたい。床に着いてた側が平たく歪んだ蛹になってしまいました。
もしかしたらうまく蝶になれないかも…と心配しつつ数日が過ぎました。
そろそろ固まったかな?
糸掛けにチャレンジ。
ビクビクビクぅっ。激しくのたうつ蛹ちゃん。
ぎぇぇぇっ!
無理〜っ!
その日は断念しました。
羽化までの日数は一週間から十日。モタモタしてられんと日を改めて再チャレンジ。
ビチビチビクビクぎぇぇ〜っ!
糸で結んで木工用ボンドでチョンと固定。その間ずっと蛹は大暴れ。私は叫びっ放し。こども達は離れて勝手に遊んでました。ンもう〜、結局母ちゃんの役目なんだから〜っ。
で、どうにかこうにか吊り下げ完了。その翌日の夜に蝶へと羽化を成し遂げたのでした。

ご覧の通りの見事なヒョウ柄、羽表は鮮やかなオレンジ。この子はオスだね。
にしても、派手なチョウチョだね。幼虫も蛹も。特に蛹には2列に金色の突起が並んでいて、まるで金ボタンのよう。ホントにピカピカで金属にしか見えない。
でも、脱皮したあとの蛹の脱け殻は、色がないの。もちろん成虫にも金色の部分はない。どこいっちゃったんだろ??
自然は不思議がいっぱいだね。

やはり歪みのせいか、左右の羽の大きさが少し不揃いでした。が、どうにか飛べるようになり、娘の幼稚園の庭に放してやりました。
そんなこんなで私たち親子、すっかりツマグロヒョウモンに愛着と親しみを感じるようになりました。身近に触れてよく知ることが愛情への第一歩だね。何事でも、人間関係でもね。
なーんて思う今日この頃なのでした。
mari