青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2015年10月29日木曜日

初!釣りに行きました。しかも釣り船!

先週の土曜日、町内会のレジャーで、金沢八景の釣り船に乗ってきました。
生まれて初めての釣りでした。
「釣り」そのものもやったことが無いシロウトだというのにいきなりの海の船釣り、しかも子供&ば~さん連れというちょっと無謀気味のチャレンジでした。

しかし参加者十数名の内半数は80がらみのじ~さんズで、結構なドタバタチームっぷりで、船長さんをあきれ悩ませる町内会ズでありました。

はて、船といえば、なんといっても心配なのがお天気。こちらは大変に恵まれ、船のスタッフさんいわく「ほとんど湖、年に数日しかないくらいの凪」というほどの穏やかさ。でもやっぱり揺れる。

そして船といえば次いで心配なのが「乗り物酔い」。私は結構苦手な方なので子供用の酔い止めを一緒に飲んでおきました。

乗り物に酔いやすい息子はそれほどの凪でもグロッキー。ダンナもちょっとキツかったみたい。

意外なことに私、娘、ば~さんの女三人はまるで船酔いせず、初めての釣りを満喫することができました。

自然と揺れに体を任せながら、頭の角度が変わらないように自分の腰や背中を使っていることに途中で気が付いて、もしかして頭を揺らさずにいるのが酔わない秘訣かも!と思いました。
最初の獲物、イシモチさん。25cmくらい。
最近は歌うときに自分の体をしっかり意識するよう心がけているので、若いころには無かった身体能力がついてきている!
な~んてひとり満足してみたり。うふふ。
(単に酔い止めが効いただけという説も…)

ともかくシロウトで、道具も一式お借りして、餌も仕掛けも用意していただいて、リールの巻方も教わって、おっかなびっくり釣り始めました。生餌のイソメが気持ち悪いけど、釣り人モードで克服です。
竿を持つ手に、30m下の海の様子が伝わってくるのがすごく楽しい。こどもの面倒をみながらも集中のひととき。

「シロウトだし、どーせ大して釣れないよ」と、期待もしていなかったんですが、これが意外なことにどんどん釣れてビックリ!
アジやイシモチがたくさん釣れました!
最初に釣れたのはイシモチ、白くてほんのりピンクでキラキラしてて、綺麗だわ~。

なーんて感動しているのは最初だけ、「食い物獲ったる!」狩猟モードでせっせと作業にいそしみます。

隣に座ってる娘はまだ自分ひとりではうまく出来ないし少し危ないので、スタッフのおじさんがサポートしてくれて(多分それが、棚の高さを正確にして)娘が一番の大漁。釣り頭の称号にご満悦です。


こんなに釣れました!

船の上で早ばやとダウンしていた息子もやがて復活して、釣りこそはできなかったけど、海風や景色を楽しんでいました。とっても気持ちいいね。





4時起きで出かけて、朝の7時半から午後2時まで船の上でひたすら釣り続けていたので、流石にぐったり疲れました~。



船宿で天ぷらをいただいてお疲れさま、現地解散で電車でおうちに帰ります。ひ~。




船宿で天ぷら、お疲れさま



夕方、家について、お友達やご近所に早速おすそ分け。こればっかりは新鮮なうちに持ってかないと、意味がない。何軒か配って、も~限界、私もば~さんも疲れて気絶状態で居眠りしている間に、ダンナが内臓と頭を落として下処理してくれて助かりました。たくさんあって大変だったようです。
ありがとう~ダンナ。



わたしが気絶してる間にダンナが子供たちに塩焼きで食べさせてくれて、好き嫌いの多い娘がペロッとイシモチを平らげたようで、流石に新鮮なのは美味しいんだね。子どもの舌は正直です。
私も、もうくたびれて食欲もなかったんだけど、せっかくなのでアジをお刺身でいただきました。

その、美味しかったことといったら!

新鮮!というのはもちろんですが、自分で獲ってきたばかりの獲物の命のお味、なのかなあ。
疲れ果てていた体にカツーンと響くような、一気に目が覚めるような「脳に効く」感覚。

ちょっとした驚きとともに、ありがたく頂戴いたしました。

(翌日はそこまでは感じなかったので、細胞がまだ生きてる、命の味だったのかもしれない)


にしても。

日本は、本来、ホントに海の幸、山の幸の豊かなところなんだと実感しました。
食べられるんだよ。こんなに美味しいものが。

海やら土やら汚しちゃだめなんだよ。目先の何かと引き換えにするのは愚かだと思うわ。


人間には魚は作れませーん!



