青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2016年8月20日土曜日

8/19 A Gift From Somebody vol.8 guest:尾引浩志(倍音s)の巻、無事終了しました!

[A Gift From Somebody vol.8]

guest:尾引浩志(倍音s)の巻

8月19日イエローヴィジョンにて無事終了しました!
ご来場の皆様に心より御礼申し上げます。


今回のゲスト、尾引浩志さんとは、実は20年近く前からの仲間で、知り合った当時は彼もロックバンドのヴォーカルでもあり、「倍音s」をちょうど始めた頃だったんじゃないかと思います。

その後、私の出産などもあり、倍音界での活躍の様子は耳にしながらもあまり接点もなく長い時間が過ぎていましたが、昨年11月に行われた故スエキチくんの誕生日イベントでたまたま十数年ぶりの再会でした。
その時の尾引さんの口琴がとても素敵だったので、今、これこれこういうイベントをやっているから近いうちにゲストで出てください、とお願いしたところ、

「面白そうなことは何でもやりたい」

と、快く引き受けてくれました。

しかし、御存知の通り多忙な尾引さん、やっと念願かなって今回の運びとなりました。

スエキチくんはその後、急にこの世からオサラバしてしまいましたが、彼が繋いでくれたご縁、大事につなげて行きたいと思っています。


そんな事情もあり、当時から今までずっとお互いに自分の道を追求し続けている、時間の流れをしみじみと感じさせる演奏になったと思います。
尾引くんのイギルやホーメイ、口琴の響きが、大きな時間を感じさせる音色だったことも大いにあるのでしょう。


しかし尾引くんとは長い付き合いではありますが、演奏を共にするのは実は今回初めてで、正直、一緒に音を出すまで、どんなことになるのか全く見当もつかずにステージに立ちました。

いわゆる西洋音楽のセオリーからは少しはみ出したところ、でもずれてしまっているわけでもなく、時計の刻みや定形のリズムではない時の流れ、コードやハーモニーとも違う倍音の世界。

なぜか懐かしいような感覚に浸って、本番では細胞の中から自然と湧いてくるようなおおらかな優しい歌を歌うことが出来たように思います。





また、尾引くんの大胆なチャレンジ精神にも大いに感銘しました。彼のスタイルで、決まった曲のある歌ものに全曲参加というのはなかなか並大抵では出来ないことだと思います。それだけの実績、経験を重ねてきたことの証でしょう。

そして、歌いながら自分の声の倍音にも改めて注目することができて、新鮮でもありました。

duo+のこばちゃんも初倍音s体験に大いに刺激を受けたようです(笑)

ありきたりではない、でも突飛でもない、柔らかな良いライブが出来たように感じています。



その場に居合わせてくださった皆様に、重ねて感謝いたします。本当に有難うございました。



さて、次回のA Gift From Somebodyはゲストはドラムス大沼志朗さんと、アルト・サックス森順治さん。
初めての試みでお二人のゲストをお迎えしてのお届けです。
ゲストの方の持ってきてくださるもので、こんなにも曲が表情を変えるこの企画の面白さを是非一緒に満喫してください!
9月16日(金)同じくイエローヴィジョンにて、皆様のご来場をこころよりお待ちしております!






と、その前に

8月25日(木)高円寺稲生座出演
青木マリduo+、Fog Lamp

8月28日(日)西荻窪clop clop
青木マリvo.g&.石渡明廣g.DUO(!)

もよろしくです。

2016年7月31日日曜日

2016.8月9月のLIVEスケジュールです

★8月5日(金)   
夏季限定ガーデンカフェ『OASIS』

20:00〜22:00  No Charge +Order 
『投げ銭制 ワンマン』

東京都町田市原町田6丁目8−1

青木マリduo+ 
<青木マリ(vo,g) 小林洋(b)> 

お近くの方、お仕事帰りにでもお立ち寄り下さい!

