青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2012年5月31日木曜日

芽がでた!おじぎそう

昨年、苗で買って育てたおじぎ草、秋に娘が種をとっておいたものを蒔いてみました。

5月半ば頃、娘に急かされよく調べもせず、テキトーに。

娘は毎日水やりをして、楽しみにしてましたが、なかなか発芽しませんでした。

不安になってネットで調べると、やはり、種が固いので発芽しにくいのね。30分位お湯に浸けてから蒔くと良かったみたい。
あと、発芽適温が少し高めなのね、最近急に寒かったりするからねー。

6月でも良かったみたい。

あんまり出てこないようなら、まだ種が残ってるから、お湯に浸してもう一度蒔いてみよう。
と、思ってたら、出た!

朝、水やりをしようとした娘が発見してくれました!


本葉が出るのが楽しみです。

mari

2012年5月23日水曜日

お手前市ありがとうございました!

5/20の「女たちのお手前市」参加してきました。

池袋のお豆腐やさん、大桃豆腐さんの軒先と路地をお借りしての震災チャリティーイベントに、歌い手としての参加でした。

まったくの住宅地なので、完全生声生ギターで歌いました!

普段はあまりライブハウスなど縁の無さそうな方々ばかりだし、歌も後ろまで聴こえているのかわからず、手探りでしたが、とってもあたたかく聴いて下さって、ホントに感謝しております。

急拵えのデモCDも気持ちよく買っていただき、即完売!チャリティーの売り上げにいくらかでも貢献することができました。

お集まりの皆様、スタッフの方々、タイヘンお世話になりました。ありがとうございました!


お土産に大桃豆腐のとびきりおいしいお豆腐やがんもどきをいただいて、嬉しく楽しく帰りました。
mari

2012年5月21日月曜日

金環日蝕の朝

(例によって写真には何にも写ってませんが)

今朝は、金環日蝕でした。

太陽が、いよいよ細くなってくると日差しが弱まって薄暗くなり、肌寒くなりました。

日蝕の間は風も無く、鳥もさえずることを止め、時間の穴にはまったような、怖いような不思議な感覚でした。

(人間だけがおおはしゃぎ?)

「畏怖」ってこういう感じかもしれない。

mari

2012年5月18日金曜日

春キャンプは寒かった〜!その2

(大変お待たせしました、前回より引き続きです。)

さて、雨の恵那駅に到着して、Mくん一家と合流しました。

久しぶりに会うのに、たまにしか会わないのに、会ってなかった時間がフッとどこかに行ってしまったように馴染む。波長が合うのかな。
でも、ウチの娘と同じ年ごろのM家の一人息子のKちゃんは、久しぶりに会って、ツレナイ素振り。はは〜ん、照れてるんだね。今までそんなことなかったのに、成長したね?

お昼ごはんに恵那名物の御幣餅(ごへいもち)を買い込んで、ひとまずMくん宅に向かいました。

地元の予報では3時ごろから晴れるとのこと、御幣餅を食べながら待っていると、うまい具合に雨も上がり、晴れ間が見え始めました。
やったー!

いつの間にやら子供達もすっかり打ち解けてキャーキャー遊んでいます。


よしっ!行きますか!
わしわしと黙々とMくんが準備をはじめました。


乗用車に人間とキャンプ荷物を、軽トラに薪をどっさり積み込んで、途中食材を買い込んで、山道を登っていきます。道すがら友達と合流して、ほどなく、根の上高原、保古の湖キャンプ場に到着しました。


案の定、寒いし、他の利用者ゼロ!
寒いですね大丈夫ですか?と、やや心配気な管理人さん、Mくんの仕事の付き合いがあるらしく、好きなように使って下さいねと、とっても良くしていただきました。


何はともあれ寒いので、先ずは火を焚きましょう。

このキャンプ場は本来なら地面に直火OKらしいんだけど、さっきまでの大雨で直火は出来ず残念。

でも、ここには普通のバーベキュー台の他に素敵な石窯もあります。Mくんの奥さんがピザ生地を仕込んで来てくれました。


後は材料を切って、焼くべし焼くべし。

そうこうする間に、地元の仲間やダンナの兄やんもやって来て、ラジカセを爆音でならしたり、兄やん持参のゾーサンギターを鳴らしたり歌ったり、楽しい宴となりました。
火から離れるととても寒いので、風向きが変わる度に煙りを避けながら、みんなで火を囲みました。

あーなんで、焚き火で焼いた食べ物ってこんなに美味しいのかしら、石窯ピザもホントに美味しかったです。


やがて、昼間の興奮にくたびれた子供達が腹くちくなって眠いネムイと言い始めたので、母ちゃん&子供チームはバンガローで休む事に。


うん、夜になって更に冷え込んできたね。もう4月だってのに、ちょっと寒すぎるね。

バンガローの床にアルミマットを敷き詰めて、寒いからもう着替えなくていいよ、ジャンバー二枚重ねでズボンも重ねて、足先まで防寒して、冷え性の私と息子には更にホッカイロもいれて、寝袋に潜り込みました。

でも、ヤッパ寒ーいっ!

