青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2014年12月4日木曜日

11/8鶴見ラバーソウル・ライブの報告です

予告通り、11月後半のライブレビューを書きます。予告したからには書かないわけには参りません!)

まずは11月8日、鶴見ラバーソウル。(まだ8日か!前半じゃんorz)

この日はいつものTrioではなく、安倍Ohjiさんプレゼンツspacialバンドでのライブでした。メンバーはベース安倍Ohji、ドラムスSachi-A、テナーサックスにガッツツガヌマ、そしてパーカッションに里村美和、という、豪華フルバンド。
私とはほとんど初対面、一緒の音出しは初めて、という皆さんとバンドでのライブは、今まで経験がなく、とても勉強になり、また楽しませていただきました。

本番の数日前に一度スタジオに入り(ご多忙な里村さんは本番のみ)、Ohjiさんがあらかじめ私の曲を譜面にして下さって、スタジオでは曲を通してさらうだけ、という効率の良いリハーサル、恥ずかしながらやったことがなく、ノリが決まるまで同じフレーズを繰り返したり、試行錯誤のスタジオで曲を固める経済的でないやり方しか知らなかったので、サクサクと曲が固まってくることがとても新鮮でした。お金も時間もかけられないので当然なんですが、その、当然をすっ飛ばしてきてしまってる私。
また、私の曲を今まであまり聴いたことのない方々と合わせることで、自分のビートがいかに訛りがきつく、癖のあるものだったのかと再確認しました。

そして当日。鶴見に来るのも初めてで、もちろんお店も初出演。外階段を登ってドアを開けると、木や煉瓦の落ち着いた色合いのパブっぽい雰囲気。アンプはVOX、そして、名前の通り、ビートルズのポスターやグッズがいっぱいで、マスターの愛とセンスの満ち溢れた店内で、思わず「わあ、素敵」と声がでてしまいました。飄々として、程よい毒舌のマスターです。

本番では里村さんも加わり、また更に雰囲気が変わり、今までのギターフレーズが全くかみ合わなくなる曲もあり、ギターをほとんど弾かずに歌だけ思いっきり歌っちゃったりもしました!今までは、弾き語り出身ということや、ビートの訛りなどの関係で、とりあえずギターは弾いとかないと曲にならない感がありましたが、その大人数の流れに任せてしまうままならない感覚が逆におもしろく、任せちゃえばいいのか!という開き直りではじけることができました。大先輩のお二人、Ohjiさんの磐石で主張の強いベース、里村さんの閃き、刺激になりました。

自分の中では瞬間的試行錯誤を繰り返したライブでしたが、終わってみたら意外と疲れていない。
結構思い切って歌ってたのに、不思議。

「任せてしまう」ってこういうことなのね!楽しい!曲は私の曲じゃなくなってたけど、それもアリですね。
とっても良い経験をさせていただきました。

そして、逆に今やっているTrioの大変さ、というかある種の高度さを改めて実感したのでした。だって、毎回終わると抜け殻みたいになってるもん。体力的にも精神的にも。
一瞬でも気を抜いたら終わり。力んでもダメ。なかなか難しい。だからこそメッチャ楽しい。

カランツバターサブレ
対バンのカランツバターサブレは、大学の少し後輩で仲良しだった吉井くんのバンドで、おかげさまで15年ぶりくらいの再会を果たしました。吉井くんは学生時代からほんとに音楽に打ち込んでいて、そのころやっていた「ヨシンバ」というバンドもまだまだ活動中とのこと、大したものです。
カランツ~はとても良質なライトさのあるアコースティックロックで、とても心地よいバンドでした。「軽さのあるロック」って実はとっても難しいんだよね。ずっと変わらず良い音楽をやり続けていてくれているのが、とてもうれしかった。大人になって前よりかっこよくなってたし(歌が!)

終演後、里村さんに二進法を使った脳と指先のトレーニングを教わってすっかりハマってしまいました。今でもコツコツ続けています。(ズボラなのに音楽のため、と思うと苦も無く続けられるんだよね)

そんなこんなで、新しい出会いと再会、発見と再確認に満ちた充実の一夜でありました。
ご来場の皆様、Ohjiさんをはじめ、お世話になった方々大変ありがとうございました!

またまた長くなってしまったので続きはまた!(こんなペースで追いつくのか?)

…読んでくれてありがとう。

次回のライブは青木マリTrio、
12/6中野坂上Aja(エイジア)
12/7高円寺稲生座/小暮はな ←青木マリお薦めの歌い手さん。是非聴いてほしいです!

遊びにきてね。

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