青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2015年10月1日木曜日

9月も終わりました。ほんといろいろ厳しい一か月でした。

10月になりました。日差しがあっても空気がさわやかになってきましたね。

先月もライブをたくさんやらせていただいて、充実していたと思います。

9/6稲生座では私たちduo+と、大阪の旧友sax川崎知くんやDEEPCOUNTなどメンバーでもあるアリさん福島さんとの初セッション、ギターののぶさん、ピアノのエミちゃんも加わった大所帯バンドのような一瞬も。

9/18イエローヴィジョン。
打ち合わせしたわけでもないのに衣装が赤。
撮影・和田P
そして9/18にはイエローヴィジョンにて、duo+フリージャズドラマーの大沼志朗さんのセッション#2。自主企画でワンマンライブでもあり、普段より一層気合の入るライブでした。
大沼さんの鋭い煽り、転がり落ちながら昇っていくようなハイテンションのライブが出来ました。このセット、大いに充実、次回は2015、1/9(土)同じくイエローヴィジョンで決定です。



9/23には東中野ポップロックフェスティバル。三日間のイベントの最終日、たくさんの実力あるバンドさんの中で出演させていただき、新しいご縁もできました。

9/26新宿ストレングス、はじめましてのつるかめ兄弟さん、おなじみのカブトさん、ピンチヒッターで店主のタケさん。つるかめ兄弟は見た目、演奏、いろいろ予想を裏切るバンドで驚きましたが、そのメンバーというか、リーダーというかよくわからないMIDさんという方が、あんまりにも引き出しの多すぎる面白い方で、キョーレツな夜でした。

歌、演奏、ともに少しづつ確実に、自分の目指すところに向かえているのかな、という手ごたえは感じています。しかしまだまだ頑張り切れてない、もっともっといいものを目指せるなあとも思っています。
お世話になった皆様にはこころよりの感謝を、そして、音楽でもっとお返しできるようがんばりたいです。


それにしても。

この秋までかかった長い長い国会審議。
どうしても気になって安保法制の国会中継をTVやネットでかなり見ていました。
ほんとはもっとトレーニングとかに時間を使うべきなんだけど、今起きてる事を理解しなくては、という気持ちになって、、。

はっきり言ってかなり精神的に具合悪くなりました。

「見たくない現実」そのものがそこにありました。

自分たちの都合、それ以外には一切興味のない、責任を感じているのかもわからない権力者の姿はSFか悪夢のように感じられました。

政治家の声も、ひとに訴える、という面では歌に少し近いのか。
こころからの声なのか、伝えたいもの、願いは何なのか、全身全霊で表にだせるのか。

政治家個々人の持っているものも、中継なら見えてくるものもあり、
実際にやり取りをきくのと、後からニュースで審議の内容を追うのとはまるで印象が違うことも実感しました。

「考え方の違い」の断絶に打ちのめされることもありました。話せばわかる、とよく言いますが、その、そもそもの「話す」が崩壊する感覚。

やむにやまれずデモにもたまに参加しました。私はコールとか一斉にいうのは好きじゃないので、ほとんど黙ってそこに突っ立ってるだけです。抗議する気持ちを可視化したいだけ。時間もお金もかかるし、雨が降って疲れましたが仕方ありません。

気合の入った大沼さんとのライブのあたりが国会の山場だったので、とてもきつかったです。

大雨の災害もあったんだからそっちを優先すればいいのに!なにを急いでるの?
17日の採決は強行とさえ言えない、無効採決でしょう!

だけどそれがまかりとおりそうになっている。私たちはもっと政治に注目していなければならなかった。若いころは政治には無頓着であったこと、大いに反省しています。
面白くなくても、生活に直接かかわっている大事なこと。
生活とは、生き死にに関わるすべてのこと。人任せにしていてはだめですね。
でもはじめは興味持てなくても、しばらく我慢して追ってるとだんだんわかってきて面白味もでてくるみたい。知れば身近になってくる。

とにかく、まずは知ること、少しづつでもいいので理解の枠をひろげること。
判断の基準をまちがえないこと。
そして誰かに伝えること。


何年かのちに後悔しないように、いつも自分の事として。


私たちの世界がどうかおだやかでありますように。


青木マリduo+、次回のライブは10/11(日)高円寺稲生座、ゲスト萩原信義、共演はmogura、
お楽しみに!



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