★8月7日(日)鶯谷What's Up
「鶯谷の夜の静寂に」

19:00 open 19:30 start  ¥2000 inc1D

出演 
青木マリduo+
アスカ(water croset)
ワナナバニ園
桑名六道

桑名六道さん企画、対バンも充実ですよ~








★8月19日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン
[A Gift From Somebody vol.8]guest:尾引浩志(倍音s)

op19:30 st20:00   前売り¥2000 当日¥2500  共に+1drink


出演/青木マリduo+ <青木マリ(vo,g)、 小林洋(b)、尾引浩志(倍音s)>

尾引浩志プロフィール

南シベリア、トゥバ共和国に伝わる倍音唱法「ホーメイ」、同じくトゥバのニ弦の弓奏楽器「イギル」、世界中に現存する手のひらに入る小さな倍音楽器「口琴」(こうきん)、を操る倍音音楽家。
ロック系のバンドでボーカルとして活動中、ホーメイと出会い1999年に倍音楽団「倍音S(バイオンズ)」を結成、話題を呼ぶ。
倍音Sメンバー脱退により、ソロとなり、全国に倍音の魅力を伝承する。
2006年には、NHK教育テレビの幼児向け音楽番組“あいのて”にレギュラー出演。
ジャズミュージシャン、能楽家、和太鼓奏者、ダンサー、アラブ音楽家などとのセッション、演劇、歌舞伎の舞台での演奏など、ジャンルも国境も飛び越えて、活動中!


今月もやります、青木マリduo+企画、
A Gift From Somebody vol.8、ゲストは倍音使いの尾引浩志さん!
いろんな楽器やテクニックを駆使して思うままに演奏してくださいとお願いしています。
青木マリのインドアな楽曲が、大草原の空の下にワープするのか?!
一夜限りのセッションです、どなたさまもお聴き逃しなく!!








★8月25日(木)高円寺稲生座

Live Time 20:00~22:30 ¥1570+d

東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階

Tel.03-3336-4480

出演
青木マリduo+、Fog Lamp




★8月28日(日)西荻窪clop clop


¥2000+オーダー オープン19:00 スタート20:00 


青木マリvo.g.石渡明廣g. duo

鈴 木純也(vo.gt)


この日はA Gift From Somebody vol.6で共演させていただいた石渡さんと、青木マリとの二人で演奏します。clopは石渡さんの根城、こばさん抜きで前回とは違った雰囲気になりそう~。



★9月10日(土)近江八幡酒游舘
18:00 op 18:30 st
予約1000円+投げ銭   当日1500円+投げ銭 (ドリンク付 地酒のみお代わり自由)

出演
青木マリ(solo)、航、出雲麻紀子

酒游舘は近江の造り酒屋さん、天井の高い空間が印象的、地酒はヤバい旨さです。飲み過ぎ必至!
十数年ぶりにお邪魔します。お近くの方、お誘い合わせの上是非是非ご来場くださいませ!




★9月16日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン

[A Gift From Somebody vol.9]  guest:大沼志朗ds. 森順治a.sax.

op19:30 st20:00   前売り¥2000 当日¥2500  共に+1drink






★9月24日(土) 八王子Cafe ASUL

★9月28日(水) 池袋鈴ん小屋












2016年7月20日水曜日

7/15 [A Gift From Somebody vol.7] 終了しました!片山広明さんはやはりデカくて優しくてカッコ良かったです!

少し日にちが経ちましたが、、。






7/15 [A Gift From Somebody vol.7] guest:片山広明T.sax.の巻、無事、終了いたしました。

自分にとっては大きな山を超えたような感じで、一日ぼんやりとしてご報告おそくなりました。


 
片山さんの音は、書家が、大筆で全身を使って「エイッ」と筆を運ぶようなイメージ。墨を飛ばしながら、ぐっ、と筆を置いて、グイーッと伸ばして、ガッと止めて、ズバッと払う。紙をどんどん替えて、思うままに墨を置いてゆく。
すぐとなりで鳴る片山さんの音の大きさにびっくりしながらも、豊かな音にどっぷり浸って自分の中から歌が湧き出してくる瞬間がとても楽しく、幸せな時間を頂戴しました。

演奏が終わって、
片山さんから「楽しませてもらいました。またやりましょう。」
の一言、嬉しかったです。




ともかく、蓋を開けてみなければわからない、ハラハラ・ドキドキのこの企画、皆様の応援が何よりの支えです。

ご来場の皆様に、改めて、心よりの御礼申し上げます。

ありがとうございました!