足先も冷たいけど、寝袋からわずかに出てる顔面、鼻の周辺がとんでもなく寒い。仕方がないので、鼻まで寝袋にもぐると、今度はサスガに息が苦しくて眠れない。顔が吐息の湿り気でビショビショしてくるので顔をだすと「寒いっ!」そして潜って「苦しいっ!」。「寒いっ!」「苦しいっ!」「寒いっ!」「苦しいっ!」と繰り返す事数回、首に巻いていた薄手のマフラーに気がついて、寝袋から鼻と口を出し、露出した部分をマフラーで覆う事でこの問題は解決しました。

にしても、寒いわ。こんだけ着てても寝袋越しに冷気が伝わってくる。
凍え死ぬこたぁないと思うけど、これじゃあ眠れんわ。
子供はどうかと心配して様子をみれば、グッスリ寝てる、体もあったかいし、まあ、大丈夫そう。普段はそんな子供らと同じ布団でへばりついて寝てるから暖かいけど、寝袋だと仕切られちゃってダメだね。オトナの女は独りじゃ体があったまんないんです。
(因みにM家の寝袋は2つをジッパーで合体できるタイプ、親子三人で一緒に寝たら暖かかったそうです。)

アルミシートもあるけど父ちゃんの荷物ん中だ、暗くて探せないよ、父ちゃん連中は酒飲んでてちっとも帰ってこないね、まいっか、父ちゃんの寝袋をチョイと借りよう。

ダンナの寝袋を取り出し、ジッパーを開いて広げて私と息子の上に掛けました。(娘は全く大丈夫そうだったからそのまま。)

おーっ、あったか〜い!

やっと落ち着いてウトウトしていると、酔っ払った父ちゃん達がようやくやって来ました。

「お母っ、星すごいよっ!ちょっと見てっ。」

いや、それどころでは無いんですよ、寒いんです、寝袋から出られません。と思ったんだけど、あんまり見てみて言うので、外に出てみる事に。子供が生まれて今までけっこうお出かけしてるけど、何故か夜は何時も曇りがちで、星空に出逢うことが無かったんだよね。


暗がりでゴソゴソと寝袋から這い出している間に、酔っ払って盛り上がってるダンナの話は続きます。
それによると、石窯用の温度計で周辺の温度を計ったら、どこもかしこもマイナス6℃であったと。

マイナス6℃!
そりゃ地元の人もオドロキの寒の戻りだわ。
んで、そんな寒さの中、地元のオジサン達は個人用テント泊をしてるんだと。

さすがだね、強者ぞろいだね。


さて、外に出てみると、わーっホントだっ、空が銀ラメだーっ。
いつの間にか晴れ渡ったんだね、寒さのおかげで空気が澄んでる、満天の星ってこういうことだったんだね。さっき子供達とここに来た時は、真っ暗闇で、周りは何にも見えなかったのに、星明かりって明るいんだね、人里の夜ほどに周りが見える。
そのくらい星がたくさん光ってる。

あ〜、子供達にも見せたかった〜!

でももう夜中の2時過ぎだったので、子供達は起こさず、その後はアルミシートを出してまあ何とか眠りにつきました。


翌朝、6時ごろ起きてテント泊のオジサン達の様子を見に行くと、もうすでに盛大に火を燃やしていました。やはりとんでもなく寒くて眠れなかったとの事、この地元のツワモノどもが言うんだから間違いないわ、普通じゃない冷え込みだったんだ。
道沿いの崖にも、水道の蛇口にも、りっぱなツララが出来ていました。


オジサン達が思い思いに作った男らしい朝ご飯をいただいてから、散歩したり誰も居ない保古の湖でボートに乗ったりして楽しみました。ダンナのオールさばきが頼りなさすぎて、娘は本気で泣いていましたよ。

湖のほとりの土手の斜面に、コロコロと丸いフンが。多分カモシカのだね、よく見たら草原の中は一面フンだらけ。
この二日間は人間が騒いでいるから姿を見せないけど、冬の間は動物達の森なんだねー。


晴れたかと思うと小雪がちらついたり、ボート乗り場の温度計は0℃を指してました。
昼になっていくらか暖かくなったわーと思っていたのでビックリ。


そんなこんなで早めにキャンプ場は切り上げて、すぐ近くの国民宿舎の温泉へ。
芯から体があったまって、おかげで誰も風邪ひかずにすみました。


二日目は薪ストーブのあるM家にお泊まりして、暖かくのんびりとさせていただき、翌日東京に帰りました。


恵那は少し遠いから、別れ際は何時もとても淋しくなる。でも、大好きな人達が離れたとこで頑張ってるなあ、ウチらの事も見ててくれてるなあって思えるのって、恵まれてるよね。ありがたいです。


短い間でしたが、ホントに楽しく、いろんな意味で自然も満喫できた3日間でした。

M家の皆さん、本当にありがとうね!また遊ぼうね!


(最後の写真は大荷物しょって娘を肩車して歩くダンナの後ろ姿。)

mari

2012年5月13日日曜日

5/20女たちのお手前市

震災チャリティーで歌を歌わせていただくことになりました。
ささやかですが、お役にたてれば、と思います。

出演は午後1時の予定です。

詳しくは、右チラシをクリック。
またはこれ  http://eminakae.exblog.jp/15173007/
mari

2012年5月6日日曜日

原発が止まった朝

昨夜、泊原発三号機が定期点検に入りました。ついに、国内すべての原発の火が落とされたことになります。
私の生年と同じ昭和45年以来初めてとの事、改めて、自分の生きてきた時代や当たり前に暮らしてきた暮らし方について、考えさせれます。

考えるんだ、立ち止まれるうちに。

原発再稼働の動きもあるけれど、実は実は、本当の心の奥底では、原発は安全だから動かしたい、って人は誰一人いないんじゃないかなあ。


だから、止まった。


個人的な意見としては、使用済み核燃料の処理方が確立される事、シビアアクシデントは起こり得る現実として直視し、冷徹な事故対応が出来る程に人の心が成熟する事、が必要。

つまり、今はムリ!って事。


未来人は優秀かもしれない。でも、その時代の事はその時代の人たちに決めてもらえばいい。


廃炉にするにも莫大な時間とエネルギーがいるんだよ。

ごめんなさい、これからの人たち。先祖の過ちを繰り返さない賢い人たちになってください。


(写真の鯉のぼりはお手製です。)

mari