青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2017年7月24日月曜日

7月いろいろ振り返ります。まずは7・14鈴ん小屋にてロケット・マツさん

暑い日々です。
この7月は中旬に集中してライブがありました。
まとめて順にご報告です。

7月最初のライブは、7/14池袋鈴ん小屋。
この日は、いつものこばちゃんduoやsoloではなく、先日ご一緒したロケット・マツさんとの初duo。鈴ん小屋には生ピアノがあるのでお声かけしました。
そのライブの前一ヶ月ほど、ライブをやらずに過ごし、その間に自分の曲や声をこまめに録音して聴き返す作業を続けていました。
自分の本当の声、歌に、改めてまた出会い直したい。そんな気持ちが強まってる。
楽譜や、定型のビートやテンポ、それは人と人との約束事としては大切だけれど、それ以前のアイデンティティーとしての、うた。
ここ何年かずっと、誰かと合わせる、少ない人数でのギリギリのアンサンブルを考えてきて、それまで一人で歌っていたときとは違う歌を手に入れつつあると思っています。
だけど、やっぱり、それだけじゃない、個人としての歌も体の中に持っていないと歌い手としての魂がどこかに行ってしまいそう。
常に、両方感じられるようでいたい。
そのために、自分の声を客観的にとらえよう。録音し続け、聴き続けることで、声を探して、メロディーの弱いところを直していこう。

また、この日の鈴ん小屋では、マツさんが生ピアノということもあり、ベースなしの弾き語りということもあり、久しぶりにアコギを使おうと決めていました。

こばちゃんがエレキの6弦ベースなので、サウンドのバランス的にもいつものduoではエレキギターを使っています。エレキでの弾き語りもリフが立つし、音色的にも好きですが、右手のピッキングのコントロールがとても重要になって、歌に対する意識の比重がそれだけ軽くなります。勢いに任せてかき鳴らすとエレキだと音が汚く感じてしまうのです。
その分抑制的でいられるのが良いところでもありますが、場合によっては物足りなさを感じる面でもあります。

バス停にて
さて、そんなこんなで迎えたマツさんとのduoですが、ちょうどマツさんの方のご予定が詰まっている時期で、今回は事前のスタジオ無しで臨もうというつもりでした。が、やはり、アレンジメントやメロディーを大切にする方で、当日の昼間に私の家で軽く音合わせしてから会場入りすることとなりました。

犬と母のいる家にマツさんがいるのが不思議。「ハレルヤ」など曲のkeyチェック。私の曲はコードがそのままストレートに曲のスケールではない場合があり、アレ?となってしまうことがあるのだそうです。
酷暑の真っ盛りだったので、うちから店のすぐ近くまで出ている一時間に一本しかないバスを利用。余裕をもってのんびりと出かけました。
バスの中でも、あれ、ここ誰かのレコーディングで来たなあ、ここは別のスタジオで近くに来た、とさすがミュージシャン歴の長いマツさんです。


で、演奏は、、。

前回のduo+ロケット・マツとくらべて、それぞれの存在が前に出た演奏になったんではないかと思います。duo+ゲストの形は、2対1の形で楽曲のベーシックが固定されてる面があって、それが面白いところなんだけど、今回はもっと何でもない歌としてその場に現れては消えていったような。
マツさんの情感の上がり下がりの幅の広さ、思いっきり感じさせていただきました。
お客様からは、「シャンソンとか、外国の歌みたいだった!」という声もいただきました。それは、マツさんのカラーによるところが大きいですね!
わたしの個人的な反省としては、声のモニターの音色が聴き取りづらくて、よくない発声をしてしまったこと。長年歌ってきてもまだ解決できていない課題でもあります。
喉は、自分の耳で聴こえた声の音に対して無意識に微調整していると思います。イコライジングでカットされた音を出ていないと思って力んでしまったり。
モニターの音色と生声の違いに右往左往してしまう時があります。
PAさんに声の音質を的確に指示できるようでないとなあ。
それほどひどく声が出なくなったりした訳ではないけれど、ベストとは言えず、これはほんっとに自分の未熟さなので、マツさんやお客様には申し訳なかったです。
鈴ん小屋では前回も声で苦労してしまったので、対策を練らなくては!

それはさておいて、マツさんとはまたご一緒させていただきたいなあ。
だって、すべての音の中に「うた」を感じられるんだもの。
いっしょに音を出せて幸せです。
反省点はありますが、歌としては、一歩前に出られた、よいライブになったと思っています。

マツさん曰く、「やっぱりもっとリハーサルしておけばよかった」とのこと、そうですね、そうしたらもっともっと素敵にできる気がします。リハをしっかりやって、本番前まで曲を聴いて研究して、本番では弾けて閃きの演奏をする、マツさんはやっぱりロックだと思うし、その姿勢を尊敬してます。

また、ぜひご一緒させてください。マツさん!

ご来場及びお世話になった皆様ありがとうございました!また、対バンの市川ミコルさん、千葉喜朗と筒井みづほはResponseさん、ありがとうございました!


本番前。池袋の空。

20170714
池袋鈴ん小屋 青木マリwithロケット・マツ セットリスト

ハレルヤ
わたしがうまれた音
dance
Woman
見えているのに
ビューティフルボーイ
うた
エスペランサ


ライブ動画「ハレルヤ」
https://www.youtube.com/watch?v=qkNMKUBqDkc

ライブ動画「dance」
https://www.youtube.com/watch?v=DPOVFZT66RM




次回のライブは8/2水 高円寺ShowBoat
 19:00/19:30
前¥2300/当¥2500(+1d¥600)

出演は
amber lumber ←森永アキラちゃんのバンド(duo)!
青木マリduo+ 大沼志朗ds.
DEEPCOUNT ←福島紀明さん在籍のバンド!

おすすめです!来てね。





0 件のコメント:

コメントを投稿