青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2015年12月21日月曜日

12.20稲生座「Coz We Need Music! vol.2」ありがとうございました!あたたかく奇跡が起きそうな不思議な夜。

昨夜の「Coz We Need Music! vol.2」無事に終了いたしました。

hijk(アシジカ)さんは、モノトーンの手作りの衣装もエキゾチックで可愛らしく、その歌は「イノセント」という言葉を思い出させるものでした。
映画「道」のジェルソミーナをほうふつとさせるようなたたずまいで、単に何も知らないのではなくて、傷ついたり汚れたりした後にでもやはりそこにある「無垢なもの」を感じさせるステージ。
曲は以前よりシンプルに淡々と囁くように、でもその突出した集中力や体重の乗せ方は出会ったころから変わっておらず、彼女ならではの緊張感のある優しい「愛」を届けてくれました。

白地のストライプのロングワンピースがよく似合っていたhijk。
満席で撮影が遠くなっちゃいました。

共演の方に良い意味で影響を受ける、その場で気付きがあるというのはすごくうれしいもので、昨日はわたしも、自分という存在を感じながら歌に乗せていくようなステージが出来たように思います。

hijkさんの歌を聴いた後で歌う自分の歌はなんと生々しいのだろう。
ゲストのエミちゃんのピアノも深く冴えわたって、艶やかでゾクゾクしながら歌っていました。

通常ブッキングではなくて、せっかくの自主企画、アンコールで共演、というのがセオリーなんですが、何しろ不器用な歌うたい二人、無理せず仕込みもしていませんでした。
でも、アンコールをいただいて、その旨をステージ上でお伝えしたら、hijkさんが「わたし、あれを鳴らしたい」と、ドラムセットの上につけられたツリーチャイムを指さして、ステージに再登場してくれました。
私の曲「エスペランサ」で、小さく小さく手でドラムセットを叩くhijk。優しく包み込むような心臓の鼓動のようなビート。
「ビート」って本当に不思議。息をしたり、心臓が動いていたり、その人その人の身体の無意識のところの固有のものに逆らわない、大事にする、そんなビートに敏感でありたい。

思いがけず、とてもあたたかな演奏が出来たように思います。ありがとう、hijk。

hijkさんのファンの方は女性が多く、普段の私のライブより客席も華やいだ優しいムードに包まれて、濃厚だけれど、愛のあるあたたかな夜になりました。クリスマス前のちっちゃな奇跡が起きそうな夜。
これもひとえに、ご来場の皆様、稲生座、hijk、みなさまのおかげです。
心より御礼申し上げます。ありがとうございました!

今年の一月からスタートしたba.小林洋との「青木マリduo+」は年内最終ライブでした。いろいろと成長できた一年間になったと思います。
みなさま大変お世話になり、ありがとうございました。


次回の青木マリLIVEは12・27sun国立地球屋にて!
青木マリsolo、THE PANTZ、LED。
イカシタねーさん達との共演です、よろしくです!

2015年12月10日木曜日

12/8「トラ・トラ・トラ」ありがとうございました。

12/8のAPIA40での「トラ・トラ・トラ」ありがとうございました。
真珠湾攻撃、ジョン・レノン暗殺、そして実は佐渡山豊さんのお誕生日でもあるこの日、とても素晴らしいイベントに出演させていただいたことに感謝しています。皆様ありがとうございました。

恐縮ながら、最近の所感をつづった新曲「見えているのに」もお披露目させていただきました。

にしても、佐渡山豊さん、遠藤ミチロウさん、石塚俊明さん、改めて本当にすごい表現者だと実感しました。
先日拝見した加奈崎芳太郎さんもそうですが、「有名だよね、名前は知ってる」「音源は聴いたことある」という皆様、一度でいいのでそういった大ベテランで現役で活動されてる方々のライブを生で直に体験していただきたいと切に思います。

佐渡山さんのスタッフの方が「命削ってる音」とおっしゃっていましたが、本当にそう思います。そしてその音は、現場の空気の中でしか感じられないものではないでしょうか。
普段は眠っている、眠らされている感覚を呼び起こす体験、お金を払ってライブハウスで音楽を聴くとはそういうことではないかと思っています。
また、そういう演者でありたい、そうでなければならない、と誓いを新たにした一夜でありました。

最後にもう一度、ご来場のお客様、スタッフの皆様、出演されたミュージシャンの方々、素晴らしい体験、学びの機会を本当にありがとうございました。



2015年12月6日日曜日

なつかしくて、大好きなhijk(a.k.a.牲捜)と2マンします! @稲生座

私の大好きなミュージシャンにゆっくり演奏してもらって二組で一つの夜を作り上げたい、そんな思いの私の企画LIVE第二弾のお知らせです!

[Coz We Need Music! vol.2 ]ゲストはhijk(アシジカa.k.a.牲捜)。

かれこれ20年ほど前、私が一人で歌い始めてすぐに当時は渋谷にあったAPIAというライブハウスのレーベルから1stCDをだしていただきました。火取ゆき、牲捜、青木マリ、という女性シンガー三人同時発売で、個性の強い、ちょっと強烈な三人娘、といった感じでありました。

それ以来のずっと、三人、特別に親しい「お友達」ではないけれど、認め合って気にし合ってきた様に思っています。とくに牲捜は年も近く、良い意味でライバル、いやちょっと違う、ほんとの仲間、という気がして、普段会う訳でも連絡するでもないけれど、ずっと気にかけてきた女の子なのです。

しかしAPIA関係のイベントなどで共演することはありましたが、2マンは今回初!

