青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2015年6月26日金曜日

6/20稲生座、ありがとうございました!萩原信義さんのエピフォンでガッツリとシットリと!

はい。6/19の「和久井光司の言わずに死ねるかっ!」に続きまして翌20日は、このところちょくちょくご一緒していただいているギタリスト萩原信義さんをゲストに迎えてのduo+ @稲生座ライブでした。ママさんのエミちゃんがご自身のライブで不在だったため、最初から最後まで3人で初!

今回で5回目のセッション、今まではヤマハのアコギをお使いでしたが、ついにのぶさん秘蔵のエピフォン・カジノ持参で登場してくださいました。

これがまた、いい音で、甘く、しっとりとしたやわらかなトーン。
のぶさんの粘りのある独特のフレージングが際立って、のぶさんの素晴らしさがドーンと前に出る演奏になりました。
エレキギター2本とエレキベース、という、ちょっと変わった編成でしたが、グレッチとカジノ、まるで違う音がするし、とても面白いアンサンブルがうまれて、とっても楽しかった!
何で今までこのギター持ってこなかったんですか!との問いに「だってぇ、重いんだもーん☆」
大大先輩なのにトコトンふわふわしたほんとに飾らない、強がらない、いばらないお人柄です。

のぶさんは、先日のドラムの大沼志朗さんとは全くタイプの違うミュージシャンで、しっかり曲を聴きこんで、フレーズを練りに練って持ってきてくださる方。
今までは曲数を絞って参加していただき、少しずつ曲を増やしてきて、とうとう全曲フルで参加していただくことができました。


南正人さんや、亡くなられた浅川マキさんといった真の歌い手さんと演奏を共にされてきたのぶさんのギターは、歌い手の気持ちをエスコートしてくれる、そして、同じ気持ちで一緒に歌ってくれる、そうだそうだとうなずいてくれる、そんな気がします。実に実に、素晴らしいです。歌ってて幸せ。
亀の甲も年の功も感じさせてくれます。
是非お聴きいただきたい!


共演の桑名六道さんから「もうTrioでいーんじゃねー?」の野次もいただきました!

(桑6さんともかつて一緒にバンドをやったり、長い付き合いになりました。カリスマパンクヴォーカルから、第二の歌い手人生を着実に歩んで、唯一無二の歌声、存在感、見るたび大きくなって流石です。この日も良かった。時折挟む静かな歌声がまた良いのです。)

というわけで、6/27吉祥寺、Rock Joint GBにて行われる地底レコード社長主催「こじんまりとした大地底祭」に、青木マリduo+萩原信義、で出演します!対バンも豪華で見どころ満載です、楽しみ~。

詳しくはこちら→http://chitei-records.jp/blog/tag/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E5%BA%95%E7%A5%AD



最後になりましたが、ご来場のみなさま、スタッフのみなさま、そしてのぶさん、本当にありがとうございました!末永くよろしくお願いします!




2015年6月25日木曜日

6/19「和久井光司の言わずに死ねるかっ!vol.9」初トークライブ☆ありがとうございました!

先週末から今週にかけてほぼライブ3連発、主婦歌手としてはかなり無謀な挑戦的スケジュールでしたが、どうにかこうにか終了いたしました。

まずは6/19川崎チッタ2FラウンジATTHICでの、「和久井光司の言わずに死ねるかっ!vol.9」。

あろうことにこれが2時間以上に及ぶトーク&ライブのイベントで、今までのゲストはPANTAさん、生田敬太郎さん、などなどその道の大先輩方。いつも和久井さんのSNSなどで「面白そうだなあ」と思っていたイベントだったのですが、突然、和久井さんから出演依頼のメールをいただき、私は目を疑いましたよ!

誰がこんな無名の歌うたいのトークを聴きに来るんじゃっ!