(ライブの様子を一曲だけ。「A Change Is Gonna Come」)





次回、[A Gift From Somebody vol.8]

ゲストは、ガラッと雰囲気を替えて、ホーメイ、口琴など多様な倍音使い、
尾引浩志さん(倍音s)!

全くもって、どうなることやらわかりません!

8/19金、同じく@阿佐ヶ谷イエローヴィジョンでお待ちしてます。よろしくおねがいします!





その前に!次回のライブは

7月31日(日)高円寺稲生座
aokimari presents[Coz We Need Music vol.3]

和久井光司クァルテット<伴 慶充 ds、柳島 宏 b、藤原マヒト pf、和久井光司 vo / g >
青木マリduo+<青木マリ(vo,g)、 小林洋(b)、 guest:福島紀明(ds)、柴田エミ(pf)>

2016年7月9日土曜日

7・10参議院選挙によせて。

わたしのような、たいして影響力もない人間がこんなことをかいてもしょうがないかもしれませんが。


明日は参議委員選挙です。

選挙権のある人は必ず投票に行って欲しいのです。


私は、記憶にある範囲で、区議会なども含めて、ほぼ、毎回投票に行っています。

考えが足りずに過去、一度だけ意識的に棄権してしまったことがありますが、多分それ以外は全部行っています。


特に支持している政党も無いし、候補者もいませんが、それでも行きます。


雨でも行くし、用事があっても、行ける時間で行きます。


自分が政治に直接関われる手段だからです。




私は、毎回野党勢力に投票しています。

政権交代が有ることが健全だと考えるからです。

うちは東京選挙区なので、野党の中でも今回はかなり悩みました。

自分も含め人間のアホな面を直視することになり、精神的にもキツかったです。


それでも、一応、自分の中で折り合いをつけて、明日、投票します。




政治家を志す人は、私なんかとは違って、大きく目指すものを持っているのでしょう。

それは、決して人のために身を捨てて尽くす、と言ったたぐいのものではなく、ある種の強烈な自己実現欲求なのかもしれません。

それでも良いです。

(差別思想のある人はこれからの政治家はNGでおねがいしたいですが、)聖人君子でなくても良いんです。そんなこと期待しちゃいけません。人間なんですから。

私達の方を大事な集団として見て、仕事をしてくれる政治家であってくれれば良いんです。


投票率が低い、ということは、政治家は、特定の支持団体の方だけ向いて仕事をすれば良い、ということになります。

損をするのは、誰ですか?



投票します。応援してます。だから私達のために働いてね、と。そして悪い時はしかりますよ。と。

私達も、いつも、政治の人に目を向けていなくてはならないです。

選挙が終わっても、ずっと関心を持っていなくてはならないです。

ぜんぜんおもしろくなくて、ワクワクしなくても。
(多少の楽しみがあればより良いのかもしれませんが)


自分のために。そして、これからの人たちのために。





最後に、まだ、誰に投票するか決めかねている人に。



現政権には、いろいろ言いたいことだらけですが、ひとつだけ。


今回の選挙で、自民公明維新改革こころ幸福など、改憲賛成派が2/3超えると、いよいよ憲法改正に向けての動きが一気に始まると予想されています。

憲法は、国の骨組みを決めるもので、為政者の暴走を抑えるものです。

憲法の改正については議論がわかれるところですが、現状の自民党改憲案はかなり劣悪で破壊的な内容に感じます。

今の暮らしに特に不満の無い、穏やかなあなたこそ、改憲反対勢力の有力な候補に投票してください。

「国民投票すればいい」

愚かな私達が、かならずや賢明な選択ができるとも限りません。
少しでも手前で考える機会をつくるのが良いです。

改憲については、改めてもっと良い案をたくさん出して、本当に必要なのかどうかをみんなで考えてからで十分でしょう。



わたしにはこどももいるし、自分はどんなに絶望的、厭世的になっても、希望を捨てるわけにはいかないのです。


明日は投票日です。投票に行ってきます。



















2016年6月30日木曜日

2016.7月8月のスケジュール

前売料金のあるものは、当日昼ごろまでメールボックスでも受付ます。ぜひご利用ください!