20年前の「まるで産声」のような歌を歌っていた牲捜は今はhijk(アシジカ)と名前を変えて、3年くらい前に聴いた時は、赤ん坊をあやすような、慈愛にあふれた歌をうたっていました。

私たちの「今」を聴いて、それぞれの「愛」を感じ取っていただけたら、と思います。


★12月20日(日) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

[Coz We Need Music! vol.2] 
出演/青木マリduo+(vo.g.青木マリ、bass.小林洋、guest:pf.柴田エミ、)
   /hijk(アシジカ:a.k.a.牲捜)


Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480


hijk プロフィール

ギターと歌の弾き語り/牲捜(セソ)、ROCKバンド/VERY BERRY、ガールズ3ピースバンド/サイボーグ、monster、ジュエルビートルインサイパン、ハチトカジュエン、様々なジャンルをへていらない自分を脱ぎすてて2011年 いまだ未開だった方の私自身が始まった。
まだ知らない感動があるのを信じて。息をすうように、はくように。私は音楽のメッセージと同化してただただ展開するんだ/
hijk(アシジカ)愛しかの意


フライヤーの写真撮影、スタイリングはhijk。彼女はつくづくト-タルな表現者だと思う。




2015年12月1日火曜日

2015・12月、2016.1月のライブスケジュール

★12月5日(土)前橋Cool Fool  http://sound.jp/coolfool/pc/index.html

20:00/20:30 ¥500+投げ銭/Drink別
前橋市千代田町5-2-10 SATOビル2F 027-237-1655
出演/青木マリduo+(guest:萩原信義g.柴田エミpf.)、yO’ceans、さよならカンパニー

久しぶりのプチ・ツアーです。のぶさん、エミちゃんの稲生座セットでドーンとお邪魔します。
魔窟とも噂されるCool Fool、初出演です。お近くの皆様ぜひ!


★12月8日(火) 目黒 学芸大学 APIA40 http://apia-net.com/index.html

『トラ・トラ・トラ 2015〜空蝉の世にぞ吼える三匹の虎〜』

open 18:30 start 19:00   
前3000yen/当3500yen(共に+1drink) 【予約】APIA40 TEL:03-3715-4010 
東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1  03-3715-4010
出演/佐渡山豊with国吉亮、遠藤ミチロウ(ex.THE STALIN)、石塚俊明(dr.頭脳警察)、石井正夫(ba.頭脳警察)、青木マリduo+

ゴチャゴチャ解説はいらないですね。心して臨みます。



★12月11日(金) 新宿ソウルキッチン http://soulkitchen.sadist.jp/

open 19:00   start 19:30 2000yen +2order
出演/青木マリduo+、HURDY GURDY、栗原優、じゅんじゅん

稲生座でお世話になりましたHURDY GURDYさん、ウッドベースをソウルキッチンで演奏するそうです。入りきるのかが気になります(笑)

★12月20日(日) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

[Coz We Need Music vol.2]

Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、hijk(アシジカ:a.k.a.牲捜)


青木マリ企画。
私の1stCDは3人の女性シンガーと同時発売でした。(アピア・ペルメージレコード、`96年)
そのうちの一人、SESOちゃんと、20年の時を超えて初2マン。
良き意味で「ライバル」、特別に親しいわけではないけれど、ずっと仲間。
ワンアンドオンリーの歌い手さんの「今」を感じ取ってほしいと思います。



★12月27日(日) 国立地球屋 http://chikyuya.info/contents/pickup

open 19:00 start 20:00 charge ¥1000yen+1drin
東京都国立市東1-16-13 B1 042-572-5851
出演/LED、THE PANTZ、青木マリsolo

女性ヴォーカルの宴ですね。LEDもTHE PANTZも、めっちゃカッコイイ!!一年の締めくくりにどうぞ!青木マリはsoloの予定、飛び入りゲストもあるかもね☆

★2016.1月9日(土) 阿佐谷イエローヴィジョン http://www.yellowvision.jp/

東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2-B1 03-6794-8814
出演/青木マリduo+<vo.g.青木マリ、bass.小林洋、guest:ds.大沼志朗>

ついに企画ものから定番化!大沼さんとのsessionは続きます。絶対にだれることない緊張感あふれる至福のライブをぜひ!



★1月30日(土) 高円寺稲生座 http://ameblo.jp/inaoiza/

Live Time 20:00~22:30 1570yen+d
東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階 03-3336-4480
出演/青木マリduo+、The トランジスタ・ラジオ(from飯田)

飯田ではずいぶんお世話になりましたトランジスタラジオさん。私のパンク的過去ナンバーをカバーしてくださってます(本人認定!)
大人の本物のパンクスの底力を今回もきっと見せつけてくれるでしょう!私も楽しみです。