青木マリduo+(ゲスト:柴田奈穂)2016.2.26

2018年6月29日金曜日

2018,7月8月のスケジュールです。6/30追加あり!

★6月30日(土)東中野Strangefruit (ストレンジ・フルーツ)
20時~
チャージ500円+投げ銭 +order

ハリケーンサリーちゃんのお店で弾き語りです。
ささやかな開店祝いの気持ちもこめて。

皆様遊びにいらしてくださいね。




★7月6日(金)早稲田RiNen
「男子縦列 女子横列」~イマイアキノブ、青木マリ2マンLIVE~
出演/
・イマイアキノブvo.g.
・青木マリvo.g.
DJ AMA UU
開場19:30 開演20:00
2000円+1D

池袋鈴ん小屋の小村さんが新しくはじめたお店です。
共演は私からのご指名でイマイアキノブさん。
これもまたGOさんやカウントゼロからのご縁で実現したライブです。
フリクションやチコヒゲunit、チバユウスケさんとのギタリストとしてごご活躍のイマイさんですが、シンガーソングライターや絵描きさんとしても稀有な才能の方だと思ってます。
ほぼ20年ぶりの共演で、とても楽しみにしています。
弾き語りで2マンです。たくさんのご来場よろしくおねがいいたします!




★7月8日(日)前橋クールフール
出演/
・ジャジャ岩城(唄とギター)&若林一也(alto sax,マルコスブラザーズバンド.exTheFOOLS)
・サトチエ
・青木マリduo(小林洋6st b)+柴田エミep
開場20時 開演20時30分
¥500+投げ銭 1ドリンク

前橋へは去年もエミちゃんやジャジャくんと行きましたが、今回はsaxのワカくんも一緒です。群馬からは無二の歌声サトチエさんが迎えてくれます。お近くの皆さま、遊びにいらしてくださいね!お会いできることを楽しみにしています。


★7月16日(月/祝)南長崎ターナーギャラリー
「長崎村で海びらき」https://www.facebook.com/nagasakimura.umibiraki/

14時~19時 入場料1000円(海っぽいもの持参で500円引き)


昨年に引き続き第二回目。
東長崎駅近隣のミュージシャン、ダンサー、絵描きさんたちが集まっておとなも子どもも遊ぼうじゃないか!海は無いけど海びらき!
エアコンが無いので暑さ対策よろしくです。

★7/15(日)新宿御苑サウンド
nombres/secret colors(青木マリはゲスト参加、あの曲を歌います)


★7月20日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン
『A Gift From Somebody vol.19ゲスト:ロケット・マツp、伴慶充ds.
出演/青木マリduo+
<青木マリvo.g.小林洋b. ゲスト:ロケット・マツp(パスカルズ)、伴慶充ds.(The SHAKES, HEAT WAVE)> ワンマン
開場19:30 開演20:00
チャージ前2000円/当2500円 +Drink

青木マリduo+企画『A Gift From Somebody』第19回目のゲストは以前それぞれご出演いただいた、鍵盤いろいろロケット・マツさんとドラムス伴慶充さんのお二人。このメンバーでは今年の二月に一度LIVEをしましたが、あまりに楽しかったのでこの場でもう一度、ワンマンでガッツリやらせていただきます!
ご多忙のお二人です、この機会をお聴き逃しなく!





★8月6日(月)池袋バレルハウス
青木マリ弾き語りsolo
20:00~ 投げ銭+order

★8月10日(金)江古田倶楽部
青木マリduo
21:00~ 投げ銭+order

★8月30日(木)高円寺稲生座



2018年6月8日金曜日

2018.6月7月のスケジュールです

★6月15日(金)江古田倶楽部 
青木マリduo投げ銭ワンマン
21時~ 投げ銭+drink


★6月17日(日)高円寺稲生座
青木マリduo+柴田エミp
w/よーしゃんず
開演20:00
チャージ1570円+order


★7月6日(金)早稲田RiNen
「男子縦列 女子横列」~イマイアキノブ、青木マリ2マンLIVE~
出演/
・イマイアキノブvo.g.
・青木マリvo.g.
開場19:30 開演20:00
2000円+1D



★7月8日(日)前橋クールフール
出演/
・ジャジャ岩城(唄とギター)&若林一也(alto sax,マルコスブラザーズバンド.exTheFOOLS)
・サトチエ
・青木マリduo(小林洋6st b)+柴田エミep
開場20時 開演20時30分
¥500+投げ銭 1ドリンク


★7月16日(月/祝)南長崎ターナーギャラリー
「長崎村で海びらき」https://www.facebook.com/nagasakimura.umibiraki/

★7月20日(金)阿佐ヶ谷イエローヴィジョン
『A Gift From Somebody vol.19ゲスト:ロケット・マツp、伴慶充ds.
出演/青木マリduo+
<青木マリvo.g.小林洋b. ゲスト:ロケット・マツp、伴慶充ds.> ワンマン
開場19:30 開演20:00
チャージ前2000円/当2500円 +Drink