というわけで、海を大事にして、いつかまた釣りに行きたいと思う、私なのでした。
町内会で企画してくださったEさん、ありがとうございました。懲りずにまた来年もぜひ!




青木マリduo+、次回のライブは11月5日(木)下北沢BREATH
初めてのお店です。応援してください!よろしくおねがいします☆





















2015年10月5日月曜日

2015・10月、11月のライブスケジュールです

★10月11日(日)高円寺稲生座  http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480

出演/青木マリduo+[青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)guest:g.萩原信義」
    mogura

★10月17日(土)中野坂上 ライブバー aja http://t.co/ulNblDFgFT
【オーイェイズ?祭り 祭れば1】中野坂上のスーパースターオーイェイズ?が久々の凱旋!
 open 18:30   start 19:00 1500yen +order
出演/古田朝映 、藤井美陽(SUNAGIRL)、青木マリduo+、オーイェイズ?

★10月22日(木)江古田倶楽部  http://www.ekodaclub.com/
open 20:00   start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)]

★11月5日(木)下北沢BREATH http://breath335.com/
詳細未定

★11月10日(火)中野坂上ライブバー aja http://t.co/ulNblDFgFT
スエキチ企画 『2015.TOKYOBLACK-LIGHTBOXING.Vol.1. ☆SuekichiGuy生誕50周年記念☆前夜祭PARTY』
open 17:00  start 18:00 Ticket ¥2000+drink.\500

出演:オグラ、SADAザ モンゴロイドスポット、青木マリ、ヤングマインドソウル、尾引浩志、SuekichiGUY、立岩潤三、シャーミン、ミムラヘンドリックス、ボンババ小屋、ヤッシー、Hana Ba Zookaと10goo

★11月14日(土)高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/
Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、イツロウ1×2_6

★11月21日(土)江古田倶楽部  http://www.ekodaclub.com/
open 20:00  start  21:00    no charge  投げ銭制
東京都練馬区栄町4-8 福一ビル2F  03-3994-2005  

青木マリduo+ワンマン [青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)

★11月25日(水)吉祥寺MANDA-LA2  http://www.mandala.gr.jp/man2.html
詳細未定
東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目8−6 第18通南ビル B1F 電話:0422-42-1579

出演/ザ北澤コイチーズ、石井明夫バンドオブバクシー、青木マリduo+

★11月29日(日)大久保 音楽と珈琲 ひかりのうま http://hikarinouma.blogspot.jp/
open 19:00   start 19:30 2000yen +order
東京都新宿区百人町1-23-17-B1(旧キューピット)
JR大久保南口より徒歩30秒南口改札出て右 駅を出て右すぐ!(目印はキューピットの文字看板です)

出演/桑名六道(じゃじゃ岩城)+宇賀秀樹(マンドリンfromザ・スカラベリーズ)、ロバートdeピーコ、青木マリduo+[青木マリ(vo,eg)+小林洋(b.)guest:g.萩原信義」

柔術護身術と憲法カフェ

先週土曜日は、たまたま日程がかさなって、二つの講座に参加しました。

午前中は、小3の娘の小学校のPTA主催の家庭講座で、「親子deみんなde学ぼう!護身術」。
午後は、たまたまSNSで見つけた「憲法カフェ」。こちらは小6の長男と参加。

まず護身術、「トライフォース柔術アカデミー」のとても強そうな講師の先生が最初に教えてくれたことは、

「暗いところに行かない」「狭いところに行かない」「人のいないところに行かない」
「大きな声で助けをもとめる」「すぐ逃げる」

ということ。危険には近寄らないのが最大の護身術だと。そして、今日習っただけでは、実際には役にたちません、ただ、経験として知っておく事が大切だ、と。

なるほど、納得です。

そして、すごく頷けたのは、それでもトラブルに巻き込まれたときは、弱そうにして、相手を挑発しない、隙を見て逃げること。相手を怒らせてしまう事がより危険になる、と。

心身ともに鍛えられているのが一目でわかるような先生、第三者としてトラブルに出くわしてしまったときは、攻撃している方の後からおだやかに「大丈夫ですか」と声をかけながら近寄り、当事者同士をさささっ、と引き離してしまうのだそうです。