でも、和久井さんはそんなことは全く気にしていない様子。そういう、色眼鏡や損得抜きで「良いものは良い」と、敬意をもって対応してくれるところが、その音楽や文章の懐の広さの基になってるのかもな、とイベントを終えて実感しました。

和久井さんとは、振り返れば知り合ってもう二十年近く、雑誌でインタビューを企画してくださったり、昨年発売した青木マリTrio[Habibi]の宣伝文を書いてくださったり、節目節目でお世話になっていて、うちの家人とも親しく、フレンドリーにお付き合いさせていただいています。

なので、トークは、思ったより緊張せず、むしろリラックスし過ぎの感もありましたが、和久井さんと大いに語る楽しいひと時でありました。



photo by Yone 

で、ライブはというと、和久井さんの曲、私の曲、お互いのオリジナル曲のduo、和久井さんの超訳による名曲カバーなど。
私は普段、基本的に自分の曲しかやらないので、和久井さんの楽曲にギターやコーラスで合わせることがとても新鮮な体験でした。自分の曲を演奏するのとはまるで違う心構えで演奏している自分がちょっとおもしろかったり。
また、私に歌わせてみたい、と和久井さん書下ろしの訳詞の「Close To You」は、ギターを弾かずに歌だけで取組ました。自分には無い言葉選びで、あの完璧な美しいメロディーラインを歌う、というのが、いままでとは違う自分の中の新しい歌い手さんに出会えたような楽しさ、発見があり、機会があったらまた歌ってみたい、いまでもつい口ずさんでしまうような一曲となりました。和久井さん、メロディーに合わせる言葉選びは流石!

また、和久井さんも私の楽曲にギターやコーラスで参加してくださったんですが、
「循環コードで淡々と進む曲のなかで、言葉やメロディのコンビネーションで感情が動いていくのを外さないよう追いかけるのが大変、緊張したね~。」とのことでした。自分ではそれが普通なんですが、、、。
「バンドのメンバー、褒めといて。」だそうですよ、こばさーん(笑)

ちょっとライブが立て込んでしまったこともあり、お客様は少なく残念でしたが、私たちには大いに有意義なライブでありました!

呼んでくださった和久井光司さん、お世話になったスタッフのみなさま、そしてご来場のお客様、ほんとうにありがとうございました!

この企画、毎月面白いと思うので、お近くの方、是非お運びくださいね!

以下、セットリストです。

01. 甘い誘惑 / I want you to love you(和久井)
02. Woman(青木)
03. 十月の旅人(和久井)
04. セラピー?(和久井・青木)
05. 切り抜きの空の下で(青木)
06. God Bless You(青木)
07. Dance(青木)
08. A Change Is Gonna Come(青木・和久井)
09. ビューティフル・ボーイ(青木・和久井)
10. シャボン・シャボン / Close to you(青木・和久井)
11. わたしがうまれた音(青木・和久井)
12. オハヨウ / Ohio(和久井・青木)
13. 街角で「コヨーテ」を聴いた(和久井・青木)


ライブレポ三連発、さっさと書かねば。かけるかな。


次回のライブは6/27吉祥寺RJGB、「こじんまりとした大地底祭」
青木マリduo+ゲスト萩原信義g.
対バンも充実、ぜひぜーひ!




2015年6月12日金曜日

6/10イエローヴィジョン、[A Gift From Somebody vol.1]大沼志朗さんの巻、ありがとうございました!

はああ~っ!(安堵の溜息)

6/10イエローヴィジョン、青木マリduo+企画[A Gift From Somebody vol.1]終了しました。
みなさまありがとうございます。

わたしとベース小林洋とのunit、「青木マリduo+」のコンセプトはduoで築き上げた世界に各方面の素敵なミュージシャンの方々をお迎えして、歌が楽曲がどう変化するのか、何を受け取り、何をお渡しできるのか?! というものでありますが、そのコンセプトそのまんまのライブ企画[A Gift From Somebody]!

第一回のゲストは、フリージャズドラマーの、大沼志朗さんでありました。

この道何十年の大ベテラン、そして、非常に尖った感性の方だとお伺いしていましたが、実際の大沼さんは、思ったことははっきり言う、自分の感覚に正直な方、という印象でした。
お土産、といって、ご自宅の近くの浜辺で拾ったシーグラスを私にくださいました。意外とお茶目な方のようです。
大沼さんのご希望で、当日まで事前のリハーサルなど一切せず、当日の簡単なサウンドチェックのみで本番をむかえること、また、お客様とのセッションもやってみようか、という企画の第一回目ということもあり、ふたを開けてみないとどうなるか全くわからない状態で、とても緊張して当日を迎えました。
でも、緊張していたのはわたしよりも、フリーインプロ歴の長いベース小林の方かも。
本番前ふとした拍子に、「あ~緊張する~」を普段に無く連発してました(笑)