番外編
★6/10 阿佐ヶ谷クニヤパン (夕方ごろから青木マリがギターを弾いてこっそり歌います)
★7/15(日)新宿御苑サウンド
nombres/secret colors(青木マリはゲスト参加、あの曲を歌います)

2018年6月5日火曜日

5/18A Gift From Somebody vol.18 坂出雅海の巻、終了しました!ありがとうございました。

(ずいぶん日にちが経ってしまいましたが、5/18A Gift From Somebody vol.18 坂出雅海さんの巻、わたしにとって大切なことがたくさんあったので書き記しておきます)


20年ほど前「ホルモンタンク・レコード」というレーベルができまして、私の2nd、3rd、4th CDアルバムがそこから発売されていまして、、。http://hor-tan.fast.co.jp/

そのレーベル略してホルタンのおそらく創立言い出しっぺがGOさんというギター弾きとヒカシューのベース、坂出雅海さんで、、。

私の2nd『カウント・ゼロ』のレコーディング場所が坂出さんのスタジオで、当時ヘタクソ過ぎの私、一曲を何テイクも録り直しての一発録り、奇跡的にリアルなドキュメンタリーのような作品を作って下さったのでした。

コマツsoulcutter氏によるジャケット画

それと同時期に、私、GOさん、坂出さん、ドラムにフリクションのチコヒゲさんというメンバーで、大久保のスタジオMでセッション一発録音をしたのが3rd『PLUG』。先輩方の御力をお借りしてパンクでツンっとしてザラッとした肌触りの作品を残すことが出来ました。

これは一枚一枚消しゴムはんこを
手押ししたジャケット


すごくすごくお世話になって、たくさんの経験を共にした過去があり、
その後も4th『SLEEPY SEEDS』の制作発売、近作『Habibi』のマスタリング等折に触れて私の音楽を聴き続けて来てくださった坂出さん。

そんな坂出さんを、この3年ほど続けている、青木マリg・小林洋bassの青木マリduo+ゲストの「A Gift From Somebody」という企画についにお呼びしたのです!ふとした折に坂出さんのほうからこの企画のライブチラシに目を止めて下さって「マリちゃん、イエローヴィジョンに出てるんだね」と連絡くださったのがきっかけで、企画出演のお願いを思い切ってしてみたのです。ベース、ベースのTrioになっちゃうなあ、、と遠慮もあったのですが、ヒカシューや黒やぎ白やぎ他、多岐に渡る演奏の凄腕ミュージシャンですもの、すんなり引き受けてくださいました。



ホルタン自体は諸事情で現在はあんまり活発には動いてないんですが、このライブの話がきっかけでまたコマメに坂出さんと連絡をとりあうようになった矢先、しかもライブチラシが出来た日に、やはりホルタンを通して知り合った加奈崎芳太郎さんからGOさんが亡くなったという連絡がありました。
大きく動揺して、お通夜で坂出さんとともにGOさんにお別れして。


自分にとってはやたらに重たい意味のあるライブになってしまったのでした。


その後、私事ですが母の検査入院、ダンナの転職、に伴う昼夜逆転、などなどが一気に重なって転手古舞いながら、セットリストを考えては見るものの、何しろ変則Trioなので簡単に思いつかない。
日付も迫ってきて、ふと、GOさんがまた聴きたいって言ってた曲を入れよう、って思いついて『カウント・ゼロ』から「熱帯魚も眠っている朝に」をやろうと。
この曲はこばちゃんとはレパートリーに入ってなかったので逆に面白いかも。
『PLUG』収録「ジャスミン」(でも一緒には演奏してない)とかもいいなあ、、。
最近出来たばっかりの新曲もあえてやりたい。ワンコード一発系は外せないよね、、。
なんとなく曲が見えてきて、坂出さんと相談しつつ当日を迎えました。


本番前の坂出さん
写真は桑畑恒一郎
(一部を除き以下同)

坂出さんもお時間無い中いろいろアイディアを考えてきて下さってベースの他にipadも使ってリハでさっと合わせながらその場でイメージを決めていってバタバタと本番へ突入。ギリギリ粘るのが坂出さんらしいところ。

本番前のこばちゃん
気合入ってますね。

そしてその本番の演奏、歌っててほんとに楽しかった!歌のリズムや呼吸にガッツリ絡んでくる感じ。素晴らしいミュージシャンであるのはもちろん、何作品も一緒に作って下さった、歴史の賜物なのかもしれない。そしてやっぱり、その本番力、というのかな、本気の音、音選びの集中力や前に進んでいく意思の音、というのか、簡単に行けないところにポンっと連れて行ってもらえたような感覚で歌を引き出してもらえたなあ、と。