なるほどな~。と。

戦いを知っている人ほど、平和的な解決をしっているんだなあ。

「本当の一番の防御は相手と友達になっちゃうことなんですけどね!」

だそうです。

その後、いくつかのパターンで襲われたときの逃げ方、身体の使い方を実践しました。
自分の身体にイメージを持っておくのは、なるほど大事ですね。先生いわく、今の子供たちは実際にケンカをしないし、ゲームで戦ったりしているので、襲われたときにパンチとか繰り出せる、と思ってしまってるところがあるんですよね~。と。実際に動いてみるとそう簡単には行かないぞ、と。

講師の先生に体験として腕をつかまれ、その大きさ強さも実感。
普段はやらない体の使い方を意識して学ぶことができ、ためになる講座でした。



さて、護身術で汗をかいたあとは、午後からは「明日の自由を守る若手弁護士の会」の弁護士さんを講師に迎えての「憲法カフェ」。

FBでたまたま、家の目の前のスペースで開催することを知って、政治に関心の高い息子と、ママ友を一人誘って参加しました。


人権を守る若手の弁護士、種田和敏先生が、「立憲主義」や、「集団的自衛権」についてわかりやすく教えてくださいました。
最初の自己紹介で、自衛隊が子供たちに接近している問題について、声を上げる活動をしているとのこと、知らないこともあり、驚きました。

種田先生の著書を息子が購入。
扉絵のイラストが良い感じ。

講座の内容としては、「憲法とは、王様を縛るための法」、という、本当に基礎的でかみ砕いた内容で、わかりやすく親しみやすくてよいと思いました。
集団的自衛権の行使が、現代における戦争そのものであるというお話もしていただきました。ただ、参加してる人はある程度知識を持っているのかな、と。私も大体知っている内容だったので、私にとっては講義の後の質問、雑談タイムが有意義だったように思います。

「そんなの興味がない」もしくは、「安保法制、必要でしょ?」という人にぜひ参加してもらいたい。
意見を聞きあう場になればいいなあ、と思いましたが、興味のないことに人はお金も時間も割かないものですよね。
いかに「自分自身に関係ある、知る事でメリットがある、」と思ってもらうかが肝心なのかな。
ホントは、「知らないと取返しつかないことになる!」だと思いますけどね!

情報があふれているからこそ、興味のあるなしで世界観がはっきり分かれてしまうのは残念なこと。
権力の側が憲法をないがしろにする、これがどれほど危険なことなのか。
お箸をつかうのと同じくらいにみんなが共通の基礎知識、教養として日本国憲法について知ってないと本来はおかしいんじゃないのかなあ。(って、弁護士さんも、教育をつかさどってるのが政府サイドなので、そこは自分たちでやるしかない、とおっしゃっていました…)
改憲についても動きがささやかれつつありますが、知らないものについては何をどう変えるのか、良くなるのか悪くなるのか、さえも判断できないまま、自分たちは置いてきぼり、そんなの嫌じゃない?

ついでに歴史認識とかも、きちんと精査されたこれが世界的ベーシックです、ってものを読み書き計算と同じように身に着けておくことが大事なんじゃないのかなあ。
わたしだって、学校では一通り習ってきたはずなのに、ほとんど心に残ってなかった。そんなに重要だって認識を持たずに通り過ぎてた。お箸の使い方とかはさんざん言われてきたのに。
もっともっと大事なことなんだ、と口を酸っぱくしてでも言うべきことのはず。

ベーシックがないと話し合いのテーブルにもつけない。よくわからないから、自分の意見は言わない、になっちゃう。そして、わかりやすい安易な解決法にながされやすくなる。
弁護士さんと話し合うことで、考えの基礎が少し強くなったように思う。

息子が小学生ながらやたらと憲法などに詳しいので、弁護士さんおどろかれていました。なぜ?と聞かれると、「震災があって、原発事故があって、そこからいろいろ調べ始めた。」と答えていました。そう、そもそも私がこういう問題に興味を持てるようになったのも、息子が盛んに話題にするので息子に話を合わせるために自分も本を読んでみた、からだったんですよ。この件についてはまた改めて書いてみようかな。
うちの子はやや頭でっかちだけど、少なくとも今の若い世代の人は、思春期ごろにあの「震災」を経験している。バブル期に多感な時代を過ごした私たちとは危機に対する感覚が違うのかもしれない。ぼんやりした私たち大人こそ、ちゃんと勉強しなおさないと。


と、まあ、。そんなこんなで、午前午後とまったく別のアプローチから、真の平和についてを考える一日となったのでありました。身体も脳も、勉強した~~。

最後まで読んでくれてありがとう。



青木マリduo+、次回のライブは10/11(日)高円寺稲生座、ゲスト萩原信義、共演はmogura、
お楽しみに!


