青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2014年5月14日水曜日

琴さんが来て一年が経ちました

我が家には、犬がいます。名前は「琴」、三才過ぎの雑種の女の子です。
ちょうど一年前の5月に、縁あって、うちの子になりました。
おとなしくて甘えんぼで、我が家で一番聞き分けの良い末っ子さん。

実は琴さん、うちに来る前はいわゆる「保護犬」として、茨城の保護ボランティアさんのお宅で、たくさんのワンコたちと共に暮らしていた子です。
家で以前飼っていた猫が年老いて死んでしばらく経ち、やっぱり、何か生き物を飼いたいと思い始めたそのころ、たまたま保護犬や殺処分のことを知りました。そして、どうせ飼うのなら、飼い主がなく保護されている子をうちで引き取れないかと思うようになりました。

でも、犬を飼うのは子供の時以来だし、それにとても大変そう。
やっと子供たちが小学生になり、手が離れてきたところなのに、また、手のかかる命あるものを自分の手の中に入れてしまうことに対する迷いもあり、どうしようと悩みつつ、いろんな里親サイトなどを閲覧し、実際の里親会にも足をはこんでみたりしていました。
それにしてもなんてたくさんの犬猫たちが里親を求めているんだろう。とても、一匹になんて決められない、、、。

そんなある日。日課のようになった里親探しサイトめぐりをしていて、なぜか、一匹の黒白のワンコに目が釘付けに!

「何か違う!この子は、何か特別な気がする!」

説明を読めば、おとなしい性質で初心者向け、子供も大丈夫、との事。我が家の条件にピッタリだわ!仮の名前が「琴」というのも、とても気にいりました。さっそく家人に相談してみると、「お前が一番一緒にいることになるんだから、お前が良ければいいよ。」と。
そこで、連絡を取って、茨城の保護ボランティアさんのお宅に会いに行くことになりました。

少し田舎の、庭のあるお宅に案内してもらうと、20匹位のワンコたちが吠えて挨拶してむかえてくれて、そこでまずビックリ。これだけの数のワンコの世話をされているボランティアさんの活動に、頭が下がる思いでした。
そして、お目当ての「琴さん」は、、、。あ、いたいた。思ったより大きいなあ。でも、やっぱりすごくかわいい。
私達、特に私が自分に会いに来たのが解っているかのように、私のそばにずっと居てくれて、手を丁寧に丁寧になめてくれました。そして、最後には座っている私の腿の上にアゴを乗せてぴったり寄り添ってくれて、「ああ、もうこの子はうちの子になるんだ。」と確信しました。

雑種で成犬、15㎏の中型犬では、もう中々引き取り手もいないらしく、生後6ヵ月から二年間をボランティアさんの元で過ごした琴さんは、こうして我が家に家族として迎えられました。
名前も気に入っていたので、変えずにそのまま「琴さん」にしました。

環境の変化ではじめは目をキョロキョロさせて、不安気ではありましたが、すぐに落ち着いて家族に甘えて幸せそうな様子を見せてくれるようになりました。
こちらもオトナになった犬を飼うことに対して、どのくらいなついてくれるのか心配しましたが、全く問題なく、全身で信頼してくれているようです。特に、私のことは本当にお母さんのように慕ってくれて、いつも近くにそっと寄り添ってくれています。出会いはヒラメキ、人も犬も一緒だね。

成犬を迎えるということについては、他にも、家の中で排泄しない、人には吠えない噛まない、イタズラしない、などの躾が初めからきちんと出来ていたので、苦労が無く、前もって性質が分かっているのも良かったです。

これから新しくワンコを飼おうと思っている方、「保護犬」という選択肢、是非、考えてみてください!

今では、ワンコのいない暮らしなど考えられないほど、琴さんは私たちにとっても必要な存在になりました。
うちに来てくれてありがとう。
これからの十何年間、ずっと一緒に幸せで暮らそうね、琴さん。


次回のライブ
5/16fri国分寺モルガナ実験室に個人的に初参加します!
青木マリTrioは、5/18sun学芸大学APIA40です!











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