さて、それぞれの楽器のセッティングをし、サウンドチェック。ん、メンテに出したばっかりの私のグレッチ、いい音しとります。
この時点でもうすでに全体のバランスOK!ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル、全部キレーに聴こえるわ。

ドラムセットはなんといっても生音がデカいので、ふだんのドラムレスでの演奏とは聴こえ方がまったく変わってしまうかと思ったけど、全くそんなことない。
全くはじめての曲をサッとやっても、「ここ!」という所にビシビシ決め玉打ち込んでくる大沼さん。
リハだというのに自然と本気の歌になってしまう。

んー、これはもう、リハをこれ以上やってはダメな世界だわ。
あっという間にリハ-サル終了。

私が本番前にそそくさと準備をしている間、ベース小林は大沼さんとあれこれ話をしていた模様。普段は私のような「歌もの」の演奏は殆どやらないことなど、いろいろ聞いていたようなので、今度何話してたかきいてみようっと。

開店時間を過ぎ、お客様も程よく入り、楽器持参の方もあらわれ、さて、よっしゃ、ぼちぼちです。

気合は入るけど、不安は無い、すごくいいテンション。

夜明け前の森から日の出のイメージ、「ハレルヤ」でスタート。

事前にベース小林が力説していましたが、ドラムの音が綺麗。そして曲に対する勘どころ。
「ドラム」というある意味最強の楽器でありながら、私のリズムや呼吸を遮ることなく、「気持ち」を持って行ってくれる。聴き手の集中も高まってくるのがわかる。
あの歯に衣着せぬ物言いも、それだけ自分に返ってくる覚悟があるからこそ、そういう音。


phot by 坂本守生

去年からやっていた「わたしがうまれた音」という曲、最近思う所あってアレンジもキーもガラッと変えて初お披露目したんだけど、これがまたすごくうまくいった気がする。

私は割と、できた曲のアレンジを変える方だと思う。
イメージが曲の形になってお披露目できるようになっても、どこか、本来の姿じゃないって思う事もあり、ライブでやったりレコーディングしたりずいぶん時間が経ってから、「あ、やっぱりこっちのリズムだった」と気付くこともあり、、、。
そんな時は思い切って変えちゃう。身体も変わってゆくし、キーも変えちゃう。歌詞とメロディーは同じはずなのに全く別の感情を持つ曲になる。

ベースのルートを外していくようなアレンジが、大沼さんとのセッションで形を持ち、「わたしがうまれた音」はほんとの気持ちに気付くことができたようです。


ラスト2曲の前に、軽く休憩を挟んで、ギター持参で来てくれたお客様「セイちゃん」をステージに呼んで、「ワンビー」でセッション。もしかしたら誰も楽器持ってこないかもなあ、と思ってましたが、セイちゃん二年間の世界一周の旅帰りとのこと、流石の肝っ玉です。ナイスです。

で、大沼さんがね、これがまた「叩かない」のよ。逆にすごいプレッシャー。長~いベースソロになりましたよ。こばさん、出し切ったんじゃないですか?
(終演後、飲みながら「俺は叩かなくったっていいと思ってるからね」とおっしゃってました、、)


「ワンビー」で思う存分発狂した後は、眠りにつく前のひと時の「ジャスミン」。
いつもと違う自分に出会うことが出来たみたいで、これも別の歌になってた。ほんとに不思議。


全13曲、自分でいうのもなんですが、緊張感のある、深いライブが出来たのではないかと思います。集中するって気持ちいい。


…至福のひと時を頂戴しました。大沼さん、ありがとうございます。




終演後のお客様の満足した顔が、とてもうれしい。

大沼さんもとても楽しんでくださったようで、「バンマス、(ええっ?!) またやろうぜ、もう次決めちゃえよ!」

と、いうわけで、同じくイエローヴィジョンにて、9/18fri vo.g.青木マリ、b.小林洋、ds.大沼志朗、(どういう形にするかはともかくとして、)決定いたしました!


