6月はライブを三回。各回ご来場のみなさま、ありがとうございました!
一回ずつ随分違ったライブで、それぞれ思うことがあったので振り返りたいと思います。
まず。
6月11日 新宿ストレングスでの、[ Dummies Connection vol.2 流星Emergency ]
出演は、
青木マリduo+
アルコリキュリカ
カオスマップ
星野浩明
東京ダミーズ
ダミーズのカミノさんの企画にお呼ばれしました。ご本人も独特な飄々としたムードのカミノさん。
「これだ!」というオススメの演者を集めた」とのこと、トークあり、紙芝居や挿絵あり、皆さんヒネリが効いていて、とてもおもしろい企画でした。
自分は、「ただ、曲を作って演奏して歌うだけ」の人間であることを実感。
それしかないけど、もう少し、ライブには何か、要るなあと改めて思ったり。今更ながら勉強になりました(笑)
ライブはリラックスした良い演奏ができ、みなさんに「気持よかった!」と喜んで頂きました。
パンクフォーク歌手は年を経ていつの間にか、癒やし系(古!)になっていたようです。
そして、6月17日 阿佐ヶ谷イエローヴィジョンでの私達duo+の定期開催企画、
[A Gift From Somebody vol.6] guest:石渡明廣g. の巻。
いや、石渡さん、凄いです。隣で一緒に音を出していると、
その一瞬、瞬間に集中して「音を出す存在」として、そこに在る、
そういう音楽家としての有り様をヒシヒシと感じました。
ギターという楽器、ブルースやロックというジャンルの縛りのない音の並びが次々産み落とされて消えていく。
でも、突飛なわけじゃないし、絶対といっていいほど外さないんです。
自分の曲がふんわりと空気を含んだ世界の中に包まれた至福のひとときでもあり、よく見ると緻密な絵画のようでもあり、
そうじゃないだろう?もっとほかにあるだろう?と問いかけられているような緊迫の時間でもあり。
ものすごく濃厚な時間を過ごさせて頂きました。
撮影・吉田社長 石渡さん、お名前の通り水底の石のような佇まい☆ |
研ぎ澄ますことで、「飛べる」、そういう一瞬を捉え続ける感覚が、ほんの少しだけ見えたような気がしています。
自分にフィードバック出来るよう、忘れないように積んで行きたいなと思っています。
ホント、この企画、自分たちにすごいプレッシャーを与えてるんですが、毎回、ゲストの方に素晴らしい贈り物を頂戴してます。それを、お客さんにもっと大きくお渡しできたら、いいな。
そして、またお客さんからも力をいただく、そうやって良いエネルギーをぐるぐるまわせたらいい。
そう思っています。
次回のゲストはTsaxの片山広明さん。
大々先輩です。私達のチャレンジは続くのです!
石渡さんとは、今度は8/28青木マリsolo+石渡明廣@西荻crop。こちらも緊張楽しみ!
そして、最後は6/25、APIA40。『信じた道を歩いていこう』
この日はブッキングで普通に、こばさんとduo。
出演は、
青木マリduo+
ホーミータイツ(vo,g/cho,g/cho,per)、
ハギリョウ(vo,g)、
とくやけいいち(vo,g)
何しろアピアは、こだわりの音響装置と、大マスターの鬼PAテクニックで、ものすごく音がクリア。
モニターも一つひとつの楽器の分離が良くて、「ありのままの自分の力量に向き合う」修行の場でもあるのです。
毎回どうしても滑り出しが固くなる、という反省点は残しつつも、後半、今までとは違う「自由さ」、「楽しさ」を持てたように感じました。
石渡さんのおかげかな?
アピアスタッフのユノチャンがお誕生日とのことだったので、サプライズでHBDを歌いました!
ちょこっとでも嬉しいことをふくらませるお手伝い。うふふ。
歌は、くそまじめだし、結構辛辣なんですけど(笑)
撮影・ハギリョウ |
選挙が近い事もあって、MCでそんなことも軽く話しつつ歌いました。
音楽に政治も持ち込めばいい。ご飯や仕事のことと同じように。なんでも歌えばいい。
政治は特別なものじゃない。自分の暮らす社会の仕組みそのものなんだからね。
でも、持ち込んじゃいけないものも、ある。
それは、差別。憎しみ。傷ついた誰かをさらに傷つけ、蔑むこころ。
その心そのものを歌うのは有るとしても、差別や憎しみを煽るために音楽を使わないでほしい。
音楽には力がある。
だから悪いものに、大事な力を使わせないで。
次回のライブは
7/2sat 江古田倶楽部 投げ銭ワンマン 21時~
老舗のブルースBARでお寛ぎくださいませ!
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