2015年10月1日木曜日

9月も終わりました。ほんといろいろ厳しい一か月でした。

10月になりました。日差しがあっても空気がさわやかになってきましたね。

先月もライブをたくさんやらせていただいて、充実していたと思います。

9/6稲生座では私たちduo+と、大阪の旧友sax川崎知くんやDEEPCOUNTなどメンバーでもあるアリさん福島さんとの初セッション、ギターののぶさん、ピアノのエミちゃんも加わった大所帯バンドのような一瞬も。

9/18イエローヴィジョン。
打ち合わせしたわけでもないのに衣装が赤。
撮影・和田P
そして9/18にはイエローヴィジョンにて、duo+フリージャズドラマーの大沼志朗さんのセッション#2。自主企画でワンマンライブでもあり、普段より一層気合の入るライブでした。
大沼さんの鋭い煽り、転がり落ちながら昇っていくようなハイテンションのライブが出来ました。このセット、大いに充実、次回は2015、1/9(土)同じくイエローヴィジョンで決定です。



9/23には東中野ポップロックフェスティバル。三日間のイベントの最終日、たくさんの実力あるバンドさんの中で出演させていただき、新しいご縁もできました。

9/26新宿ストレングス、はじめましてのつるかめ兄弟さん、おなじみのカブトさん、ピンチヒッターで店主のタケさん。つるかめ兄弟は見た目、演奏、いろいろ予想を裏切るバンドで驚きましたが、そのメンバーというか、リーダーというかよくわからないMIDさんという方が、あんまりにも引き出しの多すぎる面白い方で、キョーレツな夜でした。

歌、演奏、ともに少しづつ確実に、自分の目指すところに向かえているのかな、という手ごたえは感じています。しかしまだまだ頑張り切れてない、もっともっといいものを目指せるなあとも思っています。
お世話になった皆様にはこころよりの感謝を、そして、音楽でもっとお返しできるようがんばりたいです。


それにしても。

この秋までかかった長い長い国会審議。
どうしても気になって安保法制の国会中継をTVやネットでかなり見ていました。
ほんとはもっとトレーニングとかに時間を使うべきなんだけど、今起きてる事を理解しなくては、という気持ちになって、、。

はっきり言ってかなり精神的に具合悪くなりました。

「見たくない現実」そのものがそこにありました。

自分たちの都合、それ以外には一切興味のない、責任を感じているのかもわからない権力者の姿はSFか悪夢のように感じられました。

政治家の声も、ひとに訴える、という面では歌に少し近いのか。
こころからの声なのか、伝えたいもの、願いは何なのか、全身全霊で表にだせるのか。

政治家個々人の持っているものも、中継なら見えてくるものもあり、
実際にやり取りをきくのと、後からニュースで審議の内容を追うのとはまるで印象が違うことも実感しました。

「考え方の違い」の断絶に打ちのめされることもありました。話せばわかる、とよく言いますが、その、そもそもの「話す」が崩壊する感覚。

やむにやまれずデモにもたまに参加しました。私はコールとか一斉にいうのは好きじゃないので、ほとんど黙ってそこに突っ立ってるだけです。抗議する気持ちを可視化したいだけ。時間もお金もかかるし、雨が降って疲れましたが仕方ありません。

気合の入った大沼さんとのライブのあたりが国会の山場だったので、とてもきつかったです。

大雨の災害もあったんだからそっちを優先すればいいのに!なにを急いでるの?
17日の採決は強行とさえ言えない、無効採決でしょう!

だけどそれがまかりとおりそうになっている。私たちはもっと政治に注目していなければならなかった。若いころは政治には無頓着であったこと、大いに反省しています。
面白くなくても、生活に直接かかわっている大事なこと。
生活とは、生き死にに関わるすべてのこと。人任せにしていてはだめですね。
でもはじめは興味持てなくても、しばらく我慢して追ってるとだんだんわかってきて面白味もでてくるみたい。知れば身近になってくる。

とにかく、まずは知ること、少しづつでもいいので理解の枠をひろげること。
判断の基準をまちがえないこと。
そして誰かに伝えること。


何年かのちに後悔しないように、いつも自分の事として。


私たちの世界がどうかおだやかでありますように。


青木マリduo+、次回のライブは10/11(日)高円寺稲生座、ゲスト萩原信義、共演はmogura、
お楽しみに!