こばちゃんのベース同士のやり取りも自在、遊び心も一杯で、このイベントで言うところの素敵な「GIFT」を頂戴いたしました。
終わっちゃったのが悲しくなるくらいの。

坂出さんはほんとに楽しそうにベースを弾く


こんなにいいライブだったんですけれど、残念なことにお客様が少なかったの。これはほんとに残念。悔しいです。坂出さん、ほんとにごめんなさい。歌を精進したり、曲を作ったりはすごく頑張れるけど、お客様に来ていただいてなんぼ、そこが一番むずかしい~。不徳の致すところで大いに凹んでます。
でも、少ないながらもいらしていただいたお客様はすごい盛り上がりで、濃密な良い時間を持てたことに感謝しかありません。
坂出さんからの「歌にグイグイ引っ張られていい経験しました」とのお言葉、嬉しいかぎりです。幸せなことです。あああ、沢山の人に聴いてもらいたかったなあ。


以下4枚お客様のそーれーさん撮影
構えと指の形がTheベースマンの風格







しかしそしてもう一つ残念スギだったことがあって、それは超うっかりして「ジャスミン」をやり忘れてしまったこと!曲順考える時、最後に書き出すときに入れ忘れ~~。あーっありえないーーー!!リハではとってもいいムードで、あれが本番だったと言ってもいいくらいの出来だったというのに!
ほんとバカだ~私。残念だ~~。

そんなこんなでいろいろポカもありつつ、坂出さんの音楽を改めて大いに満喫したライブでありました。普段からすごいと思っていても、一緒に演奏するとつくづく改めて凄さがわかるものですね。学ぶところも多かった。この企画では今までたくさんの方と共演させていただいて、たくさんの宝物を頂いてきたなあと思っています。

この日は、ずっとわたしの写真を撮ってくださっているフォトグラファー桑畑恒一郎さんが、ライブを聴くついでに生前のGOさんの写真を持参してくださいました。桑畑さんもGOさんの紹介だったんだよね。ライブの写真やオフショットを何枚かいただきましたが、桑畑さんならではの、被写体の内面をすくい取るようなポートレイトがあんまりにも良すぎて、GOさんがそこにいるみたいで、その写真は持って帰れなかった。


うちに帰ってしみじみ眺めてみる。
チコヒゲさん、加奈崎芳太郎さん、坂出さんの姿も。
良すぎるポートレイト写真は
気持ちが落ち着いたら分けてもらおうと思ってる。

もう、会えないんだなんて、ピンとこない、信じたくない。まだ、そんな感じです。
自分が年取ったせいもあるだろうけど、ここ最近、まだそんな歳でもない友人が急に亡くなることが多い。結構きつい。


だけど、人はいつか誰だってこの世を去るのよね。頭ではわかってる、知ってるけど、でもわかりきれないけれど、だんだん、日々刻々そのときに向かってるだけの存在でもあるのよね。あなたも、わたしも。愛しいばかりだし、切ないばかりなんだよね。


ライブ後の和やかなオフショット


音楽も、そう。良い音も悪い音も、みんな耳の中に入った瞬間消えていくの。
心の中に何かが残るけど、誰の目にも見えないし、もう一度、は無いの。
GOさんが言ってた。「レコーディングなんて記念写真みたいなもんだから」
そのころはあんまりピンと来なかったけど、今ならわかる。
1stCD「違う!」や「カウントゼロ」の頃のわたしは今はもうどこにもいない。
日々リニューアルされて上書きされて、かろうじて記憶を引き継いで「わたし」がわたしでいられるだけ。
バンドは刹那の奇跡だし、
今はもうやらなくなった曲もたくさんある。
わたしが歌わなければわたしの作った歌はこの世から消えてなくなる。
ただそれだけ。
わたしの歌はわたしの今。


わたしよ、生きてるうちに思いっきり歌え。





そんなふうに思った夜でもありました。
坂出さん、イエローヴィジョンの小林さん、相棒のこばちゃん、そしてご来場くださったお客様、みなみなさま、それからGOさん、最高の時間をともにして下さってありがとうございました!




次回の「A Gift From Somebody」はVol.19
7/20金、阿佐ヶ谷イエローヴィジョンにて。
ゲストには過去にそれぞれ別にご出演頂いたロケット・マツ(key)さん、伴慶充(ds)さんのお二人とバンドセットです!この日もすごく楽しみです。
ぜひぜひお聴き逃しなく!





20180518 [A Gift From Somebody vol.18 青木マリduo+guest:坂出雅海]
~セットリスト~

<1st>
ハレルヤ

ヤイサマ
見えているのに
ビューティフルボーイ
青の空(仮題)
できるから

<2nd>
Woman
二重基準
熱帯魚も眠っている朝に
dance
エスペランサ
ワンビー

<アンコール>
うた