青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2017年3月27日月曜日

3月ライブ振り返ります。まず、3/11、西荻窪小料理HANA、ありがとうございました!

あれよあれよと言う間に冬から春へと変わってゆくこの月。
年度末でもあり、皆あれやこれやといそがしくすごしてるのかな。
加えて政治スキャンダルや、危なっかしい法案やらも気になってしまいますね。
みんなでウソばっかついてごまかしてるとこんな風になっちゃうんですね。
あかんやろ!仕組みが限界を迎えてるんじゃないの?色々考えちゃいます。

そんな感じで、ライブ報告が滞ってしまっていました~。

まず、3月11日、西荻窪小料理HANAにて、青木マリ弾き語りSoloワンマン。

そもそもぼっち好きで、ずっと独りで歌って移動してライブをやっていた私。ふと気がつけば、二人の子どもや犬までいる家族に「お母さんお母さん」と常に取り囲まれ、音楽上でも相棒のこばちゃんにも出会って、他にもメンバーさんに参加してもらったライブなどもやり、人に恵まれて何年も過ごしています。幸せなことだと思っています。そのことで得たものがたくさんあったように感じています。
だけど、ある日、「あれ、わたしって、ずっとひとりでいるのが普通だったんだよね。」
そのことを思い出し、ひとりで自分の内側外側に対峙する時間の必要性をものすごく感じてしまったのでした。

「ひとりでステージに立てないようならライブなんかやらなくていい」とさえ思っていた若い頃の私。今は必ずしもそうとは思わないけど、自分には、やっぱり大事なことだったんじゃないのかな?
自分が音を出さなければ何もない空間で、私が自分のリズムと響きで作り上げる時間の流れ。
普段は人と音を合わせる事が多いとしても、忘れてはいけないなあと。

それともう一つ。
duoやバンドなどを重ねてゆけば、そのメンバーによってしっくり来る曲来ない曲色々有るわけで、なるべくならそのメンバーでぴったり来る曲を、限られたライブ時間の中では演奏したい。すると、どんなに気に入っている曲でも演奏する機会のなくなってしまう曲が出てきてしまいます。私は自分で作った自分の歌を歌っているので、私がライブで歌わなくなった歌は、ほぼ、誰にも歌われることがなくなってしまうのです。
それは、やっぱり、かなしい。
あの曲またやってほしい」などと言われることもありますが、なかなか機会がなかったり、お応えできずにいるのも申し訳なくて。
「たまには古い曲も引っ張り出してきて声や音にして皆さんに聴いてもらいたい。」
という欲求が高まってきてしまったのです。

そんな思いから、duoとは別にsoloもまた大事にやっていこう、と思っていたところ、
敬愛するアニキのような先輩ミュージシャン、和久井光司さんに西荻窪の小料理屋のHANAさんをご紹介いただいて今回のライブの運びとなりました。

また、3/11という日程は、お店と私と双方の都合によって決まったものですが、どうしたって365日の中のありきたりな一日というわけには行きません。
あの日を境に、私たちは日々の普通の暮らしのかけがえのなさ、命あることのありがたさを実感したのではないでしょうか。また今まで気づかずにいた事、気づかぬふりをしていた事を大いに反省し、目を開いて声を出していくことを心したのではないでしょうか。少なくとも私は、そうです。
震災そのものを歌う歌はありませんが、改めて自分の歌を大事にする機会でもあり、それは私にとってはどう生きるかを自分に問うことでもあり。

HANAはカウンターだけのこじんまりとした大人のムードのお店。素敵なママとマスターのお話も楽しかったです。
あまり大きな音は出せないとのことで、素朴にアコースティック・ギター(ラインも無し)で望みました。あまり気負わずに素直に歌えたと思います。

ただ、お店で禁煙では無かったので、タバコの煙が耐えられずにやむなくお帰りになられたお客様がいらしたこと。カウンターから少し離れた奥まったところで歌っていたので、煙に気がつかず、大変申し訳なかったと反省しております。休憩時間を増やしてライブ中は禁煙にする、もしくは席を分煙にするなど、何か考えておかなくてはいけませんね。この教訓を次回に活かしたいと思います。

最後になりますが、たったひとりで2ステージワンマン、ただただ私の歌を聴くためだけにお時間作って足を運んでくださったお客様には心よりの感謝を申し上げます。
また、お世話になったHANAのママ&マスター、ご縁を繋いでくださった和久井光司さんにも改めてお礼を言わせてください。
本当に、ありがとうございました!

セットリスト

1st stage

ハレルヤ
ピリキパラ
カフェインサイド
ヤイサマ
熱帯魚も眠っている朝に
街のどこかで
泣かないで
わたしがうまれた音

2nd stage

Woman
二重基準
ビューティフル・ボーイ
dance
見えているのに
ワンビー
うた
エスペランサ
ジャスミン





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