大沼さんのお土産のシーグラス
またもや、楽しみが増えてしまいました。うふふ。


みなさま、是非是非、聴きにいらしてください。

諸事情の中、足を運んでくださったみなさま、残念ながら来られなかったけれどお気持ち届けてくださった方々、イエローヴィジョンのマスター小林さん、本当にありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。


例によってついつい長くなっちゃう。長文お読みくださってありがとうございました!




次回、次々回ライブが続きます!だいじょぶなのか!私?

6/19fri 川崎クラブチッタ・アティック 「和久井光司の言わずに死ねるかっ!」トーク&ライブ

6/20sat 高円寺稲生座 青木マリduo+(g.萩原信義)、桑名六道

6/22mon 池袋鈴ん小屋 青木マリduo+、ユークロニー他















































2015年6月2日火曜日

2015.6月、7月のライブスケジュールです。

6月はありがたいことにライブがたくさんです。CD[Habibi]発売から一年、いろいろな方々との新しいつながりもできました。
はりきって歌っていきたいと思います!

★6月10日(水)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン http://www.yellowvision.jp/
AOKIMARI Duo+ presents 【A Gift From Sombody vol.1】

open19:30 Start20:00 1500yen+d
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2阿佐ヶ谷北2丁目ビルB1 03-6794-8814

出演/青木マリduo+
<vo.g.青木マリ、6st Bass.小林洋、guest:Ds..大沼志朗>

duo+のduo+たるイベント第一弾!シンガーソングライター青木マリ、6弦Bass 小林洋の「duo+」と、各方面からのspecial guestとのsession liveシリーズ。
最初のゲストはフェダインetc.のドラマー、大沼志朗さん!

フリーインプロ畑のベース小林はとても緊張してるかも!
きっと緊張感あふれるステージになるでしょう。気合いれて挑みます。

どんな贈り物を頂戴し、そしてお渡しできるでしょうか。お楽しみに!

大沼志朗プロフィール




★6月19日(金)川崎CLUB CITTA' ATTIC(クラブチッタ2Fラウンジ)http://clubcitta.co.jp/attic/
本では書けないことを喋り、ほかでは歌わない歌を唄う、パンクでオルタナなトーク&ライブ
「和久井光司の言わずに死ねるかッ!」vol.9

ゲスト・青木マリ
“パンク・フォークな母が出来るまで”

start 19:30  前売り2500yen/当日3000yen+d 
前売り問い合わせ 044-244-8120(ATTIC)

出演/和久井光司、青木マリ




★6月20日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30. 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/Duo+(vo.g.青木マリ、6st bass.小林洋)/桑名六道


★6月22日(月)池袋鈴ん小屋 http://www.ringoya.org/
 open 18:30 start 19:00
前¥2000/当¥2500(D代別途)

東京都豊島区東池袋1丁目47-1 庚申ビルB1F 03-6382-7273

出演/ユークロニー(Uchronie)fromFRANCE/鹿嶋敏行trio/鼎tei/青木マリduo+


★6月27日(土)吉祥寺RJGB http://www.rock-gb.com/
「こじんまりとした大地底祭」
http://chitei-records.jp/blog/tag/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E5%BA%95%E7%A5%AD

open18:30 Start19:00 前2500yen 当3000yen +d
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-14 B1  0422-23-3091

出演    
◆青木マリDuo+<青木マリ (vo,g) 小林洋 (b)guest:萩原信義(g.)>
◆岩見継吾セッション <岩見継吾 (b)林栄一 (as)  永田真毅 (ds)>
◆「割切りの指切り」<愛里紗(端唄・三味線) 純 (くぅた)(リズムマシン・笛) >
◆スクリーントーンズ <久住昌之(g,vo) フクムラサトシ(sax,笛)河野文彦(g) 栗木健(per) Shake(key)>


★7月3日(金)新宿ソウルキッチン http://soulkitchen.sadist.jp/

open 19:00 start 19:30 1500yen+d
新宿区歌舞伎町1-4-12 ナカヨシビルB101 03-6457-6819

出演/青木マリsolo、石川ヨナ、玉城まさゆき、石井祐季


★7月11日(土)国分寺giee http://giee.jp/

open 19:00 start 19:30 1800yen+d
東京都 国分寺市本町2-3-9 三幸ビルB1 042-326-0770

出演/Minoru B. Good /青木マリduo+/石井明夫


★7月18日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/