「A Gift From Somebody vol.10」ゲスト: 航(KOH)pf. 終了しました。
ご来場の皆様に心より感謝申し上げます。
毎回毎回、ゲストの方の力量、音楽観、世界観に大いにインスパイアされて、いつものナンバーが思いもかけない表情を見せることを驚きと喜びを持って演奏させていただいております。
今回の航さんもまた、独特の音楽のカラーを持った方で、今までのゲストの方の誰とも似ていない、繊細な美しさ、不可思議さ、楽しくてもどこかで冷静でいるようなクールさを持った演奏になったように思います。
航さんは、リズムにしても、コード感にしても、まるで私とは異なる感覚で音楽を捉えているように感じます。
とっても乱暴に説明してしまえば、私の音楽は土着の民族音楽に近い感じ。自分民族。対して航さんは、アメリカを通らない西洋音楽の理性とパッション。イメージを具体的に音に変換してゆくように感じる。
だけど、私が私であるように、航さんは航さんで、自分の中にある音楽をどこまでも追求していっているのがわかる。そしてそこにオリジナリティが生まれてくることには変わりがない。
ヴォーカリストとしても非凡な才能の航さんが、所々コーラスをつけてくれて、それがまた素晴らしく新鮮でした。一気に曲の完成度が上がる感じ。
いつもより丁寧さの度合いの高い演奏が出来たように思います。
そもそも、私の曲にコーラスって今までほとんど無かったし!
「大いに次回録音作品の参考になった」とは、ベースのこばちゃんの弁。
今回は航さんのご希望で、この企画にしては初めて事前リハーサルをしてのLIVEで、いつもの出たトコ勝負的な演奏ではなく、「アレンジメント」の曲に占める重要性について大いに学べたLIVEでありました。
しかし!
今回は私の不徳のいたすところ、お客様の人数が少なく、その上私のライブそのものが初めて、という方ばかりでした。
もちろん!初めてのお客様にも十分にお楽しみいただけるライブを毎回お届けしているという自負はありますが、私のライブを何度も観た、聴いた、という方ほど、この企画の面白さをご堪能いただけるのではと思うのです。
いや~、もったいなかった。実にもったいなかったです。
この意外性の面白さを私とこばちゃんとイエローヴィジョン小林さんしかわからないだなんて!
今後のライブ運営もよく考えないとな~などと当たり前のことを改めて反省しかりです。
音楽に向き合ってくらしているので、音楽的にはすごく充実してきいるんですが、マネージメントは別アタマのようです、、(^_^;)
実は随分以前からアピアなどのライブハウスを通じてお互いに知ってはいた航さんと私。先日の酒遊館以来、一気に距離が縮まって嬉しい限りです。
ご来場及びお世話になった皆様、本当にありがとうございました!
「A Gift From Somebody vol.11」は2017年1月20日、ゲストに大先輩で昔からお世話になっている石塚俊明さん(ds. ex.頭脳警察)をお迎えしてのお届けです。お楽しみに!
今回からセットリストを書き出しておくことにします。
1st
ハレルヤ
ピリキパラ
壁
ヤイサマ
Dance
ビューティフル・ボーイ
Woman
2st
わたしがうまれた音
ナディアの恋人
メロディ
見えているのに
できるから
うた
エスペランサ
ワンビー
青木マリduo+、11月後半はライブがたくさんあります!
だからお客が薄まっちゃうんだよ~とわかっていてもこういうときもあるのです。
11/23 国立地球屋
11/25 高円寺Mission's
11/26 高円寺稲生座
皆様のご来場よろしくよろしくお願い申し上げます~。
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