★7月2日(土)江古田倶楽部

st21:00 No Charge 投げ銭 ワンマン

出演/青木マリduo+ <青木マリ(vo,g)、 小林洋(b)>



★7月7日(木)国立地球屋
「DUO NIGHT vol,3」
op 19:00  st 20:00  ¥1000+d

出演/青木マリduo+、 おちょこ&JUN、 KEN&Chee from Warlocks

七夕の夜、bass&vocalの夜!


★7月15日(金)阿佐ヶ谷イエロービジョン

[A Gift From Somebody vol.7] guest:片山広明T.sax.

op19:30 st20:00   前売り¥2000 当日¥2500  共に+1drink


出演/青木マリduo+ <青木マリ(vo,g)、 小林洋(b)、片山広明(T.sax.)> ワンマン



片山広明 T. SAX プロフィール

1951年生まれ。70年代後期、生活向上委員会オーケストラ、D.U.B(ドクトル梅津バンド)、RCサクセション等を経てジャンルを逸脱した活動を行う。忌野清志郎最後のバンドメンバー。現在「片山広明とハッピーアワー」、渋さ知らズオーケストラ、板橋文夫グループその他多くのセッションで活動中。


今月もあります、「A Gift From Somebody 」。
ゲストは、大先輩ミュージシャンの片山広明さん。
片山さんの音は、おっきくてアツイ!私もドーンと行きたいです!
ワクワクと緊張、皆様、お聴き逃しなく!







★7月18日(月・祝)大井町ピーチピット

『SUMMER ROCK SHOW 2016』(16日~18日のイベント)

op 14:00   st 14:30   ¥1000+order


14:30〜キリンバンド
14:45〜石川巧馬
15:20〜雨本ふみ
15:55〜吉浦隆司
16:30〜青木マリ
17:05〜hisao
17:40〜sim sim BBQ

18:15〜Central Station


つるかめ兄弟のヒサオさん企画。夏の始まり、大いに楽しみましょう!







★7月31日(日)高円寺稲生座

aokimari presents[Coz We Need Music vol.3]

Live Time 20:00~22:30 ¥2100+d

東京都杉並区高円寺北2-38-16 2階
Tel.03-3336-4480

出演/
和久井光司クァルテット<伴 慶充 ds、柳島 宏 b、藤原マヒト pf、和久井光司 vo / g >
青木マリduo+<青木マリ(vo,g)、 小林洋(b)、 guest:福島紀明(ds)、柴田エミ(pf)>


私の弾き語りデビューのころから、私の成長(?)を見てくださって、イベントなどに誘って下さる和久井さん、今回はついに私の企画、私のホームグラウンドとも言える稲生座に初出演です。
バンドメンバーも精鋭、とても楽しみです。
私たちも、ドラムに福島さん、ピアノにエミちゃんを迎えてのバンドセットです。
言葉とメロディー、大人のロック魂を満喫して欲しいです!






★8月7日(日)鶯谷What's Up
「鶯谷の夜の静寂に」
出演 青木マリduo+
         アスカ(water croset)
         ワナナバニ園

         桑名六道

★8月19日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン
[A Gift From Somebody vol.8]guest:尾引浩志(倍音s)


★8月25日(木)高円寺稲生座

★8月28日(日)西荻窪crop crop
青木マリvo.g. 石渡明廣g. duo





2016年6月27日月曜日

6月のライブあれこれ。ありがとうございました!

梅雨ですね。でも今日は晴れて暑いです。

6月はライブを三回。各回ご来場のみなさま、ありがとうございました!

一回ずつ随分違ったライブで、それぞれ思うことがあったので振り返りたいと思います。


まず。

6月11日 新宿ストレングスでの、[ Dummies Connection  vol.2  流星Emergency ]

出演は、

青木マリduo+
アルコリキュリカ
カオスマップ
星野浩明
東京ダミーズ


ダミーズのカミノさんの企画にお呼ばれしました。ご本人も独特な飄々としたムードのカミノさん。

「これだ!」というオススメの演者を集めた」とのこと、トークあり、紙芝居や挿絵あり、皆さんヒネリが効いていて、とてもおもしろい企画でした。

自分は、「ただ、曲を作って演奏して歌うだけ」の人間であることを実感。

それしかないけど、もう少し、ライブには何か、要るなあと改めて思ったり。今更ながら勉強になりました(笑)


ライブはリラックスした良い演奏ができ、みなさんに「気持よかった!」と喜んで頂きました。

パンクフォーク歌手は年を経ていつの間にか、癒やし系(古!)になっていたようです。



そして、6月17日 阿佐ヶ谷イエローヴィジョンでの私達duo+の定期開催企画、

[A Gift From Somebody vol.6] guest:石渡明廣g. の巻。

いや、石渡さん、凄いです。隣で一緒に音を出していると、

その一瞬、瞬間に集中して「音を出す存在」として、そこに在る、

そういう音楽家としての有り様をヒシヒシと感じました。

ギターという楽器、ブルースやロックというジャンルの縛りのない音の並びが次々産み落とされて消えていく。

でも、突飛なわけじゃないし、絶対といっていいほど外さないんです。


自分の曲がふんわりと空気を含んだ世界の中に包まれた至福のひとときでもあり、よく見ると緻密な絵画のようでもあり、

そうじゃないだろう?もっとほかにあるだろう?と問いかけられているような緊迫の時間でもあり。



ものすごく濃厚な時間を過ごさせて頂きました。


撮影・吉田社長
石渡さん、お名前の通り水底の石のような佇まい☆



研ぎ澄ますことで、「飛べる」、そういう一瞬を捉え続ける感覚が、ほんの少しだけ見えたような気がしています。

自分にフィードバック出来るよう、忘れないように積んで行きたいなと思っています。


ホント、この企画、自分たちにすごいプレッシャーを与えてるんですが、毎回、ゲストの方に素晴らしい贈り物を頂戴してます。それを、お客さんにもっと大きくお渡しできたら、いいな。

そして、またお客さんからも力をいただく、そうやって良いエネルギーをぐるぐるまわせたらいい。

そう思っています。

次回のゲストはTsaxの片山広明さん。

大々先輩です。私達のチャレンジは続くのです!



石渡さんとは、今度は8/28青木マリsolo+石渡明廣@西荻crop。こちらも緊張楽しみ!





そして、最後は6/25、APIA40。『信じた道を歩いていこう』

この日はブッキングで普通に、こばさんとduo。

出演は、

青木マリduo+
ホーミータイツ(vo,g/cho,g/cho,per)、 
ハギリョウ(vo,g)、 
とくやけいいち(vo,g) 


何しろアピアは、こだわりの音響装置と、大マスターの鬼PAテクニックで、ものすごく音がクリア。

モニターも一つひとつの楽器の分離が良くて、「ありのままの自分の力量に向き合う」修行の場でもあるのです。

毎回どうしても滑り出しが固くなる、という反省点は残しつつも、後半、今までとは違う「自由さ」、「楽しさ」を持てたように感じました。

石渡さんのおかげかな?


アピアスタッフのユノチャンがお誕生日とのことだったので、サプライズでHBDを歌いました!
ちょこっとでも嬉しいことをふくらませるお手伝い。うふふ。

歌は、くそまじめだし、結構辛辣なんですけど(笑)

撮影・ハギリョウ


選挙が近い事もあって、MCでそんなことも軽く話しつつ歌いました。

音楽に政治も持ち込めばいい。ご飯や仕事のことと同じように。なんでも歌えばいい。

政治は特別なものじゃない。自分の暮らす社会の仕組みそのものなんだからね。


でも、持ち込んじゃいけないものも、ある。

それは、差別。憎しみ。傷ついた誰かをさらに傷つけ、蔑むこころ。

その心そのものを歌うのは有るとしても、差別や憎しみを煽るために音楽を使わないでほしい。


音楽には力がある。


だから悪いものに、大事な力を使わせないで。



次回のライブは
7/2sat 江古田倶楽部 投げ銭ワンマン 21時~

老舗のブルースBARでお寛ぎくださいませ!



























2016年6月5日日曜日

映画「オマールの壁」

先週、ちょっと時間が空いたので観たかった映画「オマールの壁」を観に、渋谷UPLINKへ。

100%パレスチナ人による、パレスチナで撮影された映画、しかも、ドキュメンタリーではなく、劇映画。

軸になるストーリーは、どこの世界にもある、若者の友情、恋愛、嫉妬、信頼と裏切りの物語だ。

でも、「パレスチナ」という、占領下の社会のなかで、それは絶望的なまでの極端な悲劇となってしまう。

監督は言う。描いているのは、政治や社会問題ではないと。しかし劇映画としてよく出来た演出、演技が描き出すのは、やはり「占領」という暴力の理不尽だと思う。

想像してみる。
幼なじみの家に行く、また恋人に会うために高さ8メートルもの壁を越え、たまには銃で狙われたりする日常を。
占領軍兵士の気まぐれで殴られたり、屈辱を受けても黙って耐えるしか無い無力感を。
そういう不要な緊張感を強いられる暮らしの中、ふと見え隠れする「協力者」と呼ばれるスパイ。
誰もが疑いをかけられる可能性。
仲間を信じて命を賭しての行動に必要とされる強い絆を、疑念が切り裂いていく。
また、特に説明も無いけれど、逃亡者を家に入れ、何事も無く裏口から逃がしてゆく町の人々の慣れた感じや、占領者に石を投げる子どもたちの姿も路地の風景のようにサラッと描かれている。



通りすがりの老人の一言が印象的なシーン



今の日本では普段の暮らしの中で、「あの人スパイかも」って思うこと、あんまりないと思うんだよね。産業スパイとかはあるかもしれないけど、暮らしの中で、銃を持った特殊警察が乗り込んでくるような緊張感はなく、とりあえず平穏に暮らせてる。
日本はどんだけ悪くなったと言われても、今はまだ、そこまでは行ってない。
(うかうかしてるとすぐそうなる危険はおおいにあるし、沖縄の基地のことを忘れてるわけではなく)

でも、世界の何処かではこれが普通の背景だったりしてる。
そして、私達のいるところだって同じ世界の中で、強い歪みを感じてることには間違いない。
様々に形を変えた歪みによる「壁」がそこら中に立ちはだかっているじゃないか。


人を愛する気持ちが孕む矛盾が、極端な背景だからこそ鮮烈に浮かび上がってくる。
疑心暗鬼が愛しい世界を壊してゆく様子が主人公の寡黙さとともに淡々と描かれていく。

「イスラエルが悪い」とかいう単純な構造ではない、でも、根本はとてもシンプルな人類の問題かもしれない。


子どもが生まれてからの私は、日常をなるべく静かに暮らすようこころがけているから、映画の心理的緊張感に耐えられず、時折薄目になりながら、ずっと胸を押さえたままで、やっとの気持ちでスクリーンの前に座っていましたよ。




まだ上映中だし、ストーリーのある劇映画だから内容はあんまり書かないけど、
主役や、中心となる若い俳優陣が瑞々しく、魅力的である故に、ラブストーリーに感情移入すればするほど、辛さがつのる、心にものすごく重たい一石を投じる映画でした。

ラストシーンの後、エンドタイトルが上がって行く間、観客が誰も動かず声も立てずにいたので、皆同じように感じてたと思う。

「言葉もでない、涙もでない、感動を超えた何かの痕が心に刻まれる。
アップリンク設立29年。今、この映画を観てほしい。
世界を均質化する力と闘うために。」──アップリンク代表 浅井隆

浅井氏のことばの通り、
涙するでもなく、感動のため息さえも出ないほどの問いと答えを受け取った気がしました。



「オマールの壁